
レイト・ショーで「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」を見に行った。
最初につっこんでおくが、「どこが感動スリラーやねん!!」
「シックス・センス」以上の感動って、これ見てどこで感動せいってゆうねん。
確かに、後半びっくりネタがあるけど、勘が鋭い人なんかは、途中でわかってしまい楽しめないかも。
よくありがちなネタなんだけど、僕が鈍感なせいか、ネタばれシーンまでわからず、そういう点では楽しめた。
あと、それほど恐くないし。
あまり書くとネタばれになってしまうので書けないが、途中から恐怖の質が変わっちゃいます。
思わせぶりなことを言いかけて止める隣の奥さんやら、わざわざ夜中に鍵を届けに来るという、どう考えてもあやしい行動をする不動産屋(?)など、ただ見ている側を疑わせるダミーとして出ているだけで、別に出てくる意味ないんじゃないかと思うんだけど、どうでしょう。
この映画は、ホラーにするんか、サスペンスにするんか、ここらへんの中途半端さ加減が、どうも入り込めない原因になっているのかも。なかなか知名度が高い俳優を使っているので、この脚本はもったいないな。
ちなみにダコタ・ファニングの演技は、毎回驚かされるが、今回も素晴らしい。
ストーリーの進行にしたがって、痩せていき、焦点の定まらなくなってくる視線など、彼女の演技だけは感動できる。