22日夜のNHK-FM 「SESSION2007」市原ひかりWITH 秀景満を聴きました。
意外だったのは、その選曲。放送されたレパートリー6曲中5月にリリースされたニューアルバムからのッ曲は1曲だけ。もっと言えば、前作のアルバムからも1曲だけ。残りの4曲はレコーディングされていない、ライブでのレパートリーということになります。もちろん、WITH 秀景満だからこその選曲なんでしょうけど、それにしても普通はニューアルバムが出た直後ですからね…プロモーションも兼ねてライブの半分くらいは新作からやりそうなものです。
インタビューもちょっと気になりました。ニューヨークのレコーディングについて問われると、ちょっと取り繕ったような返答。なんとなく察するのは、前作、そして最新作とわざわざニューヨークでスタンダードジャズをメインにレコーディングしているわけですが、彼女が本当にやりたいこととは違う方向なのではないか、ということ。もちろんニューヨークレコーディングって箔が付きますし、なんと言っても本人の勉強にもなるし、自身にプレッシャーをかけることにより成長していく糧にもなりますから、これほど恵まれたことはないんでしょうけど。
だけど彼女自身のオリジナル曲ってやっぱりジャズというよりフュージョンだし、秀景満もピアノトリオという編成ながらもスタンダードジャズをやるというスタンスにはありません。そこが市原ひかりと秀景満の接点であり、目指す方向性なんだろうな。まさに彼女の曲「みつけた(I’VE GOT IT)」みたいな感じ。アコースティックな味のあるフュージョンといったところでしょうか。
スタンダードジャズのプレイで培ったものを足がかりにして、次の展開に活かす時期がもうすぐ来るのかな。その時はさすがにパーマネントにWITH秀景満というわけにはいかなくなってオリジナルなバンドを編成して新たな道に進むことになるんでしょうけど。だけど、たとえゲストという形でもいいですから1枚くらいWITH 秀景満でアルバムを作って欲しかったりもします。
とにかく、今後の展開をあたたかく見守っていきたいと思うオヤジごころなんだな。
でも、なんだかんだいってもやっぱり1枚目の「一番の幸せ」が最高なんです。
意外だったのは、その選曲。放送されたレパートリー6曲中5月にリリースされたニューアルバムからのッ曲は1曲だけ。もっと言えば、前作のアルバムからも1曲だけ。残りの4曲はレコーディングされていない、ライブでのレパートリーということになります。もちろん、WITH 秀景満だからこその選曲なんでしょうけど、それにしても普通はニューアルバムが出た直後ですからね…プロモーションも兼ねてライブの半分くらいは新作からやりそうなものです。
インタビューもちょっと気になりました。ニューヨークのレコーディングについて問われると、ちょっと取り繕ったような返答。なんとなく察するのは、前作、そして最新作とわざわざニューヨークでスタンダードジャズをメインにレコーディングしているわけですが、彼女が本当にやりたいこととは違う方向なのではないか、ということ。もちろんニューヨークレコーディングって箔が付きますし、なんと言っても本人の勉強にもなるし、自身にプレッシャーをかけることにより成長していく糧にもなりますから、これほど恵まれたことはないんでしょうけど。
だけど彼女自身のオリジナル曲ってやっぱりジャズというよりフュージョンだし、秀景満もピアノトリオという編成ながらもスタンダードジャズをやるというスタンスにはありません。そこが市原ひかりと秀景満の接点であり、目指す方向性なんだろうな。まさに彼女の曲「みつけた(I’VE GOT IT)」みたいな感じ。アコースティックな味のあるフュージョンといったところでしょうか。
スタンダードジャズのプレイで培ったものを足がかりにして、次の展開に活かす時期がもうすぐ来るのかな。その時はさすがにパーマネントにWITH秀景満というわけにはいかなくなってオリジナルなバンドを編成して新たな道に進むことになるんでしょうけど。だけど、たとえゲストという形でもいいですから1枚くらいWITH 秀景満でアルバムを作って欲しかったりもします。
とにかく、今後の展開をあたたかく見守っていきたいと思うオヤジごころなんだな。
でも、なんだかんだいってもやっぱり1枚目の「一番の幸せ」が最高なんです。