あなたは 「話す」 と 「伝える」 の違いは何かご存知ですか?
研修をしていますと、最初の自己紹介の際に、
必ずと言っていいほど
「話すのが苦手なのですが・・・」と仰る方がいらっしゃいます。
ところが、ご本人は苦手と仰って居ても
聞いてるこちらからすると、どこが苦手なんだろう?
とても上手にお話されているのに・・・と思うことが多々あります。
ここに 「話す」 と 「伝える」 の違いが
大きなキーポイントになるのではないかと思います。
「話す」の目的は何でしょうか?
そう!「話す」ことです。
なので、アナウンサーやパーソナリティの方のように
流暢にスラスラ話すことが目的になってしまう可能性があります。
そこには、上手に話せたかどうか?という視点が重視され、
聞いている人に伝わったかどうかは二の次になってしまいます。
一方「伝える」の目的は何でしょうか?
「伝える」の目的は、話すことではなく、
相手に伝えることが目的ですので、
聞いてる人に伝われば目的達成です!!\(^o^)/
冒頭でお話した “話すのが苦手な人” は、
アナウンサーのように流暢にスラスラ話すのは
確かに苦手かも知れません。
でも、その方の話し方にはお人柄が出ていて、
その方がどういう方かとか、何を伝えたいと思っているか?ということが、
よ~く伝わったりします。
極端な話、コミュニケーションの場面では、
上手に話せなくても、相手に伝わればOK!ということです。
もちろん、順を追ってきちんと相手にわかりやすい話し方、
超えのトーンなど留意すべきことが多々ありますが、
「上手に話すこと」 と 「相手に伝わること」 は、
決してイコールではないということです。
そして、上手に話すことが苦手な方であっても、
それはトレーニングで充分改善することが可能です。
そのときに大切なのは、誰に何をどのように伝えたいか?
ということですね♪\(^o^)/