とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

明日から9月議会

2011年09月05日 | とだ*やすこの町政報告
台風12号が近畿地方を襲い、大きな被害をもたらしました。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

明日からはいよいよ9月議会がはじまります。一般質問、戸田は今回7番目。7日(水)午前中と推測していましたが、初日6日の夕刻になる可能性があります(むしろ6日の可能性が大)。毎回、取り組みたい多くのテーマから選び、論点を整理して質問を構築しますが、その作業のなかで、また課題が膨らみ、質問時間内にまとめる作業に膨大な時間を費やします。どうぞ傍聴をお願いします。

戸田の一般質問の概要です

Ⅰ)若山台バスターミナルに音響信号機を!
視力を失われて歩行訓練をされている方の自立を妨げないために、若山台1丁目5番先、交差点に音響信号機の設置が必要。去る5月16日、当事者のご家族、各関係機関が現地立会い会において、さまざまな課題を拾い、情報を共有した。現地立会い会から約3か月が経過、その後の進捗状況と実現に向けての課題を問います。


Ⅱ)よいよい「福祉ふれあいバス」実現に向けての提言
町は「福祉ふれあいバス対象者拡大等検討プロジェクトチーム会議」を発足、対象者拡大等を検討しています。検討においては、総合的な交通施策の視点が必須であり、専門家の技術的な支援の有無、その技術的支援の質と住民参画が、巡回バス成功、失敗の分かれ目になる。住民や外部機関(事業者など)を入れての検討が、地域の課題を拾える、住民に愛される地域循環バス運行の秘訣。専門家による助言、住民参画、この2点を提言します


Ⅲ)JR島本駅西側周辺の将来像を問う
1)学校法人・西大和学園の大学立地構想に関連して 
学校法人は、教育学部、看護学部、健康医療学部の設置を計画、将来的には大学を拠点に教育・医療関係の付属施設の併設も構想、豊かな医療・福祉環境づくりに貢献したい、また難関進学校として実績も勢いもある中・高等学校の教育ノウハウを本町で活かしたい、さらに保育園・幼稚園などの幅広い教育福祉施設の設置もお考えであるとのこと。

町内にそのような土地がどれほどあるのか。町としてどういった候補地を考えているのか。町は正しく正確な情報を把握し、将来構想が実現する可能性を検証、議会や住民に情報を提供する必要性を訴えます。

2)JR島本駅西側に交通広場がないのはなぜ?
駅西地区は、JR新駅・駅前という公的な空間であるにもかかわらず、新駅設置構想のなかで、公共団体施行による土地区画整理は行われませんでした。なぜか。また、現在、駅西側には交通広場的空間がありません。新駅ができて利便性が高まる桜井台、若山台、尺代方面からの車、自転車による交通アクセスの利便性がまったく向上していない。狭いといわれる踏切の危険性が改善したとも思えない。誰のための駅か。誰のための大学立地か。町の姿勢を問います。

また、桜井の踏切、青葉地区に繋がるマンボ、西国街道、高槻方面へJR高架をくぐるアクセスの問題点について、解決に向けて現在どのような考えをもっているか。大学立地構想と関連しての答弁を求めます。


以上ですが、いうまでもなく、JR西側の土地利用に関しては、町が地権者のご意向を丁寧に調査、把握し、尊重するのは当然のことであり、それを妨げるものではありません。地権者の方が開発による土地利用により豊かになられることを妨げようとするものでもありません。豊かになることは、本来、素晴らしいことです。ただ、議員として、町の将来像、町の財政負担、関係機関(府立高校や町立幼稚園など)への影響など、広い視野で考える必要があります。

周辺住民の方の住環境も心配です。手続きの民主制、公平公正さも質していかなければなりません。決して反対のための反対をしているわけではありません。二元代表制の一翼を担う議員として、行政側といつも判断が同じである方がむしろ問題と考えます。大きなお金が動くので注目されますが、現在の「景観」を守って欲しいという願いを寄せてくださる方は多く、大学でも、病院でも、立地構想の的確な把握が基本です。判断はそれから。

なにより、選挙で農地の活用、景観保全を訴えて信託をいただいています。預かった議席をおろそかにすることはできません。個人の財産権と公共制(財産権は公共の福祉の範囲内で保障されます)の問題もあり、たいへん難しいテーマですが、しっかり取り組まなければならないテーマです。玄関駅の風景は町の財産であり、住民の財産でもあります。どうか自らの問題として、広く関心をお寄せください。
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