侍ジャパン、3連覇に向けた戦いが3月2日(土)に始まった。初戦相手はブラジル。日本が属するAグループは、日本とキューバが2次ラウンド進出の大本命。しかし、そんなに簡単な道のりではない…。
どんな大会でも、初戦や開幕戦というのは緊張するものだ。この日の先発田中将大もそんな緊張と戦っていたに違いない。滑ると言われるWBC公式球。壮行試合で結果を残していない。色んなファクターが入り混じり、少し自信がなく不安な感じがした。案の定、初回に簡単にストレートでストライクを取りに行ったところを、レフト前に弾かれて1点を失った。
田中、杉内、摂津と繰り出す3投手が1点づつ取られ、2-3のビハインド。内川がヒットで出て糸井が送り、1アウト2塁。代打には井端が起用された。私には「井端」という選択肢は頭になかった。
しかし、いやらしい右打ちをする井端起用はまんまとハマった。ライト前に同点タイムリー。実に井端らしいバッティングだった。山本浩二監督の頭に、井端がすぐに浮かんできたことがすばらしい。私は単純にここで阿部だと思っていた…。
さて、この井端起用はどんな背景があったのだろうか…。阿部であっても決めてくれたかもしれない、それは誰もが分からないこと。阿部には長打への魅力がある。しかし、終盤の8回で一気に逆転したいとなれば、ランナーをいかに溜めるかがカギとなる。そこで、つなぎ役に適任の井端でランナーを溜めてから代打阿部で一気にランナーを返す。この青写真が見事に現実となった。
山本浩二監督はここまでの緊迫した状況下で、一瞬にしてこの采配をひらめいたのか、それとも虎視眈々と狙っていたのか。それは定かではないが、開幕戦、初戦をこの采配でものにしたのは計り知れなく大きい…。
どんな大会でも、初戦や開幕戦というのは緊張するものだ。この日の先発田中将大もそんな緊張と戦っていたに違いない。滑ると言われるWBC公式球。壮行試合で結果を残していない。色んなファクターが入り混じり、少し自信がなく不安な感じがした。案の定、初回に簡単にストレートでストライクを取りに行ったところを、レフト前に弾かれて1点を失った。
田中、杉内、摂津と繰り出す3投手が1点づつ取られ、2-3のビハインド。内川がヒットで出て糸井が送り、1アウト2塁。代打には井端が起用された。私には「井端」という選択肢は頭になかった。
しかし、いやらしい右打ちをする井端起用はまんまとハマった。ライト前に同点タイムリー。実に井端らしいバッティングだった。山本浩二監督の頭に、井端がすぐに浮かんできたことがすばらしい。私は単純にここで阿部だと思っていた…。
さて、この井端起用はどんな背景があったのだろうか…。阿部であっても決めてくれたかもしれない、それは誰もが分からないこと。阿部には長打への魅力がある。しかし、終盤の8回で一気に逆転したいとなれば、ランナーをいかに溜めるかがカギとなる。そこで、つなぎ役に適任の井端でランナーを溜めてから代打阿部で一気にランナーを返す。この青写真が見事に現実となった。
山本浩二監督はここまでの緊迫した状況下で、一瞬にしてこの采配をひらめいたのか、それとも虎視眈々と狙っていたのか。それは定かではないが、開幕戦、初戦をこの采配でものにしたのは計り知れなく大きい…。