TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

マリンブルー南房総号

2013-07-28 23:09:54 | Weblog
さて、昨日までの家族旅行の話で乗り鉄編。
昨日の房総からの帰りに乗ったのは…この夏4日間だけの運転だった臨時快速「マリンブルー南房総号」という列車。
この列車、E653系という車輌でして、この3月までは特急「フレッシュひたち」専用だったのですが、ひたち運用から引退し、今は次の運用にそなえて休養中?という状態の車輌なのです。全区間直流電化区間を走るため、そもそも交直流車輌であるE653系がその運用に充当されるのは鉄趣味的にはレアな出来事だったこともあって、実は乗っている人達は本来の目的重要である房総地区の海水浴客というよりは、鉄趣味関係者が半分近くだったのではないかな…。ま、小生も鉄ではありますが、今回は全くそんな趣味抜きに鴨川から大宮まで乗り換えなしで行けて、しかも指定席ありで料金不要の快速というこれ以上なく今回の旅行に丁度よい列車だったんで利用したというのが正直なところだけに、一般的な利用客にとって停車する度に文字通り車内を走りまわる鉄連中は鬱陶しく、落ち着いて寝てもいられんという状態には、鉄に対して世間はどう見ているかというのを感じさせられ、なんだか肩身が狭く感じた次第なのでした。

ちなみにマリンブルーというと以前は「マリンブルーくじらなみ」という列車がありました。これは小生がホントに小さな子供の頃に何回か、そして大人になって子供が出来てからも一緒に利用したことのある、海無し県である群馬からの新潟は鯨波海水浴場に向かう客向けに運転されていた臨時列車「くじらなみ号」を前身とする、結構歴史のある列車だったのです。それが気が付くと残念なことに一昨年あたりから列車の設定が無くなってしまったんですね。その代わりなんでしょうか、今年から群馬と南房総の海水浴場を結ぶ列車としてこの列車が設定されたようです。群馬県人の海水浴に向かう先が新潟ではなくて、房総に向いている、ということもあったりするんですかね。

本来このテの列車には183系とか189系あたりが充当されるのが普通で、新潟地区に転用が決まっているE653系がこの運用にあたるのは最初で最後になるんでしょうね。そんな環境が多数の鉄を呼び込んだのかもしれない。その183系189系もおそらく今年中には…という状況ですから、来年運転されるとするならば、恐らく185系になるんでしょうね

で、写真はその「マリンブルー南房総号」ですが、先端の列車名表示は「HITACHI EXPRESS」すなわち「フレッシュひたち」時代のまんま、というのがなんとも手抜きで笑えます。車内も「フレッシュひたち」号車内設備案内表示がそのまま残っていたりしてね。そもそもJR化後の車輌って用途が限定されることが多く、こういう列車の表示も簡単に変えられないという融通が効かない仕様なのが「趣味的」にはイマイチだったりします。ま、あくまでも趣味的に、であって、一般利用客にしてみれば別に気にも留めないことかもしれませんが。ま、一般客にしてみれば趣味的にそそられる古い車輌よりもまだ新しいJR型の車輌の方がいいに決まってるんですけどね。
コメント
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