「水無月(みなつき)の 夏越(なごし)の祓(はらへ) する人は 千歳(ちとせ)のいのち のぶといふなり」
夏越祭が近づいて参りました。
半年間の罪穢(つみけがれ)を祓い清めて、本来の清らかな姿に立ち返るための神事です。
私達日本人は古くから半年に一度、大祓(おおはらへ)の神事を執り行い、これまでの生活を振り返りながら、
心身を祓い清めて、明日からの生活を高めて参りました。
これが大祓(おおはらへ)であり、6月の大祓(おおはらへ)を特に夏越大祓(なごしのおおはらへ)と申します。
今年は「新型コロナウイルス」の感染拡大予防と三密(密集、密接、密閉)を避けるため
6月26日(土)~30日(水)の日中、9時~16時半までの間に行います。
(今年も夜店はありません)
「ひな形」や「車の形代」は授与所にて頒布いたしております。
「ひな形」の取り扱いは
①ひな形の裏側にご家族氏名・年齢を書く(ひとり一体)
②ひな形で身体をなでて息を三回吹きかけ、一晩布団の下に敷く。
③車の御形代には必要事項を記入し、一晩車の中に入れておく。
ひな形を受けられた皆様方は、期間中にご参拝ください。
「悪病退散」の替え札と交換致します。
半年の節目にご神前に祈りを捧げながら、今一度自分自身を振り返り、新たな気持ちで残り半年の生活を高めて参りましょう。
朝一番に朝日を浴びると、体のリズムが整って、幸せホルモンといわれる「セトロニン」が発生し、
免疫力が上がることが医学的に証明されています。
朝起きたらまず朝日を浴びて、ご神前に「今日も充実した一日にします」と声に出して唱えましょう。
声に出すことで脳がそうなるように無意識のうちに働くそうです。
そして鏡に向かってにっこり笑ってみましょう。
笑顔をつくると脳内麻薬と言われる「エンドルフィン」が発生して幸せな気持ちになります。
笑顔を投げかけると笑顔が返ってきます。笑顔は最大の魔法です。
さあ、今日も笑顔で一日を始めましょう。
「信じてごらん、笑顔からすべてがはじまるから」
尾﨑 豊(シンガーソングライター)