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「大浦天主堂」@九州への旅2023春3

2023-05-14 | 九州への旅2023春

今回の九州への旅の目的のひとつは、世界遺産のいくつかを巡ること。

まずは、長崎市にある「大浦天主堂」へ。

日本の開国により来日した宣教師が1864年に建てた教会堂。

建設には天草出身の日本人棟梁が関わっている。

1953年には洋風建築として初めて国宝に指定。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の12の構成資産のうちのひとつ。

2018年に登録。

登録基準は(ⅲ)の文化的伝統や文明の存在に関する証拠を示す遺産。

長崎と天草地方で潜伏キリシタン達が、禁教期に密かに信仰を続ける中で育んだ独自の宗教的伝統の存在を証明している。

教会堂に続く階段の途中左手には、信徒発見記念碑が。

1865年3月17日、浦上地区の潜伏キリシタン達が大浦天主堂を訪れ信仰を告白した「信徒発見」が描かれています。

教会堂入り口にある「日本之聖母」

プティジャン神父は信徒発見の記念としてフランスにマリア像を注文。

そのマリア像が、「日本之聖母」と名付けて門前に設置された。

教会堂の裏手には、旧羅典神学校と旧長崎大司教館が建っています。

この二つの建物は、キリシタン博物館になっていました。

日本のキリシタン史に関する多くの資料が展示されており、非常に勉強になりました。

旧長崎大司教館を出て、教会堂を振り返ったところ。

 

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