タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

百歳の、母に引かれて、須佐参り。

2012-03-13 | 風景

出雲国風土記「八岐大蛇退治」伝説で有名な、須佐之男命を祀る須佐神社(佐田町)

お参りに行って来ました。

須佐之男命は諸国開拓の後、この地に来て「須佐」と名付け、最愛の稲田姫と共に

住んだと伝えられています。

ここで生まれ育った私は、子供の頃、須佐神社の春(4月)の例大祭に、親から貰っ

たお小遣いの10円玉をポケットに大切にしまい、友達と一緒にお参り?に行くのが

大き楽しみの一つでした。

参道の両脇に並ぶ屋台は、人だかりで一杯で金魚すくいや、手品、オモチャ等々、

思えば怪しげで子供心を夢一杯にさせる、品々を見て回ったり思案の末に買っ

りするのが、年に一度の大きな楽しみの一つでもありました。

(買って来た物は、「バナナのたたき売り」よろしく、後で必ず失望させられる代物ばかりでしたが、、、)

この神社の横手には、夏期でも気温6~7℃前後の冷気を吹き出す「八雲風穴」や、

海から約10km、なのに塩分を含んだ泉の湧き出る池「塩井・しおのい」が存在す

るなどの「須佐の七不思議」伝説もあって、何やら神がかり的なパワースポットとして

今、注目を集めている様です。

ともあれ、神話や伝説に彩られた、思い出深い故郷があることは、ほんとうにありが

たいことです。

この「須佐神社」には、3年程前、101歳になる母に手を引かれて?お参りした事が今

では微ましくも、懐かしい思い出となりました。

           

              ~今日も良い一日を~