こんばんはKEDちちです。
今日は学園カップ。フットボールパーク岩岡です。終わってから近くに住む知人と夜の街にくりだしてから電車で帰宅しているので少しは冷静さを戻しつつあるものの、今日の優勝は久々に興奮しました。
初戦を終え、4年生3人の疲労度を確認し、こりゃ最後まで持たんなと思ったのが正直なところ。今日はU12の人数が少なめで、17や1が他チームでの出場ということだったので、U10から3Kと付き人JYURIを連れて来ていました。
ところがKEYがインフル関係で休みとなり、6年生3名、5年生2名、4年生3名のきっちり8人。交代もままならないので、さすがに4試合は持たないぞと。付き人もフル出場です。
しかし、どうにかこうにか6年生が要所をおさえ、準決勝では10のオーバーヘッドっぽいゴールなんかで難敵の西播磨に勝ち、なんと決勝へ。決勝戦前半、先制点を決めたのはJYURIだ。KAORU氏のやさしいパスに走りこんでのダイレクトシュートはややループっぽく。4年生コンビで決めた。
ちなみに決勝の相手は学園。学園カップでの学園は当然のことながら気合いが違う。このまま終わらないだろうと思っていたら後半に追いつかれました。その後も昨年と同様に、強烈なミドルシュートを浴びながらも、今日は3がGKとして以降の失点を防ぎました。これは大きかった。
追いつかれてからFコーチは6年生3人で攻撃ができるよう配置しました。このまま防ぎ切るのは厳しい。守備をKANと11に任せ、思い切って攻めに出る。そうすると10が相手DF2人の間からうまく流し込んで見事なゴール。後は逃げ切り。
トーナメントなので、多くのPK戦が行われた大会でしたがウチはPKなしで勝ち上がり優勝。今年のスタイルはまさにここにある。取られても取り返す。2回戦の紫香楽にも先制を許しましたが、もう6年生らが慌てるような事はない。
このあたり、成長を感じ取れたところがとてもよかった。
そして4年生もどうにかラストまで。いや、どうにかというよりは、しっかりとプレーできていました。逃げ切りモードになったKANはボレーでクリアを連発していましたし、両サイドはJYURIとKAORU氏がスムーズに上下動を繰り返し、相手のサイド攻撃を極小化させていました。そしてみんなしっかり身体を使ってブロックできていました。
KANについていうと準決勝のラストワンプレー。西播磨のするどいクロスに中央で相手に合わされそうになったところ、中盤から戻ったKANがどうにか追いついてコースを変えてくれました。実はこれビッグプレーです。
5年生も今日はフル稼働。今日チームで一番汗をかいていたのは11で間違いない。紫香楽戦、西播磨戦は11のゲームだったと言っても過言ではない。それくらい効いていました。らしくない力強いゴールもあり、今日の11はMVP級ということでいい。
U12はなでしこフェスティバルを経て、またU10はぷちなでしこ大会を終え、共にグッときています。
こっちに招集されずトレーニングしているU10もきっと同じだと思う。勝ち負けを経験し、次回に活かすということ。経験した大会が大きい大会であるほど、挑む思いも大きく、当然ながら得るものも大きくなる。
今日、それらの経験が、選手の内面でうまく整理できているのを確認できた。そして次に活かす、あるいは活かそうとする行動やプレーが確認できた。こんなにスムーズにいくことはそうそうあるものではない。これを目の当たりにして興奮しないスタッフはいないと思うけどね。