「伏見稲荷のように鳥居がいっぱい並んでいるのはなぜですか。」についてですが、
伏見稲荷神社(ふしみいなりじんじゃ)をはじめ全国の稲荷神社は五穀豊穣・商売繁盛の神様として崇敬されています。鳥居は崇敬者から奉納されたものです(だいたい柱の下の方に奉納した個人名・企業名が記されています)ので、奉納される方が多ければ自然と増えていきます。
次に「鳥居の色が紅色のところもあるのですが、何か意味はあるのですか。」についてですが、
鳥居の色は紅色ではなく朱色(しゅいろ)と言われ、この色は生命の躍動を現すと共に、古来災厄を防ぐ色・神聖なものを現す色としても重視されてきました。
稲荷神社の朱色もこの影響によるものと考えられます。