サラ・ブライトマン:アヴェマリア
新春・ツクシガモの初飛翔
元旦は長男一家が家内安全・健康祈願にと、初詣の迎えに来てくれました。 自宅から約10分程の所にある「佐太神社」
この神社は「出雲國風土記」に佐太御子社と記され、延喜式には出雲二ノ宮、また、出雲國三大社の一つとして「佐陀大社」と称された御社。 11月に執り行われる神在祭には八百万の神々が集まり、様々な神事が執り行われることから「神在の社」とも呼ばれています。 勇壮な大社造りの御本殿三殿、扇面絵画が描かれた物としては国内最古クラスである彩絵桧扇、出雲国内をはじめ全国各地の里神楽に影響を与えたとされる佐陀神能など国指定の文化財も数多くあります。 本殿三社に十二柱の神々を祀るが、主祭神である佐太大神は世に云う猿田毘子古大神であり導きの神として人々からの信仰を集めています。
先ず出迎えてくれたのが、神社の守護・魔除けの狛犬、向かって右側の獅子像が「阿形(あぎょう)」で口を開いており、左側の狛犬像が「吽形(うんぎょう)」で口を閉じ、これを称して阿吽の呼吸とも言われている。 そう言えば、以前観た高倉健・富司純子主演の映画「あ・うん」がありました。
阿形(あぎょう)
吽形(うんぎょう)
そしてお参りのもう一つの目的は、ぜんざいを食べる事。
佐太神社と「神在餅(ぜんざいもち)」~実は、神在祭の時に神前にお供えされる小豆とお餅を、神様達がお発ちになられる神送りの日に、小豆雑煮としてお供えし、そのお下がりを頂く風習があります。 これを「神在餅(じんざいもち)」といい、出雲訛りの発音から「ぜんざい」と聞きとられて京都に伝わり、全国に伝わって行ったそうです。
初詣から帰ると、昼間からテレビ三昧もどうかと思い、描きかけの日本画小品(愛犬)への、本年初の筆入れをしました。