横浜市営地下鉄 準常備普通券

横浜市総務局の例規集の「第7編公営企業」の第5節に横浜市高速鉄道運賃条例施行規程というものがあり、横浜市営地下鉄の営業規則が定められています。
その中に「第69条(準常備普通券の様式)」というものがあり、第1項に様式を表記するべき欄があるのですが、インターネット版のものは単に「(例示)」としか記載されておらず、一体どのような様式なのか、かねてから大変気になっておりました。先日、横浜駅の改札口で準常備普通券についてお尋ねしたところ、たまたま着札があったため、改札氏の御好意により拝見させていただきました。


   


携帯の写メで撮影したので不鮮明で色も忠実ではありませんが、これが平成24年12月15日にあざみ野駅で発行された準常備普通券です。


桃色横浜市交通局(はまりん)地紋の千切り式券で、発駅および発行箇所名・運賃区間がそれぞれ記入式となっています。
「準常備」というと縦型で運賃によって切断する様式のものを想像してしまいますが、横浜市交では記入式の金額式券を指します。

通常は小児身障者用としてのみ使用され、その他、停電等で大々的に券売機が稼働不能になった非常時のみに用いられるものであるようです。


御紹介の券は小児身障者用として使用されるもので、「〇割」の影文字が入り、「円区間」の下に小児用の障割であるという「小児・割引」の表記があります。図示いたしませんが、裏面には券番があります。


発行時には障害者手帳を確認してから券を作成し、改札端末機に券番と発行内容を登録して収入管理をしているとのことでした。すべてが記入式で、なおかつ控え片が無いという体裁から、経理事故を防止するために絶対回収が徹底されており、回収された券は交通局の経理にて売上情報と照合するという厳重な管理をされているとのことです。

このような性格から、当然ながらコレクション用に発券していただくということは叶うものではなさそうです。


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営団地下鉄 中野駅発行JR地紋西武線連絡乗車券

平成13年8月に中野駅で発行された、帝都高速度交通営団(営団地下鉄、現・東京メトロ)東西線から高田馬場接続の西武新宿線130円区間ゆきの片道乗車券です。


   


桃色JRE地紋の券売機券で、「口東」の符号が記載されています。


営団地下鉄中野駅は東西線の起点駅ですが、JR中央本線の中野駅の構内にあり、出改札業務はJR東日本に委託されています。現在は東京メトロの券売機に代替され、券紙も東京メトロのものになってしまっていますが、当時はJRの券売機が使用され、券紙もJRのものが使用されていました。

発駅表示には地下鉄を示す「〇地」の符号が付けられており、営団の中野駅発の乗車券であることがわかります。


高田馬場から西武線130円区間(当時)は西武新宿~新井薬師前間となります。中野駅からJR1本で新宿まで行って少々歩けば到達できる西武新宿まで倍の運賃と時間をかけて行く需要は殆どなく、また、もう一方の新井薬師駅は路線バスで5~6分で行けるところであり、強いて言えば中井駅と下落合駅が一番需要の多いところなのではないかと思われますが、それほどの需要がある口座ではなさそうです。

しかし、中野~高田馬場間および高田馬場~西武新宿・新井薬師前間は乗継割引が適用されているため、ICカードを利用しない旅客は事前に乗車券を購入するする必要があるためだからでしょうか、敢えて口座が設定されているみたいです。

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中野駅発行 硬券入場券

昭和58年8月に発行された、中野駅の硬券入場券です。


   


無地紋のB型券で、東京印刷場にて調製された様式です。


当時は首都圏のかなりの駅で入場券や101km以上の区間用として硬券が設備されていましたが、この券を購入した頃から急速にみどりの窓口に印発機が導入される「軟券化」が進んでいました。中野駅もこの直後に軟券化されていまったような記憶があります。

しかし、当時の印発機は指定券類など広範囲な発券ができるものではなく、指定券類を発券することのできるマルス端末が置かれている窓口の他に、指定券以外の乗車券類を発券する印発機が置かれている窓口の2窓体制となっている駅も多く、駅によっては印発機とマルスの双方がひとつの窓口に設備され、窓口氏は左右それぞれに窓口端末が置かれたところに座り、回転イスを回して体の向きを変えて発券作業に取り掛かっている光景が見られました。


現在、中野駅周辺は警察学校や刑務所の跡地が整備され、大学2校と大手ビール会社の移転で大変注目されており、サブカルチャーの聖地からの変革の時期を迎えています。どんどん変貌していく中野駅ですが、この駅で硬券入場券が発売されていたなんて、若いコレクターの方にはピンと来ないかもしれませんね。


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映画館の当日用入場券

5月の連休、久しぶりに映画を観てきました。

たいてい、当日券よりちょっと安くて記念きっぷみたいな前売券を買うのですが、時間が空いたので「映画でも…」というノリになったので当日券で入りました。


   


当日用の入場券です。ペラペラの千切り券で、偽造防止用の模様が入っています。確か、大抵は丸いデータ印のような日付印を捺して発行されていたと記憶していますが、今は捺していないのでしょうか、千切ったまま渡されました。


昔子供のころ、東映まんがまつりとかの2本立ての映画館に行ったときに見たような券で、それから30年以上経過していますが、金額こそ変わりましたが、根本的には変わっていないようです。

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近畿日本鉄道 車内特別急行料金精算券

このたび、みやび様のブログ乗車券ノートと相互リンクを張らせていただくことになりました。このブログはどちらかと言うと関西系の話題が多く、関東在住の筆者にとって、大変参考になります。


今回は相互リンクを記念して、近畿日本鉄道(近鉄)の車内特別急行料金精算券を御紹介いたしましょう。


   


1枚目は名張列車区乗務員発行の券です。30年くらい前に時間の都合で特急券を購入しないで乗車し、車内で車掌氏より買い求めたものです。


大阪線を走る列車用のもので、白色無地紋の千切り式軟券です。大きさはA型券よりも一回り大きく、発行日を記入する欄がありません。

題字の下に「(出場の際お出口で係員にお渡しください)」とあります。一般的にはただ「係員に」と表現されることが多いように思われますが、この券は「お出口」という表現になっているのが特徴的です。


区間は予め印刷されており、大和八木駅から上本町(現・大阪上本町)駅および近鉄難波(現・大阪難波)駅までの区間用となっています。



   


2枚目は新田辺列車区乗務員発行のもので、やはり30年くらい前に乗車した際に購入したものです。こちらは奈良線および京都線を走る列車用で、区間は近鉄奈良駅および大和西大寺駅から京都駅までとなっています。


1枚目と同じく白色無地紋の千切り式軟券ですが、1回目の券がすべてゴシック体が使用されているのに対して一部明朝体が使用されており、様式は同じですが、趣がかなり違います。


その後5年くらい経ってから乗車した際、車内特急券はカタカナ印字のレシート式の携帯端末による発券となっていましたので、恐らくこれらの千切り式券はこの時点で廃止されていたものと思われます。
現在は携帯端末も代替わりし、もっと進化したものになっていることでしょう。

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