東武鉄道 新大平下駅発行 栃木ゆき往復乗車券 ~その1

本日は4月1日のエイプリルフールです。
他の切符系ブログを拝見していますと、精巧な「ウソきっぷ」を作成されているのを見かけますが、管理人はそんなに器用ではありませんので、作成するのが難儀なので、4月1日の日付の入った券を探してみました。
探したら、面白いものがでてきましたので、今回はこちらを御紹介いたしましょう。


今から29年前の平成元年4月に東武鉄道日光線の新大平下駅で発行された、栃木ゆきの往復乗車券です。


   


黄褐色とぶてつ自社地紋のA型往復大人・小児用券で、足利印刷で調製されたものと思われます。

当時たまたま自家用車で通り掛かった際に購入したもので、当時の新大平下駅の窓口にはそこそこの硬券口座が設備されていました。


同駅は日立製作所栃木工場(現・日立アプライアンス栃木事業所 )という大きな工場が駅周辺にあるということからでしょうか、隣駅である栃木駅までの需要がそこそこあったようで、常備の往復乗車券が設備されていました。


東武鉄道の硬券は手づくり感満載の体裁のものが多く、「(東武鉄道)」の社名は斜めに踊っていますし、小児断片の線も虚弱感のある線になっており、関東大手私鉄の乗車券であるとは思えない造りです。


   


裏面です。
裏面には「発売日共2日間有効 下車前途無効」の文言と発行駅名が印刷されています。こちらも何となく「弧を描いた」ような感じに曲がっています。

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