小山ダムRan

ダム湖の周りでは、四季折々の景色の中で、沢山の野鳥に出会えます。
野鳥を中心にした情報をメインにお届けいたします。

番外編71:吾妻のファミリー

2016年07月30日 | 定例

                     更新日:2016.07.30 by Ran

 観 察 日:2016/07/20(水)・21(木)

大穴の噴気孔(06/27撮影)

 恒例の訪問予定が天気に嫌われて延び延びに、季節に先行して咲いていた花には全く間に合わなかったのですが、鳥たちのファミリーの顔が観られ、例年とは違った山歩きを楽しみました。

酸ヶ平:この日は大穴の噴煙の臭いがしました(07/20撮影)

 [東吾妻]                                                                     駐車場は晴れているのに“東吾妻”はガスが懸って見通しがきかず、途中で頂上を諦めました。“酸ヶ平”には噴気孔方向からの風が吹き込んいて、軽い臭気とポツポツ肌にあたる感じが有ったので長居はやめました。結局、時折ガスが懸る “姥ヶ原” を2周して、この日は終了です。                                                                花はイワオトギリ・ミヤマリンドウの他はシャクナゲやワタスゲの残り程度でチョット残念でしたが、鳥は「ホシガラス」が姥ヶ原一面を飛び回り、「モズ(若)」「カルガモ(ファミリー)」「ビンズイ」が顔を出してくれました。

                   写真:クリックで拡大(モズ・若)(カルガモ・若)(イワオトギリ)(ミヤマリンドウ)

 <観察した野鳥>   9種                                                       カルガモ・カッコウ・モズ・ウグイス・メボソムシクイ・アカハラ・ルリビタキ・                                  ホシガラス・ビンズイ

中大巓から雲海(07/21撮影)

[西吾妻]                                                                  この日は日立のTさん夫妻が同行です。リフトで雲をぬけ、明るい林を歩きます。前日の状況から、花は諦めてバードウォッチングを重点に“人形石~梵天岩”を歩きました。

                                写真:クリックで拡大(ホシガラス・這松の実を  ・おなかすいた!)(モミジカラマツ)(イワイチョウ) 

此処でも「ホシガラス」がファミリーで何組も観られました。「ビンズイ」は湿原のオオシラビソの天辺で囀り、飛び回っています。「ルリビタキ」が梵天岩の隙間で子育て中でした。T-奥さんが見つけた「キクイタダキ」はオオシラビソの枝にうずくまり羽繕いをしていましたが、今年生まれの若鳥だと思われます。

                               写真:クリックで拡大:(ルリビタキ・餌運び中×2)(ビンズイ)(キクイタダキ)

  花はモミジカラマツ・モウセンゴケの他はミヤマリンドウ・イワイチョウ・ツルコケモモ・ゴゼンタチバナ等の咲き残りでした。 

<観察した野鳥>   12種                                                               キジバト・ホシガラス・ハシブトカラス・キクイタダキ・ヒガラ・イワツバメ・                                 ウグイス・メボソムシクイ・ミソサザイ・ルリビタキ・ビンズイ・ウソ