タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

微笑まし、鴨の親子が、川渡る。

2012-03-14 | 風景

安来市内の沼川で釣りをしていると、対岸から一羽の鴨が川を斜めにこちら岸

に向かって、周囲を警戒しながら泳いできました。

段々近づいて来るに従って、鴨は背中をこんもり膨らませ、何やら乗せている

様子、いよいよ近づいて来ると、それが、まだよちよち歩きほどの雛鳥であるこ

とが分かり、初めて見る光景にビックリしました。

そうか、暖かくなってくると、湿地では蛇やイタチなどが、川遊びをしている鳥の

雛を狙うため、親鳥はそれを良く知っていて、雛鳥を背に乗せてしっかりと守り

がら川を渡って来たのだ。

親子の情愛あふれる、ちょっと記憶に残るシーンであったため、写真に撮って

帰り、後日、スケッチしたものだと思われます。

ケッチブックには、1998年4月の日付が入っていました。

今日も、宍道湖に飛来して来ている鴨を見るにつけ、あの時の微笑ましい

の親子のことを思い出しました。

 ~スケッチを見て思うこと~

獣や鳥さえも、我が身を危険に晒して必死で子供を守るのに、理性やある

はずの人間、「虐待死」などという悪魔の様な所業を繰り返すのか。

そんなニュースに接する度に、抗らう術さえ知らない子供達が不憫でならない。

この国は、一体どうなってしまったのだろうか?

「人の人たる教育」を、一からやり直す必要があるのでは ないでしょうか。

~今日も良い一日を~