毒を放出!

日々生活のストレスを放出し、スッキリノビノビやっていこう!

雪の中のテント泊(長い夜編)

2012-01-07 23:29:27 | お山歩き
16時台からテントに入りプチ宴会を始めた我々。
ぼんさんが持ち込んでくれたアテをつまみつつハイボールを呑む。
色々としゃべりながらチビチビ呑んで食べて、そして〆にカップラーメンを食う。
しかし時間はまだ17時台・・・。
それでも酒が回って眠くなってきた(私は酒弱い)そして寒い。

寝る。

初使用となるナンガのシュラフを引っ張り出して潜り込む。
しかし夜明けまで14時間。
長い、長すぎる。

寝れるのか??

かなり気が遠くなりそうな時間であるが、吹雪いている外に出る気も全然ないので寝るしかない。
ま、たちまちは眠いし寝れるだけ寝て、寝れなくなったらそれはそれで考えようととりあえず寝る。
しかし、マット敷いてシュラフに潜り込んでいるのに背中が冷たい。
マットから落ちているのか?と思ってしまうくらいに背中が冷たい。
震えが来る。
これで朝まで過ごせるのだろうか?とかなり不安。
隣のぼんさんも同じ様子だ。
なのでウツラウツラしながら色んな会話をしてみる。
そのうち眠りに落ちて何故か寒気はなくなる。
でも爆睡は出来ず寝返り打ちながら寝ているようなねていないような状態。
そして外の状態といえば、上空では風の音がゴーゴー不気味な音を轟かせテントには雪が当たる音がしている。
しかし意外に明るい。
陽が落ちれば漆黒の闇かと思っていたが、テント内部の備品がボンヤリとライトを点けずとも見える。
月が出ているのか?と思ったが、シュラフの中に一度潜り込んでしまえばもう外に出ることは出来ずドアを開けて外の様子を見ることも、気温を見るためにザックに付けている温度計を見ることもなかった。
また、時折テントに吹き当たる突風はテント内部の凍った結露を落としてくる。
最初はベンチレーターから雪が舞い込んできたのかと思ったのだが、よくよく思い返してみると寝る前にそこは閉めた。
すると結露か?と思って壁を触ると凍っていた。
テント内部についた結露が凍り、それが風で揺れて氷として落ちてきているのであった。
面白い(笑)
結露対策のある素材を使ったファーストライトではあるが、この時期のこの気温に2人で寝ていて結露が発生しないわけはない。
あと、私は治りかけてた風邪が年末にぶり返し、テント内でよく咳込んでしまって目が覚めた。
その度に山専ボトルに入れてきたレモンティを飲んで喉を潤してた。
持ってきてよかった山専ボトル。

寝てた時のカッコを備忘録として
上半身 クラフトZEROベースレイヤー → ホグロフスSINGLETOPマイクロフリース → アークテリクスATOM SV HOODY
下半身 BAWOテクノサポートアンダータイツ → montbellライトアルパインパンツ
足 SMARTWOOLトレッキングヘビークルー → ISUKAテントシューズショート
頭 アークテリクスBIRDCAGEBEANIE
手 BLACKDIAMONDウィンドウェイト
であったが、手は暑くなってグローブ脱いだ。
そのうち上半身も暑くなったので閉めてたインサレーションのジッパー開けた。
保険として持ってたモンキーマンジャケットとダウンパンツは使わなかった。

そんな感じで何度となく目は覚めたが朝6時過ぎまで寝ることが出来た。
起きてから疲労感がなかったことを思うとそこそこ寝たのだろう。
夜明けだ。

(長くなりましたが写真は一枚もありません)

追記:使用しているサーマレストのプロライトプラス ウィメンズは前回の使用時にテント内でよく滑ると感じココでもインプレを書いたが、今回も同様であった。
雪面は平たく整地したつもりだったが、寝てる間にずれ落ちて何度か修正した。
サーマレストのラインナップの中でR値が一番高いくらいに保温遮熱性に優れたモデルなので買い替えということはしたくないし予算もないが、この点についてはホントにいただけないし不満である。
裏面に滑り止め加工を施すか、滑り止めマットを併用するかを真剣に考えなければ安眠できない。
要考慮。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする