三津嚴島神社ブログ

愛媛県松山市神田町に鎮座する嚴島神社の神主の記録

ライト&ライフ掲載

2011年09月20日 | 日々のできごと

四国電力が発行している「ライト&ライフ」という雑誌の9月号に毎年当厳島神社の秋祭りに奉納される「虎舞」の記事が掲載されております。

2011917_005

特集「虎舞と継ぎ獅子」にて今治市で受け継がれている伝統芸能「継ぎ獅子」と共に紹介されています。

2011917_007

虎舞の起源について

賎ヶ嶽(しずがだけ)七本槍の猛将の一人である

松山城初代城主、加藤嘉明が淡路の志知城(しちじょう)から、

伊予松前城主となったのは1596年七月二十一日の事です。

そして1968年二月豊臣秀吉の第二回朝鮮出兵に

伊予の勇士二千四百人を卒いて出征し、大いに奮戦、

敵首千五百三十五を得ました。
超えて1969年春、嘉明は朝鮮の山中で、

虎狩を行い猛虎を獲得し、その頭と皮を秀吉に献じたところ、

大いによろこばれたと伊予古文書に記録されております。

以来毎年十月の秋祭りに、この猛虎狩りの様子を舞にして

今日に至るまで奉納されています。

なお、朝鮮虎は尻尾の先が黒いのが特徴です。

2011917_009

十月七日午前0時から とら舞が奉納されます。

是非ご覧ください。

コメント