JR東日本 磐城棚倉駅発行 乗車駅証明書

2024(令和6)年12月に、JR東日本水郡線の磐城棚倉駅で発行された乗車駅証明書です。


   

白色無地紋の券で、バスの整理券のような券になっています。

同駅は水郡線の他、ジェイアールバス関東が運営する白棚線の接続駅でもあり、かつてはみどりの窓口も営業していた駅でしたが、2022(令和4)年3月に無人化されています。


   

現在の磐城棚倉駅の駅舎です。鉄筋平屋建ての駅舎で、半分は事務所等で使用されていたスペースになっており、比較的大きめの駅舎です。


   

駅前からはジェイアールバス関東の白棚線が約1時間おきに発着しており、水郡線の列車よりも運転本数は多いです。


   

列車を降りて改札口のところには白棚線へののりかえ案内が今でも掲示されており、かつて休止となった鉄道の白棚線の線路敷をバス専用道路に転用した自動車路線である白棚線が、国鉄自動車線であったことを感じさせます。


   

今では、同駅近くから続いていたバス専用道路は老朽化によって閉鎖され、もの悲しい雰囲気が漂っています。

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磐城棚倉駅発行 白棚線経由 東京山手線内ゆき 片道乗車券

1976(昭和51)6月に、国鉄自動車線である白棚線の磐城棚倉駅で発行された、白棚線経由の東京山手線内ゆき片道乗車券です。


   

青色こくてつ地紋のA型一般式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。
乗車経路は、磐城棚倉駅~(白棚線)~白河駅~(東北本線)~東京山手線内というもので、国鉄自動車線(国鉄バス)と鉄道線の通しの乗車券になっています。そのため、白河駅から東京山手線内間は営業キロが200kmまでのために有効期間は2日間ですが、自動車線との通し乗車券になるため、プラス1日の3日間有効になります。


   

裏面です。
券番の他、自動車線内の途中駅である磐城金山駅および南湖公園停留所を除いた各駅では下車前途無効であることと、東京山手線内各駅でも下車前途無効である旨が記載されています。


   

磐城金山駅は国鉄民営化以降の1988(昭和63)年までは同線唯一の駅員配置駅で、表郷村(現・白河市)の中心駅的な存在で、南湖公園停留所は、白河藩主・松平定信により、身分の差に関係なく誰もが楽しめる「士民共楽」という理念のもと築造された、国指定史跡・名勝である南湖公園の最寄り停留所になっていることから、観光需要を見込んだことによる途中下車指定駅になっていたものと思われます。

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◯社 東飯能駅発行 300円区間ゆき 片道乗車券

今から36年前の1989(昭和64)年1月7日に、JR東日本八高線の「◯社」東飯能駅で発行された、同駅から300円区間ゆきの片道乗車券です。


   

桃色JRE地紋のB型金額式大人専用券で、東京印刷場で調製されたものです。


   

裏面です。購入した時には気づきませんでしたが、あと2枚購入して「0000」と「0001」の券を入手すべきだったと、後になって後悔しています。

昭和64年1月7日は「昭和」の元号の最終日でした。翌日から「平成」の世の中になる節目の日です。もうあれから36年の歳月が経ってしまったと思うと、自身がだんだん老化してきているのも頷けます。

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小田急電鉄 参宮橋駅発行 普通入場券

前回エントリーで小田急電鉄小田原線の参宮橋駅で発行された、シンコー印刷で調製された90円区間ゆきの片道乗車券を御紹介いたしましたので、今回は普通入場券を御紹介したいと思います。


   

1986(昭和61)年1月に同駅で発行された普通入場券です。B型白色無地紋の大人・小児用券で、シンコー印刷で調製されたものです。
同駅の普通入場券はなぜか赤一条の線が入っており、「通用発売当日1回限り」という文言があったりと、他駅のものとは違った雰囲気を醸していました。
当時、下津井電鉄等の私鉄事業者がシンコー印刷で調製された普通入場券を発売していましたが、雰囲気が当時の「それ」によく似ています。


   

裏面です。券番の他、発行駅名が印刷されています。

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小田急電鉄 参宮橋駅発行 90円区間ゆき片道乗車券

いまからちょうど40年前の1985(昭和60)年1月3日に、小田急電鉄小田原線の参宮橋駅で発行された、同駅から90円区間ゆきの片道乗車券です。


   

桃色PJRてつどう地紋の金額式大人専用券で、シンコー印刷で調製されたものです。
当時の同社乗車券は、殆どが井口印刷で調製されており、山口証券印刷の券も見受けられましたが、希にシンコー印刷で調製された券も存在していました。同社の他に京王帝都電鉄でも発行されていた実績がありますが、首都圏の鉄道会社では、シンコー印刷の硬券は珍しい存在でした。

同駅では近距離乗車券の硬券については他駅同様に常時発売していましたが、きっぷは券売機で購入するというのが一般的になっておりましたので、わざわざ窓口に行って購入する客は蒐集家くらいしか居ませんでしたので、各駅同様にさほど券番は進んでいませんでした。
しかし、同駅は明治神宮の参拝客で混雑すると硬券の発売をしていたこともあり、比較的枚数を捌いていたようです。

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原宿駅発行 120円区間ゆき片道乗車券

今からちょうど40年前の1985(昭和60)年1月2日に、原宿駅で発行された、同駅から120円区間ゆきの片道乗車券です。


   

桃色こくてつ地紋のB型金額式大人専用券で、東京印刷場で調製されたものです。
御紹介の券は初詣で混雑していた明治神宮の初詣客を捌くため、かつて同駅に設けられていました臨時ホームの出札口で発行されたものです。
現在であればSuicaなどの交通系IC乗車券が主流になっていますので「きっぷうりば」が混雑してもさほどではありませんが、当時は電車に乗るにはきっぷを購入しなければなりませんでしたので、改札を入る前、きっぷを購入するだけで長蛇の列に並ばなければなりませんでした。

当時の同駅の臨時ホームや出札小屋などは跡形もなく、現在では臨時ホームがあった場所に外回り方面ゆきのホームが出来ています。

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東京メトロ 辰巳駅発行 160円区間ゆき片道乗車券(レプリカ)

あけましておめでとうございます。
旧年中は拙ブログへの御支援、誠にありがとうございました。
本年も変わらぬ御贔屓のほど、よろしくお願いいたします。


2025年(巳年)の最初は「辰年」から「巳年」へということで、東京メトロ有楽町線の辰巳駅でかつて発行された券を、ちょっとアレンジしてみたレプリカです。


   

2025(令和7)年1月1日に発行されたというアレンジ品で、東京メトロ有楽町線の辰巳駅で発行された券を使用いたしました。
現在の東京メトロの初乗り運賃は170円ですが、それであるといろいろ問題がありそうなので、敢えて160円区間の券を使用しています。


   

こちらは12年前の2012(平成24)年12月に同駅で配布しておりましたカードの西暦部分を変えてみたものです。

改めまして、本年もよろしくお願いいたします。

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