姉がまだ元気で、花の栽培に精を出していた頃、時々持って来てくれた「トルコ桔梗」
、以来、好きな花の一つになりました。
その姉の1周忌の法要が、奇しくも東日本大震災から1年目の3月11日にあたり、被
災された方々の分も共にお参りをして来ました。
突然の身近な人や財産、生活等の全てを失うことの、苦痛、悲しみ、絶望感は想像を
絶するものがあり、掛ける言葉も知りません。
ただ、御住職の法話に、親鸞聖人の教えである「前に生まれん者は後を導き、後に生
まれん者は前を訪え、、、」と説かれました。
今は浄土に生まれ輝く光の中に居られる先人を、時々、訪ね(弔い)、その時々の教え
導きを、悟り懸命に生き抜くことこそ、後びとにとって大切なことだと気付かされる一日と
なりました。
トルコキキョウの花言葉には、「希望」「清々しい美しさ」等と書かれていました。
~今日も良い一日を~