毒を放出!

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雪の中でテント泊(前編)

2012-01-06 22:10:12 | お山歩き
年も明けた1月2日、この年末年始休暇のメインイベント、冬季初!憧れの雪の中でのテント泊をするべくそれまでコツコツ揃えてきた道具達一式を持って出かけてきた。
行き先は私にはお馴染みの岐阜県内某所。
当日午前11時に昨年GWに一緒にお山歩きをしたぼんさんと合流、クルマ一台で現地を目指す。


(左)がしかし!平地には青空出ていたのに山方面へ向かうと「雪」でなく「雨」が落ちてきた!
しかも結構きつく・・・(涙)
雪は想定していてもこの時期雨なんて全くの想定外、もう、めっちゃくちゃテンションダウン。
合流前に「止めましょう」の電話を本気で入れようかと考えた。
(右)でも決行。
天気はコロコロ移り変わり、更に山奥へ入れば青空が出てくるぐらいになる。
そしてもう雨は降らない、降っても雪だということを信じて車をデポ、荷物を下ろす。


(左)2人のザック。
左が私ので今回が初使用初お披露目のホグロフスMATRIX60、右がぼんさんの95Lザック。
60Lのザックが小さく見えてしまうその大きさ感は正にヘヴィ。
MATRIX60についてはまたおいおいこの日記にて書くつもり。
(右)そしてこちらも初使用。
TSL325から買い替えたMSRライトニングアクシス25。
アッセントではなくアクシスで22インチでなく25インチ、このスノーシューについてもおいおいこの日記にて書くつもり。


パッキングも完了、ウェア着込んでザック背負っていざ出発!


(左)青空も出る中、山奥目指して林道を歩き出す。
ちなみにこの林道数日前にぼんさんが下見に来た時には膝上まで新雪があり進むのに相当難儀したらしいが、今回はスノーモービルが通った跡があるのと雪質が変わっていることもあり歩きやすくなってた。
(右)1時間弱でゲートを越え更に奥に進むと天候一転、一気に暗くなってきて吹雪いてきた(汗)


(左)スノーモービルの跡はとっくに消え踏み跡少ない林道を進む。
当然ペースは落ちる。
時折谷を抜ける猛烈な風が吹き、このまま進んでテントが張れるのかと不安になる。
(右)吹雪きながらも時折薄日差す不安定な天気。
太陽を見るとなんとかなるかと思ってしまう(笑)


まるで登頂したかのようなポーズだが、2時間半ほど歩いて登山口着。
そして、なんとここが目的地!(爆)
そう、今回はハナから登るとか頂を目指すだとかいうことは一切考えてない、雪の中でテント張って過ごすのが目的(笑)
と言っても、ホントはもっと上まで行くつもりしてたのだが天候が悪くなったのでココで十分と言う結論に達した。
ちなみにここで標高600M程、積雪量は60~70CM、深いところは1M超あって標高の割には環境は厳しめ。


(左)設営場所を決めたら準備にかかる。
この時は一時的に吹雪きも止んで、日差しが照っててのどかだ。
まずスノーシューで雪を踏み固め、次にスノーシュー無しで踏み固め、更にショベルで固めて最後に凹凸を削って整地する。
(右)雪中テン泊用のシングルウォールテント ブラックダイヤモンド・ファーストライト(自前)を張り、オプションの前室(ぼんさんの)を取り付ける。
ファーストライトは一応2人用テント、しかし実際2人で使うのにはかなり狭く、前室を着けなければ荷物を置くスペースが一切ない。
しかし今回みたいな共同装備で荷物を減らしていくようなパターンだとこういう使い方も有りだと思った。
それに一人で寝るよりテント内が暖かになるともいうしね。
そして前室なんて絶対要らんと思っていたけど、それが欲しくなった。


(左)完成!
雪遊び以外ではじめてショベルが役に立った、というてもこれも雪遊びですけど(笑)
(右)寝床が完成したら、そこに荷物を置いたまま身軽になって先細る林道を更に奥へ進み散策。


(左)吹雪く中を進む進む。
しかし、切り立った崖の際に雪崩て来た雪と思われる危険箇所が出てきてあっさり諦めることとなる。
そしてテントサイトに一旦戻った後私一人でもう一度歩き、かろうじて電話が繋がるポイントで妻に一報入れておく。
(右)その後はまだ16時だというのにテント内に潜り込んでプチ宴会開始。
というか、外は寒いし吹雪いているし居てられんというのが正直なところ。
予定では白銀の景色の中月明かりを頼りにテントの外で雪のテーブルとチェアこしらえて酒飲んで飯食うはずだったが、そんなことをしている場合でない。
しかしあんなペラペラの生地一枚のテントでも中と外では体感気温が全然違う。
それでも十分寒いんやけどね。
ちなみにこの頃のテント内の気温は3度。

ツマミやら酒、食料を大量に持ち込んでくれたぼんさんに感謝。


つづく
コメント (6)
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