朝日新聞2017年12月9日05時00分
インド南部のチェンナイで小さな出版社「タラブックス」を営む。設立は1994年。当時、インドの児童書は西洋のものばかり。「子どもに読ませたい本がない。それなら自分で」と始めた。
「夜の木」はインドの先住民族ゴンドの神話を集めた絵本。枝の先が蛇の頭だったり、木から動物の角がはえていたり。ページをめくるたび、聖なる木の様々な夜の姿が現れる。対話を重ねて聞き取った物語をゴンドの絵に添えた。「私は何も加えていない。オリジナルの物語がすばらしい」
(文・中村真理子 写真・鬼室黎)
全文:584文字
http://www.asahi.com/articles/DA3S13265985.html
インド南部のチェンナイで小さな出版社「タラブックス」を営む。設立は1994年。当時、インドの児童書は西洋のものばかり。「子どもに読ませたい本がない。それなら自分で」と始めた。
「夜の木」はインドの先住民族ゴンドの神話を集めた絵本。枝の先が蛇の頭だったり、木から動物の角がはえていたり。ページをめくるたび、聖なる木の様々な夜の姿が現れる。対話を重ねて聞き取った物語をゴンドの絵に添えた。「私は何も加えていない。オリジナルの物語がすばらしい」
(文・中村真理子 写真・鬼室黎)
全文:584文字
http://www.asahi.com/articles/DA3S13265985.html