こんにちはKEDちちです。
ミラージュカップが終わりました。考えようによっては、2日目決勝トーナメント初戦を負けてしまったことで、
控え組の出番が作れたのですから、得るものの多い2日間だったでしょう。
当初の目的であった現在位置の確認もしっかりできました。近からずも遠からずというところで例年通りでしょうか。
2日間で特に感じた点を記します。
まずウチ以外のチームですが、大きくキックできる選手が多くなったなぁという感想です。
その結果、コーナーキックのレベルが去年よりも数カ月早い感じです。
ウチの話もいくつかあります。
初日の6さんのプレー。こぼれ球を拾ったこのサイドバックは中央へスムーズ(手頃なスピードで)にドリブルし
7さんの前方にあるスペースを指さしながら、その通りにやさしいパスを出しました。
指に反応した7さんが走り出していましたので、ビッグチャンスになったのはいうまでもありません。
彼女の昔の姿を見ている私にとって、心が震えるプレーでした。
一段ずつ登ってはいますが、たまに5段飛ばしみたいなことするから・・・このひとらしいね。
9さんのシュートは芯を捉えてる。ガールズには「上けったら入る」伝説みたいなのがあって、私はそれを訂正する
方針の人間です。でも、あそこまでしっかり蹴れるんやったら別にいいや。
去年の9さんが多井畑カップの多井畑戦で決めた1点目(だったと思う)のコースを狙うようにしてはどうか?
遠くからでも入ると思います。たくさん得点できるかもね。
調子に波があります。4さん5と7さん8さん。ま、ほとんどの選手がこれを繰り返しながら成長していくんです。
これ、なんでそうなるかというと、気持ちのムラとかそういうもの(もあるかもしれんのは事実ですが)ではなくて
相手が違うからです。レベルや能力、戦術が全く同じチームはそうそうありません。
これに天候や味方のメンバーの違いも加わってくると、同じチームと2度と戦うことはありません。
だから、自分の良いプレーができるように、自分で少し合わせていくんです。距離とか位置とかタイミング。
ま、いろいろやってみ。これからこれから。
ただ、ルックアラウンドしてない場合は、何が違うのかわからんまま試合が終わってしまうと思います。
試合経験数の豊富な10さんは安定しています。彼女は「なんか調子あわへん」試合では、いつもより多く動く
ようにしているようです。そうやってうまく調整しているように見えます。
やり方は別としても、ウチは最終的にチームとしてこういった調整力がつくことを目指しているフシがあります。
そうすると、昨日と本日にくらった「2失点目」はもう少し違ったカタチになったり、防げたりします。
ま、これからこれから。
ええい、面倒だから全員分書くか。
MVPの13さん。感覚がわかったみたいで、スピードを活かしたゴールです。初速5メートルが速いね。
クロス(センタリングね)との組み合わせ。それと特別指示のコンビプレーを早めにモノにしてください。
対して3さんは15メートルを過ぎたらブッチギリのスピードです。
ただそのシーンっていうのは作るのが難しいね。味方がその感覚に慣れるまでの間はチャレンジしてください。
そのうち、素敵なパスが9、10あたりから出てくるようになるはずだから。
ちなみにCFとサイドFWの間のスペースにもチャンスはあります。
課題はファーストタッチですな。あと、左足はいまのうちにやっとくほうがいいよ。
11さん。ミステルからも「キーマン」指定です。ああみえて(?)いろいろやろうとしているんです。
ワチャワチャしてますが、去年の7さんもおんなじようにワチャってましたね。
不真面目な感じでも、実に真面目に取り組むところだって7さんと同じ。これからもどんどんワチャって下さい。
ただ、コンパクトなダイレクトシュートのフォームは、パパコーチにでも教わっておくように。
12さん。シュートまでいけるのはわかった。あとはあれを練習しておくように。
15分間だけでしたが、攻めから守備への切替えが続いたことは、大いなる成長です。
で、実際に奪い返すシーンもありました。気持ちがとぎれそうな時に、もう一度走り直すきっかけをくれたのは、
ベンチからの仲間の応援であったことを忘れるなよ。
そういう意味でいうと14さんもアグレッシブに奪いにいってました。
奪われたら、奪い返せばいいのです。前線で奪い返してくれたら、チームとしては大変助かるのです。
ファールとられたけど、その気持ちを見習えとは、一部の6年生に言いました。
ついでに変なニックネームもつけましたが、私としては、ほめことばのつもりです。
ゼンマイがはちきれんばかりの躍動 とはファミリーズの感想です。15さん。
ダイレクトのクロスは、後半最大のチャンスでしたね。
スローインを3さんに譲らなかった理由は、そこに彼女の個人目標があって、そのチャンスをずっと待ってた
からに他なりません。惜しかったね。
16さん。みんなにヤーヤー言われて大変でしたでしょう。期待されてるんです。
ただ、試合前に何種類ものフェイント練習をしたのだから、それを試したいのが人情というものでしょう。
なかなかいい性格してると思います。向いてる。
弾けるようなサイドステップも持っています
19さん。確か先週教えたプレーだったよね。あそこまで自分のモノにするとは。
できたから書こう。相手が進む方向に思い切って体をいれて奪い取るという、なかなか高度な技です。
ベンチの前で、これでもかと連発してくれました。(わざと抜かれてから奪ってる?)
ルックアラウンドもよくなったけど、まだまだできる。
横にかわしてFWへのパス。キック力があるから、CFにも出せると思う。あとは正確さ。
最後は18さん。バランサータイプかな。どうも前線には特攻野郎(失礼、ガールズか)が多い中、魅力ある
位置取りをしてくれます。カバーリング能力も高い。
これは私の勘違いかもしれませんが、ヘディングが得意になる感じがします。ちょっと練習しといて。
最後に2・9あたりがゲーム中に発している声に耳を傾けますと、とてもレベルの高い発信をしています。
ほかにも4・10・3さんらもいい声です。声の目的は出すことではありません。
「声だしてるのに・・」というシーンでは自分を責めないといけません。
なぜなら、ウチのテーマ5本柱に「声を出す」はないからです。あるのは「伝える」のみ。
さて、次は太秦リーグに三重遠征か。
今年もバスは発車しました。乗り遅れるなよ選手諸君。