こんばんはKEDちちです。
今年の高槻大会2日目は、人工芝でのんびりトレーニングです。相手どうこうではなくて、何ができるか、何をやってみるか。です。
DF同士で組み立ての為のパス交換が出たり。7は抜き切る前のテクニカルなクロスを何度送ったり。6も前線にからみだすようになったし、3のボールタッチ時における方向転換はとてもクリエイティブでした。
これ以外にも、トレーニングの成果がいろいろと見えだしています。Fコーチも言ってたから間違いないね。チームは変化しつつある、何がどうなるかまではわからないけど、バスは走り出したといったところです。全員を乗せて。
なかでも、9の「ここぞというスピード」や「それしかないって感じのアウトサイドトラップ」は大いなる武器になりつつあります。MVP。そういえばここのところ、得意技である「腰くだけ」を見てないな。
カントク賞は5と6です。5は1日目の大敗を終え、本物の悔し涙を流していました。押し殺すようにね。そんな事が良い経験となってパフォーマンスにはね返ってこない訳がない。(初日、めずらしくスタンドに来ていた姉からは、よっぽど辛辣な言葉が吐かれたであろう。運が悪かったな。)
6が運動量MAXで活躍すると、顔が真っ赤になることに気づきました。赤く染まってからが本当の6なんだろう。もっともっと駆け回ってほしいです。
2戦後、急きょ、空きスペースで紫香楽とのトレマがセッティングされました。なので出番少な目の4年生と5年生のみで勝負しにいきました。
当然、5年生は伸び伸びとプレーできていたので、いいプレーが連発でした。でも一番はMAORIのゴールかな。昨日今日と、パフォーマンスが私の事前予想をほんの少しずつ上回ってきていたので、それは近いかなと思ってはいたけども、見事なゴール。しっかり走りこんでいたからこそです。
その前のゲームで、味方からの低いライナー性のバウンドボールを直立不動でヘディング。思わず「こけしかっ!」。まるで、狙撃されたヒトみたいなリアクションになっていて笑ったのですが、この時「しかし、あんな速いボールをよくよけなかったな」と思っていました。
コンマ以下何秒ですね。目視 ⇒ 逡巡 ⇒ 覚悟 ⇒ 直撃
それがあってのトレマです。少しずつだけど相手への寄せやドリブルが機敏になってきていました。チームの一員としてここまで機能していたのも初めてのことでおどろきでしたが、その流れのままゴールゲットというわけです。
なので、今後は髪を括るか束ねるようにと指示をしました。今まではまぁいいかと思っていましたが、これからはチームのために活躍してもらわないといけないので、6秒に1回(最高記録は2秒に1回)かき上げるその動作を省略してもらえないかという話なのです。
なんだかチームの状況と、MAORIの状況とが重なっているようにも思える。いずれにせよ、悪い話ではない。
あと私の個人的な発見としてはMIKOTOの得点力です。ちっ、気づくのが遅れた。シュート技術は中の上くらいのものなんだけど「ゴールするのだ!」という意欲がプレーに出ています。高速クロスに対する4年生のスライディングシュートなんて初めてみました。
さて、来週もトレーニングです。自主練習もやっていこう。