先住民族関連ニュース

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野生のおくりもの

2017-12-21 | アイヌ民族関連
ジャパンデザインネット 2017/12/20 9:25
「種まきびと」シリーズや、ていねいなくらし方に関する著書を多数刊行している早川ユミさんの新刊のテーマは「野生」。ユミさんが本能的に惹かれる土器や神事、アイヌや縄文のくらしからまなぶこと、直感を信じて生きる魅力的なひとびとなどについて、ダイナミックに綴るエッセイ集です。作家、田口ランディさんとの対談「ランディさんと『野生』を語る」も収録。
装画と挿画は、本書の中にも登場している、「野生」を描く注目の画家・ミロコマチコさんです。本全体から溢れ出る野生が、じぶんの内なる野生に気付かせてくれます。
漆原悠一(デザイナー)おすすめコメント
「野生」がキーワードの本なので、本のつくりとしても「野生」らしさが感じられるような造本プランを考えました。例えば、本文用紙は異なる種類の紙をいくつか寄せ集めて紙の束にまとめ、あえて雑に見えるようなかたちにしたり、製本の天をアンカットにしてラフな印象を演出しました。ただ、あくまで文章を引き立てるための演出なので、凝りすぎないようにデザインと造本のバランスに苦心しました。
画家のミロコマチコさんによるカバーと中面の絵については、こちらからほとんどリクエストをせずに自由に描いていただきましたが、ミロコさん自身にも内容に共感していただき、結果的に絵と文章それぞれが、本書の世界観を引き立てあうような相乗効果が得られたと思います。絵を迫力ある見せ方にしたかったので、カバーをZ折りにして、本来の帯はカバーの折り返しの一部で表現しました。カバーの紙には当初、手触りのあるクラフト用紙を用いていたのですが、発色があまりよくなかったこともあり、絵の再現性を優先して、古紙が70%以上入った環境対応のコート紙を最終的に使用しています。
プロフィール:漆原悠一
1979年大阪市生まれ。2002年京都精華大学デザイン学科卒業後、soup designなどを経て、2011年にデザイン事務所tento設立。エディトリアルデザインを中心に、デザインにまつわるさまざまな事柄に関わって活動しています。
http://www.tento-design.jp/
発行 アノニマ・スタジオ
著者 早川ユミ
装画・挿画 ミロコマチコ
デザイン 漆原悠一(tento)
編集 村上妃佐子(アノニマ・スタジオ)
仕様 B6版変型、320ページ
ISBN 978-4-87758-764-2
https://www.japandesign.ne.jp/books/2017/12/33915/


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「十勝日誌」の現代語訳版を贈呈…井村屋会長、知事に

2017-12-21 | アイヌ民族関連
読売新聞 2017年12月20日
 「あずきバー」で有名な井村屋グループ(津市)の浅田剛夫会長が19日、道庁の高橋はるみ知事を訪ね、北海道の名付け親として知られる探検家、松浦武四郎(1818~88年、現三重県松阪市出身)の探検記の現代語訳版を贈呈した。
 贈ったのは、松浦が十勝地方を訪れて記した探検記録「十勝日誌」の現代語訳版。同社は商品の原料に十勝産の小豆を多用している縁から、十勝日誌の原文を訳し、読みやすく補足した「自由訳 十勝日誌」の出版に携わった。4000冊を製作し、帯広市や松阪市の小学校、図書館などに寄贈する。
 浅田会長は「松浦武四郎は三重県人の誇り。多くの人に知ってほしい」と述べ、高橋知事は「現代の北海道の子供たちに読んでもらいたい」と応じていた。
道命名150年 道が記念事業原案、食のフェアや音楽祭
 北海道命名150年となる2018年の記念事業を計画している「北海道150年事業実行委員会」の総会が19日、札幌市内で開かれ、事務局を務める道が計画の原案を示した。
 原案によると、8月5日、道立総合体育センター「北海きたえーる」で記念式典を開き、アイヌ文化や地域の伝承芸能、書道パフォーマンスが披露される。7月14日~8月26日は「北海道150年ウィーク」として、「北海道の『食』の魅力再発見フェア」(札幌市)や「イランカラプテ音楽祭」(南富良野町)、「松浦武四郎資料展」(釧路総合振興局管内)など、道内各地で記念イベントを開く。
 実行委は近く、キックオフイベントや18年1~3月に行う事業などの公式ガイドブックを発行する。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20171220-OYTNT50000.html

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センチュリーロイヤルホテル2018北海道みらい事業 函館の写真家が、アイヌ語由来の地を撮影した写真展をロビーで開催

2017-12-21 | アイヌ民族関連
2018年1月11日(木)より2階ロビーにて
ValuePress! (プレスリリース) 2017年12月20日 14時
 センチュリーロイヤルホテル(総支配人: 桶川昌幸/札幌市中央区北5条西5丁目)は、2018年1月11日(木)より2階ロビーで、北海道のアイヌ語由来の地を撮影した写真展を開催いたします。  これは、北海道150年事業実行委員会(会長:北海道知事 高橋はるみ)」が推進する北海道150年事業の1つ「2018北海道みらい事業」として開催いたします。 
センチュリーロイヤルホテル(総支配人: 桶川昌幸/札幌市中央区北5条西5丁目)は、2018年1月11日(木)より2階ロビーで、北海道のアイヌ語由来の地を撮影した写真展を開催いたします。
これは、北海道150年事業実行委員会(会長:北海道知事 高橋はるみ)」が推進する北海道150年事業の1つ「2018北海道みらい事業」として開催いたします。
【背景】
当ホテルが取り組んでいる「北海道150年事業」のシリーズ企画。北海道150年事業実行委員会(会長:北海道知事 高橋はるみ)」が推進する北海道150年事業の1つ「2018北海道みらい事業」として開催いたします。
【概要】
センチュリーロイヤルホテル2018北海道みらい事業
函館の写真家によるアイヌ語由来の地を撮影
谷杉アキラ写真展2018
PIRKANOKA~The Origin開催概要
■開催期間:2018年1月11日(木)~1月23日(火)
■開催場所:2階ロビー
■主  催:センチュリーロイヤルホテル
■協  力:Photo Studio TANISUGI 写楽館
■後  援:北海道150年事業実行委員会
◆主な展示作品:
・kamuy-casi,Toyoura,Hokkaido,Japan.  2014.9.3
・itanki,Muroran,Hokkaido,Japan.  2014.7.13
・okikurumi-casi,muy-noka,Biratori,Hokkaido,Japan.  2017.2.8
・en-rum,Erimo,Hokkaido,Japan.  2014.10.7
・pinne-sir,Hamamasu,Hokkaido,Japan.  2017.3.8
・poro-sir,Nakasatsunai,Hokkaido,Japan.  2015.10.13
・inkar-us-i,Engaru,Hokkaido,Japan.  2016.2.16
・kamuy-etu,Hamatonbetsu,Hokkaido,Japan.  2014.10.2
・nay-or-putu,Nayoro,Hokkaido,Japan.  2015.2.3
<3つの特長>
1:北海道150年事業実行委員会(会長:北海道知事 高橋はるみ)」が推進する北海道150年事業の1つ「2018北海道みらい事業」として開催いたします。
2:函館の写真家が「アイヌが見ていた原風景」をテーマに7年間かけてアイヌ語由来の土地を訪ね歩き撮影した
作品9点をホテル内ロビーに展示いたします。
3:本写真展の開催は、札幌市内では初となります。
【今後の展望】
『北海道』命名150年を迎える2018年の記念事業を盛り上げていきたい。そして、多くの人に先人が残してきた歴史や景観、文化を思い起こして(北海道への)愛着を深めていただきたい。
「センチュリーロイヤルホテル公式サイト」
http://www.cr-hotel.com/
【札幌国際観光株式会社 センチュリーロイヤルホテルについて】
本社:〒060-0005 札幌市中央区北5条西5丁目2番地
代表者:代表取締役社長・総支配人 桶川 昌幸(おけがわ まさゆき)
ホテル開業:1973年(昭和48年)5月10日
資本金:4,900万円
Tel:011-221-2121
Fax:011-231-2538
URL:http://www.cr-hotel.com/
事業内容:ホテル経営、ホテル運営
https://www.value-press.com/pressrelease/194748


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「武四郎の足跡」北見の池田さん受賞 林白言文学賞

2017-12-21 | アイヌ民族関連
北海道新聞12/20 05:00
 【北見】オホーツク管内ゆかりの優れた文芸作品やノンフィクションに贈られる「第22回林白言(はやしはくげん)文学賞」の受賞作が19日、発表され、北見市在住の元中学校教諭池田晶信(まさのぶ)さん(87)の伝記「北海道150年 郷土に残した 松浦武四郎の足跡」が選ばれた。
 池田さんはオホーツク管内美幌町出身。受賞作は北海道の名付け親である松浦武四郎の生涯をたどり、自らゆかりの地を旅した思い出とともにまとめた。「アイヌ民族との交流の様子や、オホーツク地域での武四郎の足跡などが、読みやすい文章で詳しく記述されている」と評価され、小説など5点の応募作から選出。
 同賞は北見文化連盟の初代会長だった故林白言さんにちなみ、北見の文化人で構成する林白言文学賞会議が運営。授賞式は来年2月11日、北見市民会館で行う。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/152389

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武四郎「十勝日誌」を現代語に 津市の井村屋と通信会社

2017-12-21 | アイヌ民族関連
北海道新聞12/20 20:14 更新
 北海道の名付け親で幕末の探検家松浦武四郎の出身県、三重県の津市に本社を置く「井村屋グループ」と情報通信会社「たけしろうカンパニー」は、武四郎の紀行文「十勝日誌」を平易な現代語でまとめた自由訳を発行した。道などが進める「北海道150年事業」の関連事業で、子どもたちの教材などに活用してもらう。
■子どもの教材に活用を
 「非常に厳しい寒さに目を覚ますと、月が氷雪を照らし、まるで鏡のように輝いています」「然別のアイヌ、イナウタカアイノはその背丈は1・8メートル余りあり、三国志に出てくる肝の据わった武人のような顔」
 6度にわたり蝦夷地(えぞち)を訪れた武四郎は1858年(安政5年)の6回目の旅のうち、現在の旭川市から十勝管内幕別町まで歩いた行程を「十勝日誌」にまとめた。日誌にはアイヌの人々の協力を得ながら、厳しい自然を進む武四郎の労苦や喜びが描かれている。アイヌ民族の食事や薬草についての説明なども載っている。
 たけしろうカンパニーは2014年にも武四郎の道東紀行文「自由訳 久摺(くすり)日誌」を発刊している。今回は、十勝産の小豆を使った人気アイス「あずきバー」などで知られる井村屋グループに提案し、製作費の面で協力を得た。
 井村屋グループの浅田剛夫(たけお)会長(75)は「自由訳を読んで武四郎が旅した道を一部でも歩き、思いをはせてほしい」と話す。編集したフリーライターの下村友恵さん(54)は「武四郎の勇敢さとアイヌ民族への博愛の精神を知ってもらえれば」と期待する。
 4千部製作。非売品で三重県や帯広市などに贈る。浅田会長らは19日に道庁を訪れ、高橋はるみ知事に完成を報告し、寄贈した。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/152391

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「武四郎の広い心学んで」 記念館・山本氏が講演 道政経懇

2017-12-21 | アイヌ民族関連
北海道新聞12/21 05:00
 北海道政経懇話会(代表幹事・広瀬兼三北海道新聞社社長)の12月例会が20日、札幌市内のホテルで開かれ、三重県松阪市にある「松浦武四郎記念館」の主任学芸員山本命(めい)氏(41)が講演した。幕末の探検家松浦武四郎(1818~88年)がアイヌの人々と心を通わせながら蝦夷地(えぞち)を調査したことを説明し、「武四郎のさまざまな文化や価値観を受け入れる広い心を私たちも学ぶべきだ」と訴えた。
 山本氏は、現在の松阪市内にある武四郎の生家が伊勢街道に面していたため、伊勢神宮に押し寄せる旅人を見て武四郎が旅への思いを募らせたことを紹介。「旅先の長崎でロシアが不凍港を狙って南下していることを聞いた。蝦夷地調査の動機は、国を守る決意だった」と解説した。
 武四郎が6回にわたる蝦夷地調査で実際にメモやスケッチに使った「野帳(のちょう)」や紀行文の写真を見せながら、「アイヌの人々の暮らしや窮状を、分かりやすく情報発信した」と強調。来年が武四郎の生誕200年と北海道の命名150年に当たることから、「これを機に、どんな困難も乗り越えて先を切り開く力など、武四郎の生きざまを多くの人に知ってほしい」と呼び掛けた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/152605

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先住民グアンチェのミイラ展示、スペイン領カナリア諸島

2017-12-21 | 先住民族関連
AFPBB NEWS 2017年12月20日 13:40 発信地:テネリフェ島/スペイン
スペイン領カナリア諸島の観光地テネリフェ島の自然・人類博物館で展示される先住民グアンチェの女性のミイラ(2017年11月23日撮影)。(c)AFP PHOTO / DESIREE MARTIN
【12月20日 AFP】スペイン領カナリア諸島(Canary Islands)の観光地テネリフェ(Tenerife)島にある自然・人類博物館(Museum of Nature and Man)で、古来の葬儀と葬儀についての考古学の発展を題材にした展覧会が21日から開催される。同島のラグアンチャ(La Guancha)で発掘された先住民グアンチェ(Guanche)のミイラなども展示される。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3153244

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