14.THE PALE MOON FEATURING SATORU SHIONOYA WITH SALT BAND AND ASKA KANEKO
「THE WINGS OF TIME」沼澤尚も終盤、14曲目は塩谷哲をメインにフィーチャーしたこの曲、「THE PALE MOON」です。
SALTこと塩谷哲はご存知の通り、オルケスタ・デ・ラ・ルスでの活動を経て1993年からソロ活動を始めました。沼澤尚はそのソロデビュー当時から塩谷哲をサポートし続けて、5枚のアルバムにその名を連ねています。そしてSALT BANDとしての集大成であるライブ盤「LIVE!LIVE!LIVE!」(2002年リリース)を最後にその活動を停止して、現在に至る、といったところでしょうか。その後塩谷哲はジャズトリオに方向転換をして、更には小曽根真とのピアノデュエッドでリリース、現在はすっかりフュージョンというよりジャズの人になっちゃってます。その後もTAKAさんとはFOUR OF A KINDとして昨年の今頃にはアルバムをリリースしてますが、最近はどうなんでしょう、FOUR OF A KINDの復活はあるんでしょうか?
というわけでこの「THE PALE MOON」、SALT BANDとしての作品でありつつも、金子飛鳥とのコラボレイト作品でもあります。SALT氏はストリングアレンジメントも得意としているところであり、ASKA STRINGSとは切っても切れない関係にあるのも知られているところです。で、曲調は「PALE MOON」というだけあり、どことなくプログレっぽい雰囲気が漂っているんですが、そこに金子飛鳥の激しく、リアルな音色のバイオリンが加わるとそこはフランケンシュタインの城、オカルト映画の世界です。バイオリン=ストリングスというと、とかくキレイな音のイメージがありますが、リアルな音はもっと汚いというか、おどろおどろしいものがあります。やはりシンセのストリングスでは出せない深い音の世界があります。そんなバイオリンの激しさ、アグレッシブさを前面に押し出したのがこの曲のコンセプトであり、従来のSALT BANDでは実現できなかった世界に、このアルバムで改めて挑戦したということなんでしょうね。
ちなみにエンジニアは渡辺省二郎、THEATRE BROOKのエンジニアです。エマーソン北村も効果音的なシンセで参加してますんで、THEATRE BROOKの持つ独特な音世界に迷い込んでしまったSALT BANDと金子飛鳥ってな感じでしょうか。そんなところからもレアな音源と言えるかも知れません。
ASKA KANEKO(vln)SATORU SHIONOYA(p)YOSHIYUKI ASANO(g)HIDEKI MATSUBARA(b)
GEN OGIMI(perc)EMERSON KITAMURA(keys)TAKASHI NUMAZAWA(ds)
「THE WINGS OF TIME」沼澤尚も終盤、14曲目は塩谷哲をメインにフィーチャーしたこの曲、「THE PALE MOON」です。
SALTこと塩谷哲はご存知の通り、オルケスタ・デ・ラ・ルスでの活動を経て1993年からソロ活動を始めました。沼澤尚はそのソロデビュー当時から塩谷哲をサポートし続けて、5枚のアルバムにその名を連ねています。そしてSALT BANDとしての集大成であるライブ盤「LIVE!LIVE!LIVE!」(2002年リリース)を最後にその活動を停止して、現在に至る、といったところでしょうか。その後塩谷哲はジャズトリオに方向転換をして、更には小曽根真とのピアノデュエッドでリリース、現在はすっかりフュージョンというよりジャズの人になっちゃってます。その後もTAKAさんとはFOUR OF A KINDとして昨年の今頃にはアルバムをリリースしてますが、最近はどうなんでしょう、FOUR OF A KINDの復活はあるんでしょうか?
というわけでこの「THE PALE MOON」、SALT BANDとしての作品でありつつも、金子飛鳥とのコラボレイト作品でもあります。SALT氏はストリングアレンジメントも得意としているところであり、ASKA STRINGSとは切っても切れない関係にあるのも知られているところです。で、曲調は「PALE MOON」というだけあり、どことなくプログレっぽい雰囲気が漂っているんですが、そこに金子飛鳥の激しく、リアルな音色のバイオリンが加わるとそこはフランケンシュタインの城、オカルト映画の世界です。バイオリン=ストリングスというと、とかくキレイな音のイメージがありますが、リアルな音はもっと汚いというか、おどろおどろしいものがあります。やはりシンセのストリングスでは出せない深い音の世界があります。そんなバイオリンの激しさ、アグレッシブさを前面に押し出したのがこの曲のコンセプトであり、従来のSALT BANDでは実現できなかった世界に、このアルバムで改めて挑戦したということなんでしょうね。
ちなみにエンジニアは渡辺省二郎、THEATRE BROOKのエンジニアです。エマーソン北村も効果音的なシンセで参加してますんで、THEATRE BROOKの持つ独特な音世界に迷い込んでしまったSALT BANDと金子飛鳥ってな感じでしょうか。そんなところからもレアな音源と言えるかも知れません。
ASKA KANEKO(vln)SATORU SHIONOYA(p)YOSHIYUKI ASANO(g)HIDEKI MATSUBARA(b)
GEN OGIMI(perc)EMERSON KITAMURA(keys)TAKASHI NUMAZAWA(ds)
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