こんばんはKEDちちです。
高槻大会の2日目を終え、グングンソーセージでハイボールをちびちび飲りながら。
2位リーグとはいえ、学園、西宮といえば名門であり古豪だからね。チームに哲学がある。簡単にはいかないことは十分に承知していて、やはりその通りの内容に。関西大会を控え、非常に良い対戦となりました。
順位決定の頃には6が合流したので、傷だらけではあるもののベストに近いカタチで。ま、どうにかよくやってたと思います。丸岡ラックも古豪チーム。さすがに要所は抑えてゲームをコントロールしてくる。
後半はフレッシュな若手?メンバー主体で臨みましたが、失点。5のフリーキックで同点。
ベンチで「今の5のキックはミスキックじゃないか?」と独り言をつぶやいたら「5がいつもねらうコースとは違うからね」と横で応えるヒトが。KAORU氏でした。そもそもこの独り言とは、いつもやってるわけじゃなくて、わざと聞こえるようには言ってるんだけど、それにかぶせてきた4年生ってのは初めて。
PK戦。ベンチでKAORU氏「なんでKEYのビブスを緑に変えたの」「太陽が沈んで逆光になると影になるから、存在感が消えてキッカーにプレッシャーがかからなくなる。少しでも目立つ蛍光色に」「なるほどね」
PK戦の頃には、隣の1位リーグ決勝も終わっていて、閉会式のためにわらわらと人が集まってきた中での対戦でした。いわゆる大観衆の中。これもなかなか良い経験です。実は6のあたりが重要なポイントだったのですが、ここはよく決めた。さすがの胆力です。最後はKEYがストップして勝ち。
さて2日間のイメージで
3 ゴールもあり、大崩れするシーンもなく。背筋を伸ばしてプレーすれば、いろいろなものが見えてくるはず。キック力はあるのだから、それを活かすようなプレーをひとつ作らないといけないな。もっと活躍しなければならないという話。
5 よく走っていた。DFの時に相手にぶつけてしまうシーンが多すぎる。イチかバチかをやっていいシーンとそうでないシーンがある。ちなみにクロスがGKの正面に飛ばしたシーンでは、そんなにヤイヤイ言ってない。で、FKはねらいどおり?ミスキック?入ったからいいけどね。ま、あれでも入るという感触を覚えておけばいいね。
6 ハイボールの処理は足を運ぶか、ヘディングの2択になる。ポジショニングで全て解決しなくなってくるので、時には勇気が必要になる。ちなみに6が勇気あふれるプレーを見せれば、チームは必ず活気づく。フィーリア戦の失点は普段なら対応できていたと思う。油断があった。だけど全試合最初から最後まで集中ってのも無理な話だ。あのシーンは7が持ち上がったシーンだから、それをきっかけに集中を高めれば良かったのだ。7のパスからチャンスが生まれればいいなと祈る気持ちはわかるけど、それと同時に最悪のシナリオを想定しておく。これをリスクコントロールという。
最終的には6がパートナーに「大丈夫!攻めあがっていいよ(あとはまかせとけ)」と声かけできるレベルに。
7 チームを引っ張っていた。裏への飛び出しも欠かさずねらっていた。かたわらの11をうまく使うような余裕が出てくるともっと楽にできる。11を自分の思い通りにプレーさせてみるようなイメージ。
8 それなりにこなしているが、まだまだ発展途上ですな。ただ、1日目より2日目の方が少しは考えてやってる感はありました。5へのドンピシャクロスは見事でした。どちらからでもアシストが生まれるのであれば、これは最強コンビの予感ありです。
9 「さすがに9がいるとチームが変わるね」などとベンチで話していた直後に相手へのパス献上。からの失点。要は、トレーニングでの意識の甘さがそのままプレーに出たようなものだ。ボールが落ち着かないようなケースは今後もある。その場合は緊急避難を判断しなければならない。甘えられたって、これからの相手はもう許しちゃくれない。一方で、持ち込んでのミドルシュートについては、一歩前進ということで良いでしょう。あれはコース、スピードともに合格点。
10 辛口のNBAコーチもこの2日間のプレーには、納得の御様子です。ただし全部じゃない。20%くらいかな。また、チームのみんなに声かけができるようになっているのは大きい。嫌われるのを覚悟で、もっと厳しく言ったっていい。10の場合は、それも背負ってプレーできるタイプの人間だから、その方がいい。
11 まだ大きな進歩が見られないものの、本人だって苦しいだろうし、その分ちょっとは運動量でカバーといったところか。腰をいれて奪ったあとはさっさとバックパスでいい。小さい身体なのだから、弱みは小さく。強みを大きく。後はセノビックだ。
14 ある程度のスペースがあって、相手が突っ込んでくるような1対1では輝く。密集してくるともじゃもじゃするだけになる。わりと難しいシーンではさっさと後ろに下げることはできている。要はサイドといっても、ライン際と、8メートルくらい内側と、ほぼ中央とでは違う。どこでボールを受けるか。入団したての頃の、相手から逃げるようにピッチを横断していくようなドリブルを最近見なくなったけど、あれを見たいのだよ。
あと、セントラルなポジションについても心の準備をしておくように。
KAORU氏 学園には鮮やかなミドルを数本やられました。「あれはしょうがないよ」と言いながらも「2本目はいけてたかもしれん」だそうです。GKには経験が必要だというのはつまりこういう話です。そして誰もがこのような受け止め方をするものでもない。学園戦だったか、素晴らしいシュートストップがありました。あれは1得点と同じ価値。
KAN なにかこう。へなちょこ感が抜けたというか。西宮の大柄な相手を前に、素早いフェイクからのシュートシーンがあって、KANなりに戦ってるなと感心しました。「ようしやったるぞ」という感じでしょうか。シュートも良かったし、あと1回同じようなチャンスがあればお得意の「ヨッシャー」が聞けたのでしょうね。
KEY KAORU氏とともに関西大会限定のGK候補です。2人でやった方が倍速で上達するからね。MVPはどちらかといえば初日の奮闘です。このヒトはがんばりどころを心得ている。技術やスピードではまだまだ6年生らにはかなわないだろうけど、たとえば全員が今のKEYみたいなチームがあれば、これはなかなか負けないでしょう。ま、クソやかましそうだから、そんなチームは担当したくないけどね。あくまで例えです。
JYURI 3K専属マネージャーだそうです。自主練習をはじめなさいと言っています。不退転の覚悟で取り組んでほしいし、そのための良いきっかけになったのではないかと思う。専属マネージャーならそれもよいが、マネージャーもマネージャーなりにレベルアップする必要があるのではないかと思う。どうだろうかね。まずはランニングやなわとびからでよい。