とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

パブコメ!男女共同参画社会をめざす計画

2017年02月01日 | もっと生きやすい社会は可能だ!
「しまもとスマイルプラン~第2期島本町男女共同参画社会をめざす計画~改定版(素案)」に、次のような内容の意見を寄せました。睡魔と闘いながら、締切直前にならないと取り組めない現実と向きあいました。


■男女共同参画の推進が世界や国の動きに密接に関係していることが書かれていますが、さらに、男女共同参画の推進が、国際的協調のもとに行われる必要があることも明記していただきたい、と述べました。

具体的には「計画の推進にあたっては、男女共同参画に関する国際社会の動きも把握しながら、取組みを進めてまいります。」などです。

■『男女共同参画白書』(最新版)より、ジェンダー不平等指数・ジェンダーギャップ指数を紹介、記載してください。日本の国際的な位置づけが理解でき、取り組みの重要性がわかると思います。

国際規範の尊重と国際社会の「平等・平和」への貢献、女性の参政権の歴史などついても記述しておく必要があります。


■女性交流室に、啓発拠点としての機能が発揮できるよう専任の専門職員の配置が必要です。週に2回でもよいので配置し、予算をつけて学習会、交流会の企画を継続して行っていく必要があります。

女性の貧困、子どもの貧困、非正規雇用の問題、シングルマザー、重い課題が山積しています。男女問わず、長時間労働で心身のバランスを壊す若者が後を絶たない。

引きこもりの息子に悩む女性、母との間に深刻な問題を抱えていながら気づかずに苦しんでいる女性少なくない。これらは可視化されていないだけで、適切な取り組みがあれば、必ず解決の糸口に辿りつけると考えます。


■安倍内閣のもと、第4次男女共同参画基本計画は、輝く女性、経済成長という目的を色濃くしているといえます。経済活力という視座から推進しすぎると、貢献できない者はあたかも価値がないような風潮を生んでしまうと危惧します。

目的がひとりひとりの生きやすさをめざす男女共同参画から、経済の活力にすり替えられていないか、注意深くみていかなければならないと感じています。島本町の計画が、国や府の計画に倣って、輝く女性、経済成長という目的を色濃くいていかないよう求めました。

■第2期島本町男女共同参画社会をめざす計画は説明会を開催することなく策定されました。パブリックコメントに先がけて計画素案の説明会を行うことは、計画趣旨への理解を促し、啓発の絶好の機会です。

小さな規模でタウンミーティング的に行うことで、この問題に関心のある人の輪ができたり、行政が身近に感じられたりすると思います。今後の課題にして欲しいと意見し、女性交流室の活用についての再検討を求めました。(つづく)


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