徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

いよいよ今週末、建築家展

2012-10-17 08:32:03 | 建築つれづれ…
 今週末に迫ってきました、第12回建築家展。今回は私を含めた6組の建築家が参加する予定です。会場は酒田市希望ホール。この2日間は完全に缶詰め状態。来場されたお客さんにイベントの趣旨や、実際の家づくりの相談を受けアドバイスをします。最終的にはビジネスに繋がれば最高の結果。

 私のブースに展示する作品パネル等々の準備は、8割ぐらいは終わりました。残りは今日からの3日間で完了予定。このイベントに参加するもう一つの目的はというと…、参加された他の建築家から刺激を受けること。

 一地方都市で設計活動をしていると、どうしても刺激を受ける場面が少なくなってくる。この仕事、感性を磨くことも非常に重要。そのためには、いい建築を見ること、いい建築家と出会い、議論すること。感性を磨く、その為にもこのイベントに参加する価値はある。

 その上でクライアントになるであろう方と出会えれば、2日間の疲れも癒されるということだ。いい建築家といいクライアント候補に出会えることを祈ってます。皆様のご来場をお待ちしております。

「第12回 建築家展」(アーキテクツ・スタジオ・ジャパン庄内スタジオ 主催)
 日時:10月20日(土)、21日(日) いずれも10:00~18:00
 会場:酒田市民会館 希望ホール 3階
 入場無料


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家族でモリモリ

2012-10-15 08:39:03 | 今日のひとり言・雑談
 家族みんなで久しぶりに食事に出かけた。最近、食事に出かけてもみんなが揃うってというのはなかなか無かった。子供たちからは、焼き肉が食べたいと数週間前からリクエスト済。ということで焼き肉を食べに行く

 我が家で結構使っている焼き肉屋といえば「とがし肉家」。この日も自然とそうなった。夕方、予約を取って行ったのだが、我々家族が席に座ると周りの席もどんどん埋まって来る。予約して大正解だ

 注文した肉が届くと、子供たちの箸が休みなく動いた。娘も息子も今は食べ盛り。子供たちの様子を見ながら、端に残っている野菜と肉を謙虚につまむ親。野菜は自然と私の皿に妻が運んでくる

 肉とともにご飯もモリモリ食べてる息子Kは、ご飯に直接焼き肉のたれをかけて食べている。肉に着いたたれではなく、たれの入っている容器から直接である。何という食べ方。私もちょっとあんぐり…

 胃袋の中を満たし、レジにと進む妻。数年前、この焼き肉屋で食べたときよりも3割増しの料金に、私と妻と目を見合わせてしまった。恐るべし、食べ盛りの子供たち。胃袋はパンパンに膨れたが、私の財布が薄っぺらになった…

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プロデュースで大事にしてること

2012-10-12 08:56:03 | 建築つれづれ…
 プロデュース…。produce、本来の意味は、産出する、生産する、制作する。和製英語であり、英語と日本語で全く意味がことなる。日本においては、さまざまな方法を用いて目的物の価値をあげることを指す。業界によっては監督、総責任者などの意味で使われる。

 ウィキペディアにはこう書いてある。建築家という職能もある意味プロデューサーなのかもしれない。クライアントの家づくりのプロデューサー。住宅だけを特化しなくとも、あらゆる建築において言えることだ。

 我々の同世代に小山薫堂という放送作家、脚本家がいる。最近では山形市にある東北芸術工科大学の教授も務めている。彼は20代の頃にあの「料理の鉄人」を手がけた人物だ。

 彼がプロデュースする上で大事にしていること。それは7つの鉄則があった。
  1.企画はサービスで、サービスは思いやりだ。
  2.究極の企画とは、自分の人生が楽しくなること。
  3.相手にいかに喜んでもらえるかを常に考える。
  4.あえて完璧なプレゼンはしない。
  5.ラブレターを書くような気持ちで企画書を書く。
  6.自分の周りのものを自分でPRしてみる。
  7.何気なく過ごしている日常と、少しだけ違うことをする。

 この中で、私の目に留まったのが4番目の項目だ。他の項目は、「そうだよね」「そういうことだよな」と自然に受け入れることができたのだが、4番目の項目には頭の中で????マークが浮かんできた。

 論理的でここがいいんです!。という完璧なプレゼンではなく余韻を残すプレゼンを行うことにで、相手をうまく引き込むことができる。彼はこう語っている。完璧だと、相手に付け入るすきを与えず、それが壁になってしまうということか。私はそう解釈した。それが相手との距離を遠ざけると言いたいのだろうと…。

 私自身のプレゼンで完璧だと思ったプレゼンは今まで記憶にない。ということは小山薫堂が言ってる「完璧なプレゼンはしない」ということを私は実践していたことになる。結果として…である。

 今まで、「完璧なプレゼン」をしてない、いやできてなかった私は、「余韻を残すプレゼン」を常にしていたということか。小山理論に結果的に当てはまっていたことになる。ちょっと気分がいい…。

 だからと言って、小山薫堂レベルではないことは自分自身がよくわかっている…。彼の足元にも及ばない…。

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常勝の裏には名参謀有り

2012-10-10 08:29:03 | 愛しき野球おバカ達
 今年のセリーグを制覇したジャイアンツ。この優勝の陰にはある一人のスタッフの存在があった。橋上戦略コーチ、その人である。

 知将・野村克也の門下生として知られる橋上コーチ。東北楽天で4年間ヘッドコーチなどを務めた後、昨季は独立リーグのBCリーグ、新潟アルビレックスBCの指揮を執っていた。その采配ぶりを買われての今季のコーチ就任。

 4番捕手阿部の高校時代の先輩にもあたる。その橋上がジャイアンツで後輩阿部に言った言葉。「捨てる打席は少なくして、自分の持っている技術を出したら絶対にタイトルを取れるぞ」と。「敵として見ていて、もったいないと思っていた」とも。

 阿部はこう言っている。~ストライクを見逃す勇気を持てるようになった。橋上さんは「割り切りが大事」っていう。例えば、今まで打てなかった投手に対して「低めを絶対に我慢しよう」とか「見逃し三振はOK」とかね。これまでだったら、三振をしたくないから振りにいっていた。でも「三振をしてもいいんだな」って思えるようになり、余裕が生まれた。~

 見逃しの三振に倒れたとしても、狙い球が来なかったとすれば、「次に生かせ」となる。この考え方が「ノムラ流」なのだと。ヒットが出ても、根拠が無くたまたまであるとしたら野村監督は認めない。

 このような根拠のある野球を、橋上コーチはジャイアンツに植え付けた。打倒ジャイアンツに燃えた野村の頭脳が、ジャイアンツのV奪回の頭脳にすり替わったことは皮肉めいている。来季も彼の存在が大きくなればなるほど、他球団は脅威に感じるだろう。 

 ちなみに橋上コーチの採用に深く関わったのが、渡邉恒雄球団会長に反旗を翻した元球団代表の清武英利氏だったという…。

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最近の週末事情

2012-10-09 08:37:03 | 建築つれづれ…
 このところ週末の予定がビッシリである。個人で事務所を開いてから5年目。住宅設計を中心に活動している訳だが、住宅を建てるという性格上建て主さんの休みの日を狙っての打合せになる為だ。

 今までは、割と建て主さんの休みが平日の方がいたためそうでもなかった週末の予定。しかしこの夏からの週末は、ほとんど打合せで埋まってしまった。まあ、私にとってみればこの状況は嬉しいことであるのは間違いない。

 仕事以外にも週末時間がとられるもの…、そうそのスケジュールの中に野球というものが入ってくると、ちょっとてんやわんやな週末になるのだ。朝から打合せの資料作りや準備をして野球に行く。野球から帰って来ては打合せをする。そんな8月~9月の週末であった。

 そんなバタバタ感も、野球がシーズンオフになれば建築に集中。とりわけ雪国の家づくりは、春から秋にかけての天候のいい時期に工事をしたい。これからが来春着工のための仕込(設計)期間となる訳だ。となると、充分に密度の濃い4~5カ月をこの時期に取りたいのである。

 昨日の休日も野球が終わってから、資金計画を兼ね備えたライフプランニングの打合せを行った。住宅の設計だけでなく、人生の資金計画も大事。資金計画と住宅設計は切り離せない。昨日もいい打合せができた。きっと昨日の建て主さんは、これから素晴らしい家づくりの旅が始まって行くのである…。

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