今日の休みは天気が良さそうだ、どこ行こう?
比良山?いや、ここより優先するところがあるはずだ。
そうだ、伊吹山に行こう!ということで今朝は6時起き・・・られず6時30分起きで伊吹山に行ってきた。

(左)いよいよ伊吹山が近づいてきた、予報通り天気は最高のようだ。気が焦る。
それにしても、伊吹山って近いようで遠い。
見えているのになかなか着かない(笑)
(右)8時半クライムオン。
何を持っていくか色々考えたが、雪は締まっているとのぼんさん情報を参考にスノーシューは置いていくことにして、行ける所(目指すは6合目)までツボ足で行き、そこから先はクランポンを使用し山頂までという感じで。
また、晴れて暑くなることを考え休憩時用の防寒ウェアも持たず、スタート時からハードシェルは着ないでザックにマウントしていくことにした。
ということでスタート時の衣装は
上:ドライレイヤーのフラッドラッシュスキンメッシュ → アンダーのAzerZipTop → ミッドレイヤーのSingleTopマイクロフリース
下:薄手アンダータイツ → ハードシェルパンツ

(左)登山口から1合目までの泥だらけの登山道を過ぎるとそこから先は雪斜面。
踏み跡多く、それだけ人が入っているんだと実感。
けど、その分歩きやすい。
(右)ほぼ直登していき高度感もそこそこ。

空青く日差し透き通り雪斜面を照らす。

3合目手前にて。
昨年来た時と違うルートで歩いてみた。
というか、直登がしんどそうだったので迂回するルートを取った。

(左)何合目になるのだろうか?非難小屋があるところで腹も減ったし、その先斜度もきつくなるのでザックを降ろしおにぎり食ってクランポンを装着する。
しかし、見事に暑い。
マウントしてきたハードシェルは単なる錘でしかなく、持ってこなくてよかったのではないかと思ってしまう。
そういえば1合目でミッドレイヤーのフリースも脱いでしまってアンダーウェアのまま歩いていた。
(右)いよいよ急な箇所に差し掛かる。
使っているMHWのバタービーニーは今季使用率ナンバー1。
狙い通り薄手で暑すぎず汗を良く吸い取ってくれる。
しかしそれも暑すぎてオーバーフロー、汗が滴り落ちてくる。

さ、ここから先は斜度もきつくなっていよいよ伊吹山のメイン箇所、直登あるのみ!
そして先行者も見える。
目視で9名確認。

(左)クランポンを履いて歩くと雪山歩きなんだ~と実感する(笑)
ツボ足だが今日はゲイター非装着。
(右)上を向いて歩くが、なかなか進まん。

(左)この斜度感分かってもらえるでしょうか?
(右)山頂直下。
ここまでで先行者数名をパス。
最後までスノーシューで登っている人がいたがしんどそうだ。
そういえば、私と同じMSRのライトニングアクシスを使っているもしくは担いでいる人たちを3人も見かけた。
使用率高し。
最後の坂を上りきり、山頂へと向かう。
そしてそこでの景色に感嘆する。

非難小屋がこの通り!
雪で作ったものではありませんよ、小屋に雪が張り付いているんです!

山頂の道標、ヤマトタケルもこの通り!
立派なエビの尻尾が出来てます。
風雪でこのような状態になるんです。

そして見晴らしはこの通り!
前回来た時と同様、サイコーのコンディションです。
メチャメチャ運がイイ!
前回の時、こんな良いときに来れることはもうないだろうな・・・と思っていたけど、今回も同じような天気。
日頃の行いが相当良いのだろうか?(笑)
ちなみに風は微風程度だったけど、流石に寒いのでハードシェル着込んでます。
後々温度計見て驚くことになるのだが、置いてこなくてよかった。
また汗でビタビタになったビーニーはスペアと交換。

能郷白山、と白山が近く見える。
スンバラシイ!

そしてこちらには中央アルプス、御嶽、乗鞍、北アルプスまでクッキリ!
スゲー!

(左)ホンマに気持ちよい。 他の登山者の方達もテンション上がって会う人皆声掛け合ってその気持ちを共有してました。
(右)ザックの向こうにあるあの雪の固まりの中には何があるのだろうか?

(左)他の登山者達と「ええ時にきたな~」などと談笑した後は腹ごしらえ。
こんな景色を見ながら食べるラーメンは旨み5倍増し!
(右)他の登山者に「何度だろう?」と聞かれたので温度計見てビックリ。
氷点下4度!
日差しがあるからかそんな気温なんて全然思ってなかった。
でも、知らず知らずのうちに鼻水垂れてたな(笑)
ゆっくり1時間40分ほど山頂に滞在してから下山開始。

琵琶湖も一望!

(左)陽も傾いてきた。
(右)登りはポールオンリーで来てしまったので、せっかく持ってきたアックスを使う。

(左)それにしても空が青い!
ホンマにサイコーに気持ち良い!
(右)そして今日の下りはコレを使う。
ソリだ!
コレで一気に下るぜ!
と息巻いたが、雪が重たくなっていたりすることもあって意外にスムースに滑れなかった。
残念。
ソリで滑りながら動画でも撮ろうかと思っていたが、滑りながらはムリ。
そしてオッサンが一人ソリで滑っている様はなんとも言えん画だと思う(爆)
そして1合目まで下り、泥だらけの登山道でブーツとパンツの裾をドロドロにして2時50分に下山。
そのブーツを水で洗ってから帰る。
天気に恵まれホンマにラッキーな一日だった。