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「抜け目なく」と「抜かりなく」

2014年11月26日 21時01分23秒 | 極和ファシリテーション

「抜け目なく」 と 「抜かりなく」

何となくどちらも同じような意味合いでお使いの方もいらっしゃるかも知れませんが、

実はちょっと意味合いが違いますのでご説明させて頂きたいと思います♪


実は、研修の事務局を担当されている方から

「大塚先生 次回の研修の準備も“抜け目なく”やらせて頂きます」

というメールを頂きました。

もちろん!!この方は「抜かりなく!!」という意味で仰っています♪

ですが、もしかして最近の若い方は

あまりこの違いをご存知ないのかしら?と思ったので、

あえてブログに書かせて頂くことにしました♪\(^o^)/


「抜け目ない」は、自分の利益を得られそうなチャンスがあったら

決して逃さないぞ!!という “狡さ” をも表現しています。

ということは、「抜け目なく」と表現した自分のことを

狡い人間ですよ♪と言ってるようなことになってしまいます。


なので、研修の準備の不手際や不足、油断なく・・という意味の場合は

「抜かりなく」を使うのがベストですね♪\(^o^)/


また、「抜かりなく」という言葉を表現するときに

「おつりのないように」という表現を使うこともあります。

これも不足の無いような、という意味で使うことがあります。


同じような言葉であっても、

意味合いがちょっと違うとご自分が誤解をされて損をすることもありますので、

言葉を選ぶ場合は充分気を付けたいですね♪(*^-^*)