「サービス」とは何だろうか?
この本を読む前と読んだあとで、「サービス」についての考え方ががらりと変わりました。
例えば、こういった話がありました。
“レストランでワインを頼み、お客さんがそのラベルが欲しいと言われラベルをはがしてプレゼントしてあげると、お客さんは喜んでくれるが、それはまだ一流のサービスとはいえない。お客さんに言われる前にそのラベルをはがして、それにそのワインの産地や特徴まで書いたカードを添えてプレゼントしてあげるとお客さんは感動される。これこそが一流のサービスである。”
お客さんのニーズに応えるだけでなく、お客さん自身も気づいていないオーダーに応えること、これは一見簡単なようで、意外とできていないものです。だけど、少しの気配りで誰にでもできる簡単なことだと思います。
これから、仕事ではもちろん、家族と一緒にいるとき、友達と遊ぶときなど、日常生活においても、サービスする気持ちを忘れないでいようと思います。自分がしてあげることでまわりの人に喜んでもらえること。そうすることで周りの人だけじゃなく、自分まで楽しくなれます。