TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

阪和線乗り鉄

2015-04-07 23:33:39 | 旅行記
今更ながらこないだ行ったお父さんの春休み2015の話。
カミさんの実家(山崎蒸溜所の近くなのです)に顔出しついでのプチ乗り鉄が今回のテーマ。
で、目的は・・・阪和線。

この阪和線という路線、特に和歌山手前の山間部は乗っていて超がつくくらいに楽しいのです。列車は山間部の急カーブを、結構なスピードから緩めることもなく、無理やりにカーブを制しながら列車は走り抜けていく。ちょっとしたジェットコースターのようなスリリングな走りを楽しめるのです。今までいろんな路線を乗ったけどここだけじゃないかな、こんな乗ってるだけで楽しい路線は、と思うくらい。
初めて乗ったのは忘れもしない、大学に合格して下宿探しに京都に出たときでした。下宿も決まってから帰るまでのちょっとした余り時間を使ってちょいと足を延ばして阪和線のディーゼル急行「きのくに」に乗りに行ったのです。いやもうそのスリリングな走りに興奮したのが今でも強烈な印象として残っているのがその原点なのです。
(その時に撮った写真がこれ、中途半端な写真ですけどね)



関西に居を移してからも仕事で和歌山に行ったときも、通勤型電車の103系が山間をそのまんま火を噴くんじゃないかというようなくらいの怒涛のモーター音を轟かせつつ、脱線するんじゃないかというような激しい揺れをなんとか制しながら走る荒々しさ、激しさには感動すらおぼえたものでしたね。
しかも、大阪近辺の路線は未だに国鉄型の車輌が比較的多用されている地域でもあり、そんな理由もあっての阪和線、という今回のチョイスだったのです。



まずは、京都から特急「くろしお」に。
381系。秋には北陸新幹線開通により余剰となった北陸特急の車輌により置き換えられることになっているようで、今回の乗り鉄目的の一つでもあったわけです。過去には381系も列車増発に増備が間に合わず、北陸線から485系が転用されて使われていた時期もありましたが、今回も再びの北陸線からの転用。歴史は繰り返します。
和歌山手前の山間部では相変わらずの走り。特に381系は振り子車輌ですからね、遠心力を伴った車輌の振れ方が半端なく、その滑るような走りとスリリングな体験は昔と変わらず・・・堪能しました。



海南まで「くろしお」に乗って、これまた乗り鉄お馴染みの日帰り温泉の立ち寄り。今回はデイケア施設併設の温泉だったので、それほどの規模感はなかったけど、場所柄なんでしょうか、かなり空いていて好き放題に温泉を堪能しました。
海南駅に戻り待合室で、「マッサン」最終回を横目で見ながら大阪方面の列車に。
ただ、あてが外れて223系だったのが残念だったな。113系か117系を期待してたんだけどね。



和歌山で乗り換えて鳳まで紀州路快速で移動の後、鳳からは103系の普通列車に。過去には腐るほど乗っていた103系ですが、今やもう希少価値といってもいい存在。あと何年持つのやら・・・これが最後になるのかな・・・なんて思いつつ乗っていてふと気が付くと、百舌鳥のあたりを電車は走っています。そういやこの辺って、古墳がいっぱいあるとこだよな~と思ってスマホでマップを開いてみると・・・え、仁徳天皇陵の真横を今走っているのか、しかも百舌鳥からとなりの駅まで走ってもまだ仁徳天皇陵の横から抜けないとは・・・すげぇなやっぱり日本一の古墳だけある。実は小生日本史好きなものでして、小学生の頃は地元の古墳巡りをしたものでした。そんな昔の記憶が呼び戻されて・・・次回はまた阪和線に乗ってこのあたりの古墳巡りをしよう!という新しい目標が出来たのでした。このあたりに温泉があったらなおイイネ!



今日の通勤音楽
THE SOUNDGRAPHY / CASIOPEA
NOW, THEN & FOREVER / EARTH, WIND & FIRE
コメント (4)
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