スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

「あなたのサービスが忘れられない」中谷彰宏

2005-05-13 | 本と雑誌
anatanoservice

「サービス」とは何だろうか?
この本を読む前と読んだあとで、「サービス」についての考え方ががらりと変わりました。
 
例えば、こういった話がありました。
“レストランでワインを頼み、お客さんがそのラベルが欲しいと言われラベルをはがしてプレゼントしてあげると、お客さんは喜んでくれるが、それはまだ一流のサービスとはいえない。お客さんに言われる前にそのラベルをはがして、それにそのワインの産地や特徴まで書いたカードを添えてプレゼントしてあげるとお客さんは感動される。これこそが一流のサービスである。”

お客さんのニーズに応えるだけでなく、お客さん自身も気づいていないオーダーに応えること、これは一見簡単なようで、意外とできていないものです。だけど、少しの気配りで誰にでもできる簡単なことだと思います。

これから、仕事ではもちろん、家族と一緒にいるとき、友達と遊ぶときなど、日常生活においても、サービスする気持ちを忘れないでいようと思います。自分がしてあげることでまわりの人に喜んでもらえること。そうすることで周りの人だけじゃなく、自分まで楽しくなれます。


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「日の出軒食堂」

2005-05-12 | グルメ
今日のランチは、倉敷市笹沖の「日の出軒食堂」という店で。
hinodeken

外の看板には、DINING BARとあるので、夜のバーがメインか。
でも、お昼もやってると聞いたので、来てみた。

頼んだのは、鶏つくねハンバーグランチ。
tukune_hamburg
手作りパンと言われたが、バターも手作りっぽい。なかなかおいしい。
ハンバーグも、上品な味ではないが、飲み屋で出てきそうな濃い味で、半熟卵ものっていて、なかなかのもの。

こっちは、タイ風唐揚げランチ。
thai_karaage
ピリからソースが、食欲を引き立たせている。
ご飯が、飯盒に入って出てくるところが、おもしろい。

落ち着くので、夜ゆっくり飲み飲み食べるに来るのも、いいかも。

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「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」

2005-05-11 | 映画
hideandseek

レイト・ショーで「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」を見に行った。

最初につっこんでおくが、「どこが感動スリラーやねん!!」
「シックス・センス」以上の感動って、これ見てどこで感動せいってゆうねん。

確かに、後半びっくりネタがあるけど、勘が鋭い人なんかは、途中でわかってしまい楽しめないかも。
よくありがちなネタなんだけど、僕が鈍感なせいか、ネタばれシーンまでわからず、そういう点では楽しめた。

あと、それほど恐くないし。
あまり書くとネタばれになってしまうので書けないが、途中から恐怖の質が変わっちゃいます。
思わせぶりなことを言いかけて止める隣の奥さんやら、わざわざ夜中に鍵を届けに来るという、どう考えてもあやしい行動をする不動産屋(?)など、ただ見ている側を疑わせるダミーとして出ているだけで、別に出てくる意味ないんじゃないかと思うんだけど、どうでしょう。

この映画は、ホラーにするんか、サスペンスにするんか、ここらへんの中途半端さ加減が、どうも入り込めない原因になっているのかも。なかなか知名度が高い俳優を使っているので、この脚本はもったいないな。

ちなみにダコタ・ファニングの演技は、毎回驚かされるが、今回も素晴らしい。
ストーリーの進行にしたがって、痩せていき、焦点の定まらなくなってくる視線など、彼女の演技だけは感動できる。

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5月のプチ・ラパン

2005-05-10 | グルメ
ゴールデン・ウィーク明けに、またまたプチ・ラパンで食事。
前回、前々回とメニューになかったフォアグラのテリーヌを作る予定と聞いていたので楽しみ。

新玉ネギとベーコンのタルト 生ハムぞえ。
lapin1_2005

クロタンチーズ<山羊>のロースト 生ハムぞえ。
lapin2_2005
クロタンチーズが前よりレベルアップしたみたい。

プチ・ラパン風シーザーズサラダ。
lapin3_2005

定番ホワグラのテリーヌ くるみぞえ。
lapin4_2005
おいしい。誰でも作れるようになるよと言われたけど、無理、無理。でも、ホワグラのテリーヌ作れるっていうのは、かっこいいな。

ホワグラのソテー ガーリックライスぞえ。
lapin5_2005
相変わらずホワグラでかい。

あと、チー盛り。すなわちチーズの盛り合わせ。
lapin6_2005
最近、最後にこれ食べるのが習慣になっている。

3人でこれだけなので、今日は控えめかな。
今回は、久々に食べるものばっかりチョイス。いつも頼んでるタテガミを食べれなかったのが、心残り。
でもワインは1本空けてしまった。それでも、物足りなかったので、グラスワインにカクテルも追加。

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福岡グルメ三昧

2005-05-09 | 旅行

福岡といえば、もつ鍋。まずは、おいしいもつ鍋屋に。
ネットで調べたら、「やま中」というもつ鍋屋が評判がいい。
さっそく予約の電話を入れるが、非常に混みあっていて、9時半まで予約が取れないとのこと。

9時前までお腹を減らしながら待って、ホテルを出る。
ちょっと街中から外れているため、電車に乗って大橋駅下車。しばし歩いて、9時半ちょうどに到着。

メニューはシンプル。
メインのもつ鍋以外のメニューは、冷奴やせんまい、キムチ程度。
よっぽどもつ鍋の味に自信があるとみえる。

で、出てきたもつ鍋。
yamanaka_motunabe
すぐに食べられる状態で登場。
味は、白味噌仕立てで、上品な味。小さい頃、毎年正月に食べていた京都の白味噌のお雑煮の香りがする。
そして、上品な風味の中に、ひときわ存在感を放つニンニクの香りが食欲を誘う。
その中にぷりぷりのモツがたっぷり。かなり満足。
ちゃんぽんにしたかったが、この後、屋台に繰り出す予定なのでここは我慢。

もつ鍋でお腹が満たされてはいたが、福岡に来たら屋台に行かないとと思い、天神から中州までぶらぶら歩いていく。
「一竜」という屋台を目指すが、残念ながらその日は出ていない。
しょうがないので、るるぶ福岡に載っている「呑龍」という店に。

定番のラーメンと焼き鳥セットを注文。
donryuu_raamen
donryuu_yakitori
ラーメンは、博多らしい豚骨スープ。そのスープに、塩が結構効いているせいか、豚特有の臭みなどは感じられない。
味はまぁまぁなんだけど、屋台の雰囲気が楽しめて満足。

満腹でホテルに帰った後、爆睡。
朝起きて、さぁ何食べようと、思いついたのが、やっぱりラーメン。
有名店に行ってみようと、24時間開いている「一蘭」という店に。
一つ一つの席に仕切りがしてあり、集中してラーメンに向かえるようになっている。
細かいところまでシートに好みの味を選んで注文。
itiran
これは、さすがにむちゃくちゃ美味しい。
久々にヒットしたという感じ。朝からスープも飲み干して大満足。

その後、「ジャン=ポール・エヴァン」というチョコレートで有名な店に。
「カラカス」というヴァニラ風味のチョコレートムースケーキに、「ナチュール トラディッション」という冷たいチョコレートドリンクという、かなりこってりな組み合わせ。でも、チョコ好きの僕にはたまらない贅沢さ。
うちの奥さんは、「マルキーズ」というへーゼルナッツとコーヒーの風味のチョコレートケーキ。
jpe_cake
どちらもこってりしているが、しつこくなく、いくらでも食べれそう。

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遠藤周作文学館と有田陶器市

2005-05-08 | 旅行
5月4日、朝から晴天。今日もまた真夏のような日差しで気持ちいい。

今日は、長崎市を出発し、サンセットオーシャン202と呼ばれる、海岸に沿って走る国道202号をドライブへ。

向かうは、「遠藤周作文学館」。
カトリック黒崎教会を通り過ぎ、しばらく行くと、すぐに見つかった。
endo_shusaku_museum
外海町が隠れキリシタンを描いた小説「沈黙」の舞台になったことをきっかけに遠藤周作夫人協力のもとに設立された文学館。

そして、ここからの眺めがすばらしい。
館前から見晴らす景色は、雲ひとつない青空と、コバルトブルーの色をした海原とが混ざり合って、吸い込まれてしまいそう。遠くに見える島は、五島列島か。
「人間がこんなに哀しいのに主よ、海があまりにも碧いのです」という有名な一節を思い起こさせる風景だ。

「沈黙」は、中学生のときに友人に薦められて読んで、かなりの衝撃と感動を受けたことを覚えている。
それ以来、遠藤周作の本をたくさん読みまくり、かなり思い入れがあるので、ここに来るのは楽しみだった。

この海から切り立った崖の村で、かつて多くの隠れキリシタンが、役人たちの目を逃れながら、ほそぼそと信仰を続けていたのかと思うと、感慨深いものがある。
遠藤周作の作品は、キリスト教を題材にしたものが多いが、実際は、人間の弱さやその苦しみを掘り下げて書いているところが心に突き刺さってくる。


その後、お腹が減ってきたので、どこかで何かおいしいものを食べようと思い、館の人に聞いてみると、丁寧に教えてくれて、おまけに簡単な地図まで渡してくれた。
というわけで、魚がおいしいと言われた「日浦亭」というお店に行ってみた。

食あたりが大分治ってきていたので、ちょっと贅沢して「ウニ丼定食」を頼んだ。
hiuratei
ウニのどんぶりに、外海の名物であるド・ロさまそうめんが付いたもの。
久しぶりに食べたウニは、海の香りが口の中に広がって、おいしい。
宣教師の名前が付いているそうめんも、普通のそうめんに比べて少し太めで、おいしかった。

昼ごはんでおなか一杯になった後は、ドライブしながら国道を北上。
途中、すぐ近くのカトリック出津教会(しつきょうかい)を訪問。
shitu_church
この教会は、映画「解夏」に出てくる教会。五島列島のある方向の海を二人で臨むシーンで出てくる。
教会の真っ白な壁が非常に印象的なシーンだ。
少し国道から外れているため、もちろん観光客は誰一人いない。
教会の中を少し見学させてもらう。教会内は、少し暗いが、両側に並ぶ窓から差し込む光が、何か荘厳な気持ちにさせられる。それは、中学・高校とカトリック系の学校に通っていたため、毎週のように教会に通わされたミサを思い出させた。

その後、ちょうど有田焼陶器市を開催しているということなので、佐賀県に向かう。

会場はすごい人ごみ。
arita_toukiiti
有田駅から、ずっと道の両側にたくさんの陶器が売られている。
店によっては、100円以下のものから、何万円もするものまで、多くの種類の焼き物のオンパレード。
うちの奥さんが何個か買って、帰りの道が混まないうちにと、早々に退散。
ちょっと早めに福岡へ向かった。



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新地中華街で中華を食す

2005-05-07 | 旅行

晩御飯は、新地中華街で中華を食べようということで、夕方、ホテルからぶらぶら歩いていく。

途中、ミニチュア出島を発見。
dejima_mini
出島とは、キリスト教の布教を禁止するため、市中に雑居していたポルトガル人を1ヶ所に集め、住まわせるために、1636年幕府の命によって作られた面積約15000平方メートルの扇形をした人工島。
これは、1/15のミニチュアセット。映画のセットのよう。

その後もぶらぶら歩いて、新地中華街に。
着いたのはいいものの、ゴールデンウィークのせいもあって、すごい人だかり。
中華街自体、横浜や神戸のに比べると、やや小ぶりな感じ。

どこか良さげな店で食事をしようとするが、どこもかしこも一杯。
会楽園や江山楼が有名と聞いたので、江山楼に行くが、待っている人が多いせいで、コースのみで、すでに単品注文はできないと言われた。これじゃ好きなものが食べられないと思い、会楽園の方へ。
こっちも入り口に人が溢れかえっている。
せっかく来たんやからと覚悟を決めて、名前を告げる。
なんと前に25組待っているとのこと。

すぐには呼ばれないだろうと、そこらのお店で買い物を済ませ、店の入り口で待つこと1時間以上。やっと名前が呼ばれた。

頼んだのは、ちゃんぽん。
tyanpon
そんなに好きじゃないけど、名物なので食べてみた。
牡蠣が入っている。普段なら喜ぶところだが、食あたりを起こしてから、貝類には拒否反応が。
でも、思っていた以上においしく食べることができた。

東坡肉・トンポーロー(豚の角煮)。
tonpourou
パンに挟んで食べます。
昨日居酒屋で食べたものは甘くてダメだったが、これはなかなかおいしい。

あと、皿うどん(細めん)。
saraudon
皿うどんは、もともと好きじゃない。
少し食べたが、やっぱりダメだった。一口目はいいんだけど、すぐ飽きて食べれなくなっちゃうんだよなぁ。

行けなかった江山楼の前で、店で出している角煮などがレトルトで売っていたので、お土産に買って帰った。

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「解夏」ロケ地より見た長崎の街

2005-05-06 | 旅行
5月3日、午前中は平和公園を散歩。
その後、お昼を食べるため、市電で思案橋へ。
長崎に来たならば、トルコライスは食べねばと、目指すは、トルコライスで有名な「ツル茶ん」というお店。

トルコライスとは、バターピラフにスパゲッティ、ポークカツにカレーソースが一皿で楽しめる長崎発祥の洋食。
この店では、普通のトルコライス以外に、シーフードトルコ、チキントルコ、ランタントルコ、フリカンデルトルコ、テキトルコなどもありました。

トルコライスは、今回生まれて初めてということで、今回は冒険せずにノーマルのトルコライスを注文。
turutyan1
何か盛り合わせ方が、一人暮らしの男性の家で出てくる料理のような組み合わせ。
味は、また食べたいと思わせるほどではないが、まぁ普通においしい。

お腹も落ち着いたところで、さっそくまた長崎の町を散策。
午後は、映画「解夏」ゆかりの地を回るツアー。といっても勝手に僕が計画したツアー。

まずは、「ツル茶ん」から鍛冶屋町通りを歩いてヘイフリ坂へ。
heihurisaka
この先の階段が、冒頭及び最後のほうのシーンに出てきたらしいのですが、記憶が、、。
とりあえず、階段はむちゃくちゃ長そうなので、ここは上らず。

ちょっと寄り道して、眼鏡橋へ。
何てことのない石橋なのですが、高知のはりまや橋ほどのショックはない。
確かに横から見たら、眼鏡みたい。

その後、目指すは「興福寺」。
kouhukuji
このお寺は、1620年に中国の僧・真円によって建立されたもの。1654年に中国から渡ってきた僧・隠元がこの寺に入り、日本に初めて黄檗宗を伝えたという由緒あるお寺。
ここは、ほとんど観光客がいない。
愛想のいい猫がいて、呼んだら走ってきて、膝の上に乗ってきてかわいい。
映画のクライマックスで出てくる百日紅(さるすべり)の花は、残念ながら季節的に見ることができませんでした。

その先の龍馬通りを上って、亀山社中跡を目指す。
ryouma_street
この階段がきつい。
5月というのに真夏のような暑さの中、汗を拭き拭き、かつて龍馬が通ったといわれる道を歩いた。
やっとのことで、亀山社中跡へ。

亀山社中とは、幕末、日本発のカンパニーとして、坂本龍馬が設立した貿易商社。
ここ亀山社中跡には、幕末の志士たちの写真が多数展示されている。
とはいっても、一見普通の民家にしか見えない小さな建物。土日・祝日のみ無料開放しているそうだ。それでも、年間約1万人もの人がここを訪れるらしい。
「竜馬がゆく」の作者、司馬遼太郎氏も、もちろんここを訪れている。

近くの龍馬のぶーつ像で、長崎の景色を眺めた後、若宮稲荷神社へ。
wakamiyainari
映画で、隆之と陽子の二人が赤い鳥居の並んだ階段を歩くシーンです。
ちょっとしたワンシーンなんだけど、この赤い鳥居がすごく印象的で記憶に残っていました。

亀山社中跡では、たくさんの観光客がいたが、ここはすぐ近くなのに、ほとんど誰も歩いておらず、たいへん静か。
あまり暑いので、鳥居の階段の途中に座って飲んだ缶ジュースがおいしかった。

この後、隆之の母親がよく買いに行く饅頭屋の「いしだや万寿庵」に行こうと思ったが、ガイドブックに祝日は休みと書いてあったため、行かず。

次に、映画で出てくる「あの絵の長崎」を見るために「ホテル長崎」へ。
山の上にあるということなので、タクシーで向かった。
ホテルのロビーで、この景色が見れるとのことだったが、なんとその日は貸切で、仕切りがしてあり、入ることも見ることもできず。せっかくタクシー使ってまで来たのにと、かなりショック。
「ここであきらめては」と、駐車場を横切りホテルの裏に回ると、見えました。映画で出てきた長崎の絵の景色だ。
hotel_nagasaki_ura
これは感動!!
苦労した分、感動も大きかった。

ひとしきり景色を堪能した後、「聖福寺」へ。
地図で見る限り近そうなので、下りだから歩いていこうと、ホテル横の細い階段の続く路地を降りていく。
上から見ると眺めが良く、どっちに行けばいいか、何となく方向の見当がついていたが、いざ降りていくとジャングルに迷い込んだかのように、方向がわからなくなった。
それにしても、長崎の町というのはすごい。本当にここら辺は、人がやっとすれ違えるくらいの細い階段と民家ばかり。
この辺りに住んでいたら、まわりが階段だらけで、自転車も原付も使えなさそうだし、みんなはどうしているのだろう?と変な疑問が浮かんできました。やっぱり歩くしかないのかな。

そんなことを考え、迷いながらも、地元の人に道を聞いて、何とか「聖福寺」に到着。
syouhukuji
1677年に鉄心禅師が開いた黄檗宗の禅寺。
隆之を追って長崎にやって来た陽子との再開場面、20年前の鬼ごっこの思い出、隆之が発作で倒れ、老人に「解夏」の話を聞くシーンなどの撮影が行われた場所。

他にも見てみたかった場所がいくつかあったものの、1日ではまわりきれず。
すでに夕方になってきたので、中華街での晩御飯に備えて、一度ホテルに戻った。

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長崎で平和を祈る

2005-05-06 | 旅行

5月3日は、長崎街めぐりをする予定にしていた。

まず長崎原爆資料館へ。

原爆投下直後の惨劇の様子や被害の実相を知ることができる資料館。また、核兵器開発の歴史、平和希求など歴史性のある展示も行っています。
1945年(昭和20)8月9日、午前11時2分、長崎市の上空で原子爆弾が炸裂しました。広島に原子爆弾が落とされた3日後のことです。広島では14万人以上、長崎では7万人以上の多数の尊い命が瞬時のうちに奪われました。

館内には、投下直後の写真、爆風によってゆがんでしまった鉄橋や、熱線によって溶けてしまった瓶、それに被爆者たちの声なども、映像により聞くことができる。
原子爆弾の威力はすさまじく、目を覆いたくなる。言葉が出ず、そして、大変悲しくなるものばかりだ。

そして、この悲劇から半世紀以上が経った、現在も世界には数多くの核弾頭が存在している。唯一の核戦争被害国である日本は、このような核による悲劇を世界に伝え、非核国家として核戦争阻止・核兵器廃絶に積極的に働きかけていかないといけないでしょう。

その後、平和公園へ。
heiwakouen_nagasaki
平和祈念像。
この像は神の愛と仏の慈悲を象徴し、天にのびる右手は原爆の脅威を、水平にのばした左手は平和を、軽く閉じたまぶたは原爆犠牲者の冥福を祈っているといわれています。

すぐ近くには、原爆落下中心地碑がある。原子爆弾は、この碑の上空およそ500mで炸裂し、一瞬にして付近一帯を焼き尽くしたとのことです。

公園では、たくさんの人たちが、ベンチで休んだり、記念写真を撮ったりしていました。
アイスクリンの屋台も出ていて、ゆっくりとした平和な時間が流れています。
この時間がずっと続いて欲しいと、願わずにはいられませんでした。

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食あたりでダウン

2005-05-05 | 日記
今年のゴールデンウィークは、5月1~5日の5連休。

「こんな長期休暇あんまりないぞ、どっか遠出するぞ」と考え、1日から九州へ行く予定にして、ホテルまで手配していたけど、4月29日から食あたりでダウン。
京都にいたので、やっとのことで岡山まで帰り、次の日は仕事へ。

嘔吐はしないものの、約15~30分おきに腹痛と、ひどい下痢に悩まされ、悲惨な状況。
土曜日は、ひやひやもので、何とか仕事を終わらせ、即帰る。
しんどくはないが、トイレからひと時も離れられない状態のため、結局、予約していたホテルにキャンセルの連絡。
ついに、連休1日目は、一歩も家から出れなかった(悲)。


連休2日目、まだ下痢は続くものの、前日よりは、トイレに行くインターバルが長くなった。
これなら我慢できるかもと思い、しかも、連休に寝て過ごすのは時間がもったいなく、そっちの方が僕には我慢できないので、旅行に行くことにする。

もちろんホテルをキャンセルしてしまってたので、行き当たりばったりで、まず車で長崎へ。
長崎は、少し前に、映画の「解夏」を見てから、無性に行きたくなっていたところ。中学生の時の修学旅行以来だ。

サービスエリアで一度、トイレ休憩しただけで、無事、夜には長崎に到着。6時間くらいは、かかったかな。
ホテルに電話すると、運の良いことに、一発目のホテルで空き部屋が見つかった。さすがに、「うん」につかれているだけある。
さっそくチェックインし、晩御飯を食べにチンチン電車で繁華街へ。
たくさんお店があって迷ったが、長崎郷土料理という垂れ幕がかかっている「いろは」という居酒屋で食べることにした。

くじらは、レバーに似たパサパサ感のせいで嫌いなんだけど、くじらのベーコンはおいしいと聞いたので食べてみた。
iroha_bacon
ほんとだ、これなら食べられる。全然臭みやパサパサした感じがない。

と、ここまではよかったが、その後がいまいち。
豚の角煮は、砂糖が多いせいか、甘すぎ。
長崎天ぷら(普通の天ぷらと違い、衣に味がついている天ぷら、アメリカンドッグみたいなもの)にハトシ(エビのすり身をパンに挟んで揚げた長崎名物)なども食べたが、お腹の調子の悪いせいもあるが、まずくはないが、おいしくもない。
くじらしゃぶが名物とのことで、頼んでみるが、これは全然だめだった。地元の人たちは、おいしく食べているのだろうか。

その日は疲れていたので、その後すぐホテルに戻り、爆睡。

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「鳥岩楼」

2005-05-02 | グルメ
3日目のお昼は、「鳥岩楼」という店で。
西陣にあり、昔、毎朝通っていた中学・高校の通学路からちょっと外れたところにあるので、すぐわかるかと思いきや、ちょっと道に迷ってしまった。
近くのおばちゃんに道を聞いて、無事たどり着く。

夜は、鶏の水炊きが有名らしいが、お昼のメニューは、親子丼のみ。
奥の階段を昇って、2階の広い座敷を案内される。
部屋は、なかなか広く、ちょっと落ち着く。
開店時間の12時というのに、もうお客さんはほぼ一杯。

メニューは親子丼しかないので、注文せんでも、持ってきてくれる。
toriiwarou
ちょうどいい半熟状態の卵に、真ん中にうずらの生卵が乗っている。
たまねぎが入っていないのもここの特色かな。たまねぎの甘さがない分、シンプルな鶏の風味が直に口中に広がる。
さすがにおいしい。
あと、鶏のスープが付いていて、これがまた絶品。


食事後、その近くの首途八幡宮(かどではちまんぐう)にちょっと寄った。
kadodehatimanguu
ちょうど今年、NHKの大河ドラマでやっているが、かつてこの地に金売吉次の屋敷があったと伝えられ、源義経が奥州平泉に赴くに際し、ここで道中の安全を祈願して出立したといわれる。「首途(かどで)」とは、「出発」の意味で、以来この由緒により「首途八幡宮」と呼ばれるようになったとのこと。

あと、安倍晴明はよく知らないし、特に興味はなかったが、陰陽師という映画があって流行ってたのは知ってたから、晴明神社も近くにあったのでついでに行ってみた。
ここに来ている人は、女の人ばかりだった。安部晴明って女性に人気があるんだということを知りました。

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「人体の不思議展」

2005-05-01 | 日記
4月2日より、京都文化博物館で開催されている「人体の不思議展」を見に行きました。

なかなかの混み具合で、列を作って並んでいるところもある。
うちの奥さんなんかは、けっこう嫌がっていたけれど、会場内は若い女性の方の割合がすごく多くてびっくりしました。

人体の不思議展は、従来の模型骸骨やホルマリン容器の保存臓器などでしかなじみのなかった標本、または医療現場などで特定分野でしか知りえない「人体解剖標本」を一般に公開することを可能にした展覧会です。
常温で弾力性に富んだまま人体を半永久的に保存できる新技術“プラストミック標本”の技術によって、全て本物の人体標本の一般公開が可能になりました。プラストミック人体標本は、匂いもなく、直に触れて観察することができます。

それにしても、この技術はすごい。
全身の血管の鋳型標本なんか、どうやって作ったのかわからないが、全身の血管の走行などが、目に見えて理解できる。
これは、医学生・歯学生の解剖実習の助けにもなるんじゃないかな。

全身の矢状断や水平断された標本もあり、臓器の位置関係などもすごくわかりやすく示されています。
他にも、臓器や胎児の標本、脳の標本などもありました。

展示されているすべての人体プラストミック標本は、もちろん全部本物、生前からの意志に基づく献体によって提供されたものです。
だけど、それを知らないで見ている人も結構多いような気がする。

すぐ近くにいたギャルたち(←死語?)は、
「めっちゃリアルやん。これ本物みたい。本物ちゃうか?」
「あほやなぁ。本物のわけないやん。」
などという会話を交わしてました。


また、骨密度と脳年齢を測ってくれるコーナーもあり、1000円でできるということで、さっそく測定してもらいました。

脳年齢は、パソコンのタッチパネルに数字がたくさん出てきて、それをすばやく押していくというもの。
直前にワインをたらふく飲んでいたので、やばいと思ったが、結果は、実際の年齢より8歳若いということでほっとしました。
うちの奥さんは、10歳も若くなっていました。

片足を機械に入れて測定する骨密度も、二人とも平均より値が高いということで安心、安心。


それにしても、なかなか勉強になる展示会でした。
もちろん多くの人は、好奇心からこの展示会に足を運ぶのだろうが、普通では見られない、こういった本物の人体標本を見ることで、健康の大切さや生命の尊厳について考えることができるのは、すごくいいことじゃないかなと思いました。

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「イル・ギオットーネ」でランチ

2005-05-01 | グルメ
二日目のお昼は、京都で有名なイタリアン・レストランの「イル・ギオットーネ」で。

八坂の塔のすぐ近くだが、ちょっと奥まったところに位置していて、初めて行くと「あれれ」とちょっとだけ迷いそうな場所にある。
この場所でも、おいしいだけあって、なかなか予約が取りにくいほど、おおはやりしている。
元イル・パッパラルドにおられた、笹島保弘シェフのお店。

今回はランチ。多くの種類を食べたいので、二人でAコース(3675円)とBコース(5250円)をそれぞれ頼みました。

Aコース。
2色のアスパラガスと温泉卵、パルマ産プロシュート添え。
il_ghiottone_a1

おいしいトマトとフレッシュサーモンの冷製、イクラ添え。
il_ghiottone_a2

トロトロに煮込んだ豚肉と朝掘り筍のタリオリーニ、木の芽の香りで。
il_ghiottone_a3

香ばしい地ドリのロートロの炭火焼き、コンフィにした新じゃが添え、レモンと香草風味。
il_ghiottone_a4

オレンジ風味のカッタラーナ、クリーミーなチョコレートのソルベット添え。
il_ghiottone_a5


Bコース。
冷たいヴィシソワーズ、新鮮なアジのマリネとラルド添え と ホタルイカとルッコラの温かいサラダを詰めたプチシュー。
il_ghiottone_b1

もりだくさんのアンティパストミスト。
il_ghiottone_b2

いろんな海の幸と新ワカメのスパゲッティーニ。
il_ghiottone_b3

採れたてのお野菜たっぷりのリゾット。
il_ghiottone_b4

自家製ソーセージを包んだウズラのファゴッティーノ、菜の花のスクランブルエッグ添え、マルサラ風味。
il_ghiottone_b5

本日のデザート。いくつかの種類の中からチョイスできるが、迷った末、大好きなティラミスにした。
il_ghiottone_b6


さすがにどの料理もおいしい。
何度か食事しに来ているが、毎回十分満足できる。
イタリアンなんだけど、京都で採れる野菜がうまく使われていて、京都でイタリアン食べるなら、またここにしようと思わせてくれる。
食事が美味しいため、お酒もはずんでしまった。最初グラスワインにしようと思っていたが、ハーフできるみたいやから、ハーフにした。結局、食べているうちにフルに変えてもらってしまった。
お昼からけっこう酔っ払っていい気分。

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