徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

仰げば尊し、我が師の恩

2013-03-22 08:39:03 | PTA・地域活動
 息子Kが小学校を卒業した。ブカブカの学生服を身にまとった姿は大人の雰囲気だった。6年1組1番。卒業証書授与では、いの一番に呼ばれ校長先生の前へ。卒業証書の内容を全部読み上げてもらえるのは、彼と最後の女の子のみの特権。

 式の最後には、卒業生が皆で合唱をする。指揮者は息子Kだ。堂々とした指揮っぷリを見ていいるうちに、透明な液体が私の視界を邪魔し始めた…。ヤバい…。

 式が終わり教室に戻ると、担任の先生の最後の言葉。生徒一人一人に話しかける先生。先生の涙の蛇口を開けたのも、坊主頭の指揮者だったという。その言葉に私の蛇口も緩みそうになる…。ヤバい…。

    

 東京から酒田にUターンしてきたのが12年前。その年に息子は生まれた。おふくろが亡くなったがその年の年末。おばあちゃんの顔を知らない彼は、彼女の生まれ変わりなのだ。

 あぁ~もうダメだ…。これを書きながら、蛇口が開いてしまった…。息子よ、おふくろの分まで人生を楽しんでくれ。娘から続いた私の小学校生活8年間。私も先日小学校を卒業した。
コメント
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