TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

カセットテープの時代

2015-08-23 22:16:59 | Weblog
昨日TDKからカセットテープがどうのこうのなんて書いていて、いろいろと思いだしてしまったカセットテープの時代について。

カセットテープの世話になった世代って、40代以降、若くても30代後半あたりまでなんだろうな。
その後はMDの時代になり、気がつけば録音メディアが必要ないダウンロードの時代になってしまいました。もっと言えば今やクラウド?ということで、音源を保有しなくてもいい時代に。

カセットテープって今思えばそりゃ不便なものでした。
頭出しはテープを巻き戻すなり早送りするなりしなければできないから時間もかかる。テープの質によって音質が変わる、もちろん再生するプレーヤーの質によってもかなり変わるしそれこそヘッドの汚れやテープ位置のズレなんかでも音がだいぶ変わってしまう。下手すりゃローラーがテープ巻き込んでエラいことにもなってしまう、まあ扱いづらいモノでした。
とはいえ、あれはあれで、テープを選ぶ楽しみもあったよね。いろんなメーカーからいろんな種類、値段のテープが発売され、それこそ財布と相談しながら少しでも音質良さそうなテープを選んで使っていたものです。高校の頃は図書館でLP借りてきて録音して、なんて話はここで何回もしてますが、そのLP、音楽の内容によって、どのテープを使おうか、と悩むのもそれはそれで一つのお楽しみ。確かにTDKのADはよく使用したものです。そういやTDKのダイキャスト製フレームのメタルテープ、あれは憧れの逸品だったな~。結局自分では使うことなく、カセットテープの時代は終わりましたけど。

当時はTDKをはじめとして、SONY、MAXELLあたりがメイン、二番手で富士フィルムやDENONあたりだったでしょうか。でも他にもホント多種多様なメーカーのテープが店によって取り扱われていて、かなりのバリエーションがあったものです。例え見るからにどこかのOEM製品であったとしても、あまり見かけないブランドのテープは多少高くても優先して買ってたな・・・。なんというか、そういう物欲?的な部分もカセットテープで満たしていたような気もしますね。

なんだか懐かしいあの頃。今の若い人達には全く縁のない手間と楽しみなんだろうけど、なんだかデジタルにはない浪漫というか味わいがそこにはあったのです。

懐かしのカセットテープCM
https://www.youtube.com/watch?v=IF6su5tRa40
コメント
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