奈半利町加領郷港にそそぐ琵琶ヶ谷川にある
砂防えん堤の裏にたまった土砂を取り除く工事
きのう完成検査が終わりました。
どこの会社も入札に参加せず
一度は入札不調になって
再度行われた入札で当社が落札。
いわば火中の栗を拾った格好で
しかも実質ほぼ2ヶ月半という短期決戦でしたが
着手前に想定したさまざまな制約(リスク)を
着手後すぐに解決していったこともあって
(もちろん発注者さんの迅速な対応も大きな効果がありました)
全工期を通じてほぼ順調に推移し
完成を迎えることができました。
地元の皆さん、組合の皆さん、漁師の皆さん、役場の方々
そして安芸土木事務所の皆さん
どうもありがとうございました。
次回、えん堤を補強する工事も当社が落札し
年度が変わればその工事に着手できる見込みです。
今回同様、次もどうかよろしくお願いいたします。
それはそうと・・
今さら
なんですが。
完成まじかのある日。
ハッケンしたことがありました。
「えん堤の裏にたまった土砂を取り除き流域の安心と安全を確保します」
というこの当社オリジナルの「工事の目的」看板。
イラストを依頼したときのリクエストは
港のすぐ上にあるえん堤
そこにたまった土砂をICT施工で取り除く
というごく簡単なものでしたが
そこはさすがプラスワンさん。
いつもながらに勘所をとらえた看板をつくってくれました。
ハッケンしたのはその看板の隅っこ
主役の女性技術者がもっているタブレットにありました。
ナント
一つひとつの文字まで
ていねいに書き込んでいたのです。
なんというこだわり。
申しわけないですが
ついこの前までまったく気づきませんでした。
そこまでする必要があるのか?
という疑問は当然ありましょう。
そして
はっきりいって
そこまでする必要はありません(笑)
しかし
「神は細部に宿る」
ディテールにこだわることができない人は
大きなこだわりを持つこともできません。
木も見る
森も見る
空も見る
地べたも見る
なんなら
宇宙も見る
爪の先も見る
これが現場土木技術者としてあるべき心がまえ。
しかもこの看板屋さん
オレってここまでこだわってやってるもんね。
というアピールはひと言もなく
黙って納品するという
まったくの自己満足。
いやー
さすがです。
感服しました。
仕事は自分のためにするものではなく自分以外の誰かのためにするもの
それがわたしの仕事に対する基本的姿勢ですが
その一方で
常にどこかに「自己満足のため」という気持ちをもっていなければ
いい仕事はできない
と信じてもいます。
いやー
いい
じつにいい。
(宮内)
ちなみに
こだわりの工事看板屋さんはコチラ。
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