徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

あの夏目さんが名付け親?

2013-09-02 08:40:04 | 今日のひとり言・雑談
 この仕事をして20数年。仕事をし始めたころはもちろんCADという代物はなく、ましてやパソコンなんてものも会社に数台しかなかった。A1の清書用のトレペを前にしたとき、間違えられないと少々緊張したものである。入社5年目にして、現場の常駐監理から本社に戻ると状況は一変していた。社内のOA化が進んでいて、パソコンは一人一台になって行った…。

 それからというもの、パソコンを使っての作業ばかり。今でもそれは変わらない。それからというもの肩凝りとの戦いとなった。手先だけを動かす動作、そうパソコンを操作する動作や台所で野菜を切ったりする動作が肩凝りに一番つながると聞いたことがある。

 「肩が凝る」という言葉は、夏目漱石による造語らしい。それ以前は、いわゆる肩凝りについては特別にその症状を指す用語は存在しなかった。肩凝りという言葉が生まれた事によって、多くの日本人が肩の筋肉が固くなる症状について自覚するようになったと言われる。

 同じ姿勢をとり続けるなどして頭や腕を支える僧帽筋やその周辺の筋肉(肩甲挙筋・上後鋸筋・菱形筋群・板状筋・脊柱起立筋)の持続的緊張によって筋肉が硬くなり、局所に循環障害が起こる。それによって酸素や栄養分が末端まで届かず、疲労物質が蓄積し、これが刺激となって肩凝りを起こすと考えられている。

 この肩凝りの原因としてよく挙げられるのが、1.姿勢の悪さ 2.同じ姿勢の連続 3.目の疲れ、眼精疲労 4.運動不足 5.ストレス。全部今の自分、この職業に当てはまるではないですか。

 あの夏目漱石先生が名付けられた肩凝り。もはや職業病です…。
コメント
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