神社境内の「しだれ紅梅」、毎年この時季になると、枝から
こぼれる程の花が咲き、とても綺麗です。
昔は、「しだれ桜」は神社仏閣などに見に行ったものですが
あの頃、「しだれ梅」はあまり見たことが無かったのではな
いでしょうか?
不思議と「〇〇に見に行った」と云う記憶がありません。
姿かたちは、一見、しだれ桜と同じようですが、散り際は悪
くゆっくりと散り、辺り一面に芳香を放ち、花の顔立ちはくっ
きりと飛び切りの美人、しかし身体は黒っぽくごついなど、似
て異なるもの。 (それが「梅と桜」)
しかし、どちらも春を代表する花の座は譲らないから、桜が
咲き揃うまで梅を愛でるか?
と云うより、後から早足で追い上げて来そうな気配!
人も花も、「花の咲く春」は、瞬く間に通り過ぎて行ってしまう
から心して生き抜かなくては、と還暦をとっくに過ぎて、初め
て目覚める私でもあります。
若者よ、明日に向かって今を大切に羽ばたけ!
~今日も良い一日を~