北上F.C.Jr.のクラブハウス

京都のサッカー大好きGIRLSの集まり北上F.C.Jr.のサポーターです☆

むらさきちきぶ40

2011-11-23 | むらさきちきぶ

こんばんわKEDちちです。

さすがに寒くなってきましたが、まだ去年よりは暖かいのでしょうかね。
今日は三重クィーンズカップ。選手、ファミリーズの皆様お疲れ様でした。

紫指揮部にもありましたが、本日の組み合わせを見たときに
『ああ、強引に参加を決めてよかったー』と感じました。
そして、いまだから言いますが『優勝したいな』と初めて思いました。ま、ちと甘かったか。

キャプテンとこんなやりとりがありました。別に深い意味はないです。
『コーチ、黄色チームの方が強かったけど、赤チームのときより点がたくさん入ったな』
『赤チームより黄色チームの方が一段だけ上。その一段うえが名古屋やで』
『名古屋が?ほんまに一段だけかー?』

ホップ・ステップ・ジャンプでずっこけた感じですが、やはりここはステップまでの過程に
満足すべきかと思います。

2、6さんに課題を与えました。
二人とも、守備の姿勢に問題はありませんが、ハイボール処理の時だけ、両足がそろってしまって
伸びきっています。
このポーズは、『無理、降参です』のポーズです。ぎりぎりの瞬間まで良い姿勢を保ったまま移動
すること。
それともうひとつ、胸トラップするつもりで落下地点に入ることかな。初めから頭をボールに当てよう
というのは、宝くじ的な発想です。(ま、当たる人もいるけどね)

 「ちなみに、紫香楽を率いておられる私の先輩も、その部分の強化に頭を悩ませておられました。
  NBAコーチからもありましたが、あの練習するかな。
  あの練習の考案者で、その道のスペシャリストでもあるのが去年の9さんです。
  彼女はヘディング上手かったですよ。やっぱり。」

しかし同時に、2さんがいなければ、前線の6年生トリオの構想は無かったと言っていいでしょう。
本当に頼もしいディフェンダーです。また、何度もクリアボールを9さんにつなげてました。
彼女のプレーを見ていると、『奪う』と『防ぐ』がいつも正しく判断されているように思います。
そして『奪う』目的が整理されています。相手ボールにスライディングをしてパスにするプレーですが、
奪うためだけならスライディングはしなくても奪える能力のある選手なんです。

ついでですからもうひとつ
相手FWのマークについていて、FWへのパスに甘さがあると、前に飛び出てクリアパスを実行します。
後ろに抜ける可能性もあり、そうなったら猛ダッシュで追いかけないといけません。
時には失点し『なんで飛び込んだんや~』と言われるかもしれません。
彼女はたしか、5年生くらいから4種のトップチームでやってます。だからそういうリスクは承知のうえで
やってるんだと思います。

ま、そういう目でプレーを愛でるのも一興かと思います。ドッカーンとクリアするプレーが極端に少ない。

そして、6さんですが、今日は名古屋相手に一度も引かずにポジションをキープしてくれました。
そして、その位置で何回も抜かれていたんですが、その経験をできただけで今日はいいです。
後は自分で考えればいいし、そういうことはできる選手だと思います。
ひとつのヒントとしては、自分一人で奪えない相手には、味方をどう使うか?です。
自分がチャレンジなのか、カバーなのかを判断しましょう。

7、10さんは、うまくいかないときほど、ポジションを変えてみることです。
7さんは外へ、10さんは後ろやや中へ。
ランニングの時は、少し外側に走ってあげたほうが、パスを出しやすいです。もちろんゴールからは
遠くなりますが『急がば回れ』ということわざもあります。(くるくる回れという意味ではない)

13、11さんはパスの前にドリブルができるシーンではドリブルを選択することです。
前ではなく、せめてななめ前。できればヨコ。名古屋の選手は全員やってましたね。
あと、9さんが相手を背負っているときに、パスをもらいにいけたらいい。
これも名古屋の選手は必ずやってましたね。無理しない程度にやってました。
『出せ』というよりは『別に出してくれてもいいよ』の位置です。

このレベルでは初スタメンですかね、17さん。ま、経験です。
10さんからのパスにあわせに行ったのは見事でした。
4さんもシュートチャンス惜しかったね。空振りも、シュートしないよりははるかにマシです。

4試合目は不甲斐なく映ったでしょうか。ただ選手らの立場で考えると仕方ありません。
いける!→いけるぞ!→いけなかった・・・の流れですから、そこからの精神力を期待するのはちと酷です。
だから、土壇場でねじ込んだ9さんの決定力には拍手です。

最後に、名古屋との差は本当にあと一段だけです。この一段を登るのに近道があるとすれば、
それは《伝える》です。

コメント (2)
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