JR九州 客室乗務員の検札印

拙ブログ4月30日エントリーの「JR東日本 NREの検札印」にてグリーンアテンダントが持っている検札印を御紹介いたしましたが、手元にJR九州の客室乗務員が持っている検札印が捺印された特急券がございましたので御紹介いたします。


   


平成17年7月に特急はやとの風に乗車した際の特急券です。着席後すぐに女性乗務員さんが検札が来ました。見たところ、運転車掌ではないようで、なんとなくアテンダントさんのようです。


   


見づらいので拡大してみました。
不鮮明ですが、上段は「御乗車ありがとうございます」となっているのでしょうか、中段は「鹿児島」です。そして下段は「客室乗務員」となっています。日付の記載はありません。
おそらく、鹿児島鉄道事業部鹿児島車掌センターの所属なのではないかと思われます。


このような乗務員のことをJR東日本や地方私鉄では「アテンダント」と呼称しますが、JR九州では「客室乗務員」と言うようです。客室乗務員というと飛行機の客室乗務員を思い出させますが、鉄道の世界に客室乗務員が居ても何らおかしくはありません。

ここでの客室乗務員は旅客への検札と案内・記念品等の物品販売などを担当する乗務員のようで、国鉄時代で言うところの運転車掌や専務車掌とは完全に違う職のようです。


   


こちらは鹿児島鉄道事業部鹿児島車掌センターの検札印です。これは客室乗務員ではなく、本物の車掌さんが検札しています。


   


こちらも拡大してみました。

客室乗務員のものとは違い、日付が入ります。「御乗車ありがとうございます」のような文言はなく、ただ単に「鹿児島車掌センター」となっています。

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