TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

クラフトディスティラリー

2016-12-24 23:56:50 | ウイスキー
引き続き地ウィスキーの話。
前回老舗の地ウィスキーメーカーの復活、ということでしたがこの2016年はそれだけにとどまらず数々の新興蒸溜所が開設、蒸溜を開始した年でもありました。

まずは北からいきまして、
厚岸蒸溜所
http://akkeshi-distillery.com/index.html
なんとなくウィスキーの生産って、余市同様スコットランドの気候に近いところがいいのでは?というイメージがありますが、まさにこの厚岸もそんなイメージに近い場所。まだ行ったことがない厚岸という地を訪れることが楽しみになります。

額田蒸溜所
クラフトビールで有名な木内酒造がビール醸造所内に新たにウィスキー製造施設を導入。
http://www.kodawari.cc/?jp_home/news/2015/10/23/-.html

静岡蒸溜所
なんと、軽井沢蒸溜所のポットスチルを含む一部設備が転用されているそうです。
http://www.gaiaflow.co.jp/blog/?cat=5
軽井沢蒸溜所の復活は夢となりましたが、こうして場所を代えつつもその歴史が続いていくのは本当に嬉しいことです。

長濱蒸溜所
こちらもクラフトビールメーカーがウィスキー作りに参入。
http://www.romanbeer.com/nagahama-distillery/
日本最小の蒸溜所、ということですが、近畿圏からも近いですし、積極的に所内を公開する予定のようですので、こちらも機会があれば訪ねてみたい場所です。

岡山蒸溜所
http://www.msb.co.jp/
宮下酒造はこのウイスキーブーム到来以前、2012年から焼酎用の設備によりウィスキー製造に着手していたそうです。
そして昨年には新たなポットスチルを追加導入されて、本格的なウィスキー蒸溜所として稼働開始とのこと。来年には最初のウィスキーが商品化されるようですね。

このように老舗の復興に加えて新しい蒸溜所が次々と生まれている状況。数年後にはこれらの新しいウィスキーが出て来るのが楽しみですね。
それに比べ、とにかく今のブームに乗っかって安易に稼いだろうという姿勢にしか見えない「倉吉」にはホント見習ってもらいたいものだと思うのです。
コメント
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