とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

山崎4丁目にセブンイレブン開業

2017年02月25日 | とだ*やすこの一般質問
2月定例会で行う、とだ*やすこのもうひとつの一般質問です。通学路・生活道路など歩行者空間の交通安全対策について問います。

Ⅱ)東大寺・山崎地区にコンビニエンスストア開業
~歩行者空間のバリアフリー対策を!~

開発により見通しはよくなり、段差もほぼなくなり、周辺が明るくなりました。が、通学路としては、さまざまに課題があり、学校、PTAが事業者と協議を重ねられたと聞き及びます。

別途、わたしの方では、開発行為の事前協議の内容を調査し、駐車場の配置図について一部問題を指摘、セブンイレブン側(大和ハウス等)と協議を重ねてきました。

既に重機が入っていた段階でしたが理解していただき、1月、安全対策を社内で検討するとお約束いただきました。結果、一部、駐車スペースを軽自動車専用として車止めの位置を変更、歩行空間との距離をとり、誤発進対策としてポールを打っていただけることになりました。

昨年12月に近隣の方からお声をいただき、公開請求(開発行為の事前協議)、茨木土木事務所と町都市整備課との立会い、都市計画課へのヒアリング、周辺住民の声を拾うなど努力しましたが、開発に関わる指導には法的な拘束力が必要であることを痛感しました。

また、用地買収やセットバックが実現していれば、交通難所である当該地の積年の課題は、かなり改善されたはずと悔やまれました。

1)本件につき、町は歩行空間拡幅のための用地買収の打診、交渉をされましたか?されなかったとすれば、なぜ、されなかったのか?

歩行空間の状況、蒸溜所に向かう大型車の通行、JRの高架下など交通難所であることをよく把握していれば、開発が改善のまたとない機会となるとわかるはずでした。

2)高槻市では、土地使用貸借契約書を交わし、敷地の一部を道路として使用、市が道路法及び特定公共物管理条例など関係法令に基づいて維持管理を行うことを可能にしておられます。

地代は無償、土地の所有は動かさず、固定資産税は非課税というしくみです。こういった制度を整えておけば、敷地の一部を町が管理して整備する交渉が可能になるのではありませんか?

3)町道側に残った課題について問います。通路橋と思われるかつての民家の入り口部分がそのままになっていることから、奇妙な凸凹ができてしまった。

原因者と思われる地権者側(注:過去の経緯がわからないので、本件では原因者は不明とのこと)、実際に開発行為を行うセブンイレブン側にお願いして工事期間中に通路橋を撤去していただくことはできなかったのでしょうか。できてしまった不自然な凹凸をどうするのか、説明を求めます。

今回の件では、開発業者の良心的な協力が得られました。しかし、都市を整備していくうえで開発を積年の課題解決の好機とするためには、「開発事業の手続きに関する条例」の制定が必要と考えています。既存住民との紛争を避けるためにも必要です。再質問で町に見解を問います。


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開発により街並みが変化しても
天王山の姿は変わらない

2月21日雪の朝
上牧の駅前に立った帰り道
思わずシャッターを押した