小山ダムRan

ダム湖の周りでは、四季折々の景色の中で、沢山の野鳥に出会えます。
野鳥を中心にした情報をメインにお届けいたします。

“雪” “クロジ” “オオマシコ”・・・・

2019年12月25日 | 特例編

                            更新日:2019.12.25  by Ran

観 察 日 :2019/12/23(月) 09:15~12:30 観察:32種+外来種2種

観   察 :[G][H][D][A]

次    回 :  12/26(木)   12/31(火)・・一周           

“雪です”・・ 里美の山に残雪です。  (撮影:12/23

朝、陽の照るのを待って出かけたので、チョット遅い時間の到着です。里美の風車の近くに雪が見えます・・前夜積もったようです。駐車場から見える大金田方面の杉林の上も白くなっていました・・・雪は想定外でした。

目的は「クロジ」・・“4回目の探索”です。[G]を見た後すぐに[D]へ移動しました。

    

写真:クリックで拡大(クロジ♂・2態 ルリビタキに追い出された?)(カヤクグリ・2態 Dエリヤ&Aエリヤ

ビオトープ脇で「ルリビタキ」の“グゼリ”に気付きました・・・時期的に珍しいので様子を見ていると、斜面から飛びだし藪の潅木に止まって鳴いています。チョット間をおいて藪から出てきたのは「クロジ♂」です・・目の前にちょっとだけ姿をみせて、直ぐに杉林へ飛び去りました・・・粘った甲斐がありました。

他に林道では「カヤクグリ」が採餌中でした・・少し離れてもう一羽が顔を出しました。[D]では他に「ウソ」「アオジ」「ビンズイ」、常連もそれなりに観察できました。

帰路、立ち寄った[A]でも「カヤクグリ」「ベニマシコ」などが観られました・・・

 

<観察した野鳥> 12.23(月) 観察種32種+外来種2種

マガモ・カルガモ・キンクロハジロミコアイサ・カイツブリ・キジバト・カワウ・アオサギ・オオバン・ノスリ・アカゲラ・カケス・ハシブトカラス・シジュウカラ・ヒヨドリ・ウグイス・メジロ・ミソサザイ・ツグミルリビタキジョウビタキカヤクグリ・キセキレイ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・ビンズイマヒワベニマシコ・ウソ・ホオジロ・アオジクロジ・ガビチョウ・コジュケイ

 

“移動”  

昼食後、「オオマシコ」ポイントへ・・・ハギの中 *印=オオマシコ  (撮影:12/23)

移動の途中、海抜450m位で路側に白く残雪が観られましたが、林内には雪は見られません。車を降りてポイントへ向かい、50m位先に採餌中の「オオマシコ」を見つけ、ゆっくり歩きながらカメラを取り出したら、林の中に飛び去られました・・10羽±居て、かなり警戒しています。林床に近い、「餌場になる“ハギ”」の見える場所の繁みに入って待つと、10分?位して群れが戻ってきました・・盛んに萩の実を啄みます。“♂・♀・若”の群れで、目視で7羽・・林と出入りしているので、もう少し多いようです。30分ほど観察して、チョット移動したら、又飛ばれてしまいました・・終了にしました。

    

写真:クリックで拡大(アクセス・路側に残雪)(オオマシコ3態・成鳥♂&成鳥♀&若鳥

  

<Ran 個人観察> ・・・雨天のとき中止です             

観察コース : 林道、その他・・・フィールドの状況できめます

観察時間  : スタート 時間 (相談)                         

 同行ご希望の方は、事前にコメントへ連絡先を投稿し日程・時間を相談・調整して下さい。(投稿内容は公表されません:コメントのアイコン⇒投稿フォーム)

  


番外編112:県北のこの頃・19.12③

2019年12月24日 | 番外編

                         更新日:2019.12.24  by Ran

観 察 日 :2019/12/15(日)~12/23(月)

県北の海岸:「勿来港~川尻港」  

 “ハヤブサ” ・・”長浜”の崖の枯れ木で盛んに鳴いてました!!  (撮影 12/20)

 <北茨城海岸> 12/20(金) 観察 34 種

九面・平潟] 観察19種

ウミアイサ」「シノリガモ」「ハジロカイツブリ」等、数も種類も少ないです。港内の「スズガモ」が多く、目立ちました。「ハヤブサ」の居場所の枯松が「ミサゴ」に占領されていました。

   

写真:クリックで拡大(ミサゴ゙・ハヤブサの定位置に)(ウミアイサ♀)(シノリガモ・海が荒れています)(松の下に今年も来てました・ビンズイ)

長浜・五浦] 観察13種

外海の波が高く、海面は「シノリガモ」のみ。長浜では珍しく「ハヤブサ」「イソヒヨドリ」「ジョウビタキ」が観られましたが、五浦は風が吹き抜けるせいか、鳥影は薄く、「メジロ」「シジュウカラ」が目立った程度、「アオジ」等の冬鳥が見られませんでした。

岬公園] 観察8種

観光客がおらず、「シロハラ」「ビンズイ」「マヒワ」「ジョウビタキ」「ツグミ」「アオジ」等、冬鳥をゆっくり観察することが出来ました。

大津港] 観察21種

「コサギ&クロサギ」・・岸に寄ってくる小魚を、仲よく追いかけていました。(撮影12/20)

海岸でテトラポットを作っている江戸上川右岸にはダンプが出入りしています。風が強く、観察し難い状況でした。港内は、「スズガモ」「カンムリカイツブリ」が多く見られ、里根川に「ヒドリガモ」「ユリカモメ」、江戸上川には「オオバン」と「アオサギ」「コサギ」「カワウ」などでした。遠く神岡の海岸に、「クロガモ」が見られました。

  

写真:クリックで拡大(スズガモ・広く沢山入っています)(カンムリカイツブリ・20以上の群れのほかにも)(クロガモ・♂少ない・・塩田川

<塩田川河口> 12/20(金)

干潮で顔を出した岩礁の間に入り込む「クロガモ」・・50羽いじょうが集まっていますが、♂は少数。ほかに「シノリガモ」が見られます。

 

<川尻港> 12/15(日)~12/19(木)

北側テトラの内側に「クロガモ」「スズガモ」の群れが見られます。港内では「スズガモ」「ユリカモメ」「シノリガモ」「ミユビシギ」等のほか、「ビロードキンクロ♂♀」「ホオジロガモ♂」が、港を出たり入ったりしています。南側テトラの内側には「シノリガモ」が見られます。

   

写真:クリックで拡大(ホオジロガモ・動きが活発です)(ミユビシギ・ちょっと立ち寄り)(ユリカモメ・今年多い)(オシドリ・♂が目立ちます

 <十王ダム> 12/23(月)

オシドリ」が少しずつ増えて、30羽を超えました。

 

 

 

 


初“みぞれ”です・・“ウソ”フィールド初認!

2019年12月22日 | 定例

                            更新日:2019.12.22  by Ran

観 察 日 :2019/12/21(土) 08:30~14:30 観察:37種+外来種1種

観   察 :[G][A][H][B][D]

次    回 :  12/26(木)・・一周           

“みぞれ”・・ シーズン初です!! しかし観察には不都合です。  (撮影:12/21

 到着時の小雨が止むと、早速「カワラヒワ」「シメ」が飛び出しました。「カシラダカ」「ホオジロ」は地面で採餌を始めました。

その後、湖面に飛来した「コガモ」を観察している時に降りだした“ミゾレ”は11時頃まで続き、その間は観察になりませんでした。

   

写真:クリックで拡大(ミヤマホオジロ・採餌)(ジョウビタキ♀・見張り)(ウソ・ヌルデで採餌)(ルリビタキ♂・見張り

“ミゾレ”が止んだ途端「シジュウカラ」の群れが飛びだし、「ミヤマホオジロ」「ベニマシコ」「ウソ」が採餌を始めました。「ミヤマホオジロ」がいた場所は「ジョウビタキ♀」が、「ウソ」が居たヌルデの木は「ルリビタキ♂」がしっかり見張っていました・・それぞれのテリトリーに入り込んできたようです。

   

写真:クリックで拡大(ノスリ・電柱に)(オオタカ・杉のテッペン)(キクイタダキ・杉の木から出てきた)(ミコアイサ・釣り堀にいた

午後は3度目の「クロジ」探しです。「クロジ」は空振りでしたが、冬桜の傍で「キクイタダキ」に会いました・・今シーズンは何処のフィールドも多いようです。一人観察では見逃しが多い上空の猛禽も、此の日はじっとしていました。

 

<観察した野鳥> 12.21(土) 観察種37種+外来種1種

マガモ・カルガモ・コガモミコアイサ・キジバト・カワウ・アオサギ・オオバン・オオタカ・ノスリ・コゲラ・アカゲラ・カケス・ハシボソカラス・ハシブトカラス・キクイタダキ・ヤマガラ・シジュウカラ・ヒヨドリ・エナガ・ミソサザイ・シロハラツグミルリビタキジョウビタキカヤクグリ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・カワラヒワ・マヒワベニマシコ・ウソシメ・ホオジロ・カシラダカミヤマホオジロアオジ・ガビチョウ

 

<Ran 個人観察> ・・・雨天のとき中止です             

観察コース : 林道、その他・・・フィールドの状況できめます

観察時間  : スタート 時間 (相談)                         

 同行ご希望の方は、事前にコメントへ連絡先を投稿し日程・時間を相談・調整して下さい。(投稿内容は公表されません:コメントのアイコン⇒投稿フォーム)

 

 

 

 


番外編111:県北のこの頃 19-12②

2019年12月14日 | 番外編

                         更新日:2019.12.15  by Ran

観 察 日 :2019/12/14  

はぐれ? “ヒレンジャク” ・・・ 見失うまで単独行動でした!!  (撮影 12/14)

 松の木に止まるシルエットは? 冠羽が目立つので気になり、桜の木に移るまで粘って“パチリ”・・・「ヒレンジャク」でした・・しばらく追いかけましたが、群れが見つからないまま見失いました。

    

写真:クリックで拡大(風車・雲の中)(活発でした・アカゲラ&コゲラ&ヤマガラ&シジュウカラ)

此の日は予報に反して“風車が隠れる低い雲”に覆われて、飛び回る鳥影はシルエットで、同定に困りました。「アカゲラ」「コゲラ」「カラ類」は活発、梢を出入りするのは「マヒワ」、「ミヤマホオジロ」は地面と樹上を行き来していました。

   

写真:クリックで拡大(活性が高かったのは曇り空の間ミヤマホオジロ&カシタダカ&マヒワ&ルリビタキ)

11時頃雲が飛んで青空になりましたが、活性が落ちてしまい、観察成果はイマイチでした。

 

<観察の際に “許可” が必要です>

“里美牧場周回コース”や“若駒山周回コース”での観察は、特に問題ありませんが、周回コースに接する“県立野外活動センター”内で観察を希望する場合は、「管理事務所での許可」が必要です。センターの休所日(日・月曜日)に観察希望の時は、前もってTELなどで許可を取ってほしいとの事でした。

  

<観察した野鳥> 12.14(土) 観察種24種

ヤマドリ・キジバト・コゲラ・アカゲラ・カケス・ハシブトカラス・ヤマガラ・ヒガラ・シジュウカラ・ヒヨドリ・ヒレンジャク・ミソサザイ・シロハラツグミルリビタキ・スズメ・セグロセキレイ・ビンズイマヒワベニマシコ・ホオジロ・カシラダカミヤマホオジロアオジ

 

 

 


“オオマシコ”・・・フィールド初認です!

2019年12月13日 | 定例

                           更新日:2019.12.13  by Ran12(木)

観 察 日 :2019/12/12(木) 08:10~14:00 観察:32種+外来種1種

       2019/12/11(水) 08:30~14:00 観察:37種+外来種1種

観   察 :12日[G][A][H][D][C][B]  11日[G][A][H][D]             

次    回 :  12/21(土)  12/26(木)・・一周           

“オオマシコ”・・ アオジと一緒に行動・・藪から出ない!!。  (撮影:12/11

二週間、観察が抜けました。11日は[G][A]重点観察、その後[D]で「クロジ」を探すつもりで出掛けました。途中日立のKさんから「オオマシコ」の情報を貰い、急遽目標変更です。「オオマシコ」はフィールド初認です。その後「クロジ」には会えず、12日に再度探しました・・・が、林床で見られたのは「アオジ」ばかり・・空振りでした。

   

写真:クリックで拡大(マヒワ・Gに大きな群れ)(カシラダカ・群れが数群)(エナガ・単独の群れと混群と)(ベニマシコ・やっと出てきた

12日は西風が吹き、観察には不向きで鳥影が薄かったのですが、風の当たらない場所ではそれなりに観察でき、11日ともども良い観察が出来ました。

   

写真:クリックで拡大(ルリビタキ♀・♂と縄張り隣り合わせ)(アオジ・見易くなった)(カヤクグリ・やっと見つけた)(フユザクラ・今年も

群れが幾つか入った「マヒワ」「カシラダカ」に、ここでは珍しい「エナガ」も数群加わりました。林床の見通しが良くなり「アオジ」「カヤクグリ」「ルリビタキ」等を観察、「ベニマシコ」がやっと藪の外で見られるようになりました。発電所の工事絡みで水量の増えている本流にできた“砂利の州”に、久しぶりの「カワガラス」です。湖面には「ミコアイサ」「ホシハジロ」「キンクロハジロ」「オシドリ」「カルガモ」等、「マガモ」は大きく数を減らし10羽に届かず。「コガモ」「オオバン」は例年通り、釣り堀で見られます。

   

写真:クリックで拡大(ミコアイサ・今年も来ました)(オシドリ・持山ダムから避難?)(カワガラス・久しぶり)(本流・流量多い

 

<観察した野鳥> 12.12(木) 観察種32種+外来種1種

キジ・マガモ・カルガモ・コガモホシハジロキンクロハジロ・ミコアイサ・カイツブリ・キジバト・カワウ・アオサギ・オオバン・トビ・アカゲラ・カケス・ハシブトカラス・ヤマガラ・シジュウカラ・ヒヨドリ・エナガ・ミソサザイ・カワガラス・シロハラルリビタキカヤクグリ・セグロセキレイ・カワラヒワ・マヒワベニマシコ・ホオジロ・カシラダカアオジ・ガビチョウ

 

<観察した野鳥> 12.11(水) 観察種37種+外来種1種

オシドリ・マガモ・カルガモ・コガモホシハジロキンクロハジロミコアイサ・カイツブリ・キジバト・カワウ・アオサギ・オオバン・ハイタカ・ノスリ・アカゲラ・ハシブトカラス・キクイタダキ・ヤマガラ・ヒガラ・シジュウカラ・ヒヨドリ・ウグイス・エナガ・メジロ・ミソサザイ・シロハラツグミルリビタキジョウビタキ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・カワラヒワ・マヒワベニマシコ・オオマシコカシラダカアオジ・ガビチョウ

 

  <Ran 個人観察> ・・・雨天のとき中止です             

観察コース : 林道、その他・・・フィールドの状況できめます

観察時間  : スタート 時間 (相談)                         

 同行ご希望の方は、事前にコメントへ連絡先を投稿し日程・時間を相談・調整して下さい。(投稿内容は公表されません:コメントのアイコン⇒投稿フォーム)

 


番外編110:県北のこの頃・19-12

2019年12月09日 | 番外編

                         更新日:2019.12.09  by Ran

観 察 日 :2019/12/08  

“スズガモ”  港内では〝過去最大数?” の立ち寄りデス!!  (撮影 12/09)

JR鉄橋から下流の十王川河口域をゆっくり観てきました。

十王川は10月の大雨の影響が残り、カルガモ・コガモのほかは、川岸の一部に「アオジ」「ウグイス」だけでした。、土手のカラスザンショウの実に「メジロ」「シメ」が観られました。

    

写真:クリックで拡大(メジロ・イヌザンショウウの実)(シメ・こごでは珍しい)(チョウゲンボウ・この後飛び降りる)(ハイタカ・忍者のように

田圃は「セキレイ」以外には「タヒバリ」「ヒバリ」が各1羽、居るはずの「カワラヒワ」「カシラダカ」の群れが観られません・・・と思ったら「ハイタカ」がコナラの枯葉に隠れていました・・約500m離れて「チョウゲンボウ」も。

稲荷神社に続く道だけが賑やかで、「アオジ」「ツグミ」「ジョウビタキ」「ウグイス」「モズ」などが集まっていました。

   

写真:クリックで拡大(工事看板)(神社への道・ツグミ・アオジ・モズ)

港には「スズガモ」35羽+の群れ、河口側の海面に「クロガモ」、南側海面に「シノリガモ」「ハジロカイツブリ」、テトラにはたくさんの「ウミネコ」「ウミウ」が入っていました。

   

写真:クリックで拡大(クロガモ・河口近く)(シノリガモ・南側テトラ)(・スズガモ・港内)(イソヒヨドリ・港、河口、田圃にいた

十王川では、狭いながら葦やカワヤナギなどが茂る野鳥の居場所であった河川敷が、数年前から除伐・除草が行われ、環境が激変しています。この夏、やっと再生の始まった葦が10月の大雨で薙ぎ倒され、鳥影がほとんど見られなくなったのが近況です。

“堆積土除去工事=来春まで”の看板が出ています・・この冬も、期待できなくなりました。

 

<観察した野鳥> 11.28(木) 観察種28種+外来種1種

カルガモ・コガモ・スズガモ・シノリガモ・クロガモハジロカイツブリ・キジバト・ウミウ・ダイサギ・ウミネコ・ハイタカ・チョウゲンボウ・モズ・ハシブトカラス・ハシボソカラス・ヒバリ・ヒヨドリ・ウグイス・メジロ・ツグミジョウビタキ・イソヒヨドリ・スズメ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・タヒバリシメアオジ・ガビチョウ