9月10日(土)高槻市桃園小学校にて、災害医療救護訓練が行われます。全国でもまれな医療従事者・災害関係者による合同訓練です。主催は、高槻市医師会。平成19年度から自主的に救護訓練を実施されており、今回が5回目です。高槻市・島本町・高槻市消防本部・島本町消防本部の共催。今年度は高槻市での開催になります。過去にケリヤホールでの訓練を拝見しましたが、素晴らしいものでした。ぜひご参加ください。
第5回災害医療救護訓練
<日時> 平成23年9月10日(土)午後0時~4時
<会場> 市立桃園小学校
<内容>
展示: 体育館及び周辺にて(午後0時~4時)
AED講習会、トリアージの説明、地震体験、炊き出し、
防災関係各種展示、救急車の見学など
訓練: グラウンドにて(午後2時30分~4時)
医療関係者、災害関係者による災害医療救護訓練
今回は「大阪府北部を震源としたM7.5、最大震度7の地震が発生した」という想定のもと、普段は地域の診療所やクリニックで勤務しておられる医師を中心とした医療関係者が、定められた避難所(救護所)に自主参集し、避難してきた病人やけが人に対してトリアージ(※)を行う現場対応訓練です。医師会を中心として大阪府三島救命救急センターに設置される「救護対策本部」と行政の「災害対策本部」との情報伝達訓練も行われます。
※トリアージとは:医療スタッフや医薬品等医療資源が制約される中で、一人でも多くの傷病者に対して最善の治療を行うため、傷病者の緊急度に応じて、搬送や治療の優先順位を決めること。症状に応じて、色分けされたタグを患者の躰につけるもので、迅速で厳しい判断が医師に求められます。
「救護対策本部」と行政の「災害対策本部」との情報伝達訓練を実施することで、医師を中心とした医療関係者の救護医療の研修とスキルアップを図る。検証を事後に行い、医師会を中心に作成される「高槻・島本災害医療対策マニュアル」へと反映されるそうです。医療関係者と防災関係機関が連携して訓練を実施することにより、相互協力の強化を図ることも可能になります。また、こういった訓練が平時の地域医療充実につながります。常任委員会開催の目前ですが、参加します。
展示会場では、炊き出しや地震体験などもでき、先着500人の方に非常持出袋が配布される予定とのことです。お気軽にお出かけください。
画像は、夏休み中に訪れた小学校の普通教室
昼下がり、事前に窓を開けていただいていたにもかかわらず室温38度
西日の当たる窓際はさらに暑く、カーテンを閉めれば風が止まってまたさらに暑い