先住民族関連ニュース

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白老の4店、仕出し組合設立へ 「象徴空間」工事で弁当注文増

2017-12-12 | アイヌ民族関連
北海道新聞12/12 05:00
 【白老】町内の弁当仕出し業などの4店が、「白老仕出し組合」を来年1月に設立する。ポロト湖畔で2020年に開設するアイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」の建設が進み、工事関係者への仕出し弁当の注文が増えていることに対応する狙いで、関係者は「組合が大口注文の受け皿を担っていきたい」としている。
 4店はいずれも仕出しを行っている「せんだ」、「仕出し・弁当 堀田」、「しらおい食楽」、「熊谷商店」。現在は各店が工事業者から注文を受け、それぞれが対応している。個々の仕事もあるため手が回らず、注文を断る場合もある。
 今後、象徴空間内に建設される国立博物館や公園整備の工事が本格化し、さらに国道36号の拡幅工事も始まるため、弁当の需要は増すことが予想される。このため4店は注文を一括で受け、加盟する業者の間で割り振る仕組みを作ろうと組合設立を決定。弁当の値段設定も基準を設ける方向で、検討する。組合設立は来年1月1日付で、加盟対象は町内の事業者。
残り:161文字/全文:581文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/150559/

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アイヌ民族の歴史と今を知る、アイヌ語講師が描くWebマンガ「アコロコタン」

2017-12-12 | アイヌ民族関連
コミックナタリー12/11(月) 22:00配信

成田英敏による新連載「アコロコタン」が、双葉社のWebマンガサイト・WEBコミックアクションと、Web文芸マガジン・カラフルでスタートした。
成田はアイヌ語やアイヌ文化を約30年にわたって学んでおり、私立高校や市民講座などでアイヌ語の講師を務めているという経歴の持ち主。作品ページには成田のプロフィールとともに、「講座では伝えきれないあれこれを漫画で表現します」という言葉が添えられている。第1話ではアイヌ民族による熊狩りの様子が描かれた。
※「アコロコタン」のロは小文字が正式表記。
https://natalie.mu/comic/news/260606

最新話
http://webaction.jp/webcomic/akorokotan/

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【台湾おすすめ観光名所】ミシュラン三ツ星獲得の台北「北投温泉」を現地ルポ

2017-12-12 | 先住民族関連
ガジェット通信2017.12.11 12:00 TABIZINE
コンクリートの街並みから一変、マイナスイオンたっぷりの緑豊かな「北投温泉」。台北市内から地下鉄MRTで行ける、リラックス度満点の温泉街です。
それでは早速、北投温泉へレッツゴー!
乗り換えの北投駅プラットホーム。とってもフォトジェニック
歴史ある北投温泉マメ知識
温泉街として開発が進む前のこと。北投区は1000年もの間、先住民が暮らしていた長い歴史があります。煙が立ち込める神秘的な当地を先住民のケタガラン族は「巫女(patauw)」と呼んでいたそうです。なんとも美しい響き!
その後、台湾が日本統治下にあった1893年にドイツの硫黄商人が温泉を発見、1896年には大阪商人が台湾初の温泉宿「天狗庵」を開きます。温泉の泉質は白硫黄泉、青硫黄泉(ラジウム)、鉄硫黄泉の3つあり、戦時中には湯治場として兵士たちの傷を癒したと言います。
北投は自然の美しさや豊かな文化・歴史などから、「ミシュラン・グリーンガイド」(ミシュランの旅行ガイド)で三ツ星を獲得。※北投区の詳しい歴史については、北投温泉博物館(※現在は改装中で2018年10月に完成予定)で学ぶことができます。
門構えがとても立派な新北投駅で下車。
駅の改札口付近にあるお土産ショップに、温泉気分が盛り上がります。
駅から徒歩約3分のところにある、緑生い茂る広々とした復興公園。
通常は園内にある足湯が無料で楽しめるのですが、足を運んだ日は点検のためお湯がありませんでした。うーん、残念!
駅から中山路に沿って歩くと、ログハウスのような佇まいの「北投図書館」や現在は改装中の「北投温泉博物館」「露天温泉浴池」などを有する北投公園が見えてきます。
開放感溢れる北投温泉の源泉。遊歩道に沿って歩き進めると源泉の「地熱谷」があります。
北投温泉には、足湯温泉、日帰り入浴できる「滝乃湯浴室」(※水着を着用)、温泉旅館やスパ付きのホテルなども充実。能登半島・和倉温泉の老舗「日勝生 加賀屋」の北投店もあります。
温泉街といえば、温泉まんじゅう。でも、北投温泉では温泉ラーメン推しなのかも。
個人的オススメスポット:台湾文化について学べる文化館
ここ、北投温泉には服飾やお祭りなど台湾原住民の文化について学べる「ケタガラン文化館」もあります。中国本土から漢民族が定住する前に台湾全土で暮らしていた人たちで、現在は台湾全土に54万人、台北在住の人々のなかでは人口の5パーセントを占めます。
(C)sweetsholic
阿美族(あみぞく)や太魯閣族(たろこぞく)など、みなさんも耳にしたことがあるのではないでしょうか? 見どころ満載で入場料無料だなんて、素晴らしい! 
今回は復興公園内の足湯は利用できず、博物館は改装中で見られず、本当に残念でした。北投温泉はとても魅力的な場所なので、いつかまた足を運んでみようと思います。
[北投温泉博物館パンフレット]
http://getnews.jp/archives/1995293

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世界最大級の岩絵、ハイテクカメラでくっきり

2017-12-12 | 先住民族関連
2000年前の南米文化に迫る、角をもつ30mのヘビやフルート奏者も
ナショナルゲオグラフィック2017.12.11

アチュレス急流に近い陸地、セーロ・ピンタードにある巨大な岩絵の空撮写真。岩絵の部分を灰色で強調している。(PHOTOGRAPH BY DR PHILIP RIRIS)
「先住民の神話では、この急流は太陽神の住まいとされています」
 英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの考古学者フィリップ・リリス氏は語る。「別の神話では、(全ての動物と植物を生んだ)世界樹が倒れたとき、その樹冠がオリノコ川に落ち、急流を作ったとされます」
 リリス氏が言う「急流」とは、南米ベネズエラの西部を流れるオリノコ川の「アチュレス急流」のこと。この川の、ボートではそれ以上進めないという地点に5つの島があり、そこに岩絵が描かれている。規模も内容の具体性も、世界屈指の岩絵だ。
 この一帯は現在も様々な活動の要衝となっているが、2000年前も同様だったと考古学者たちは考えている。
 岩絵に関するリリス氏の研究は、学術誌「Antiquity」にこのほど発表された。その中でリリス氏は、この急流が「民族、言語、文化が集まる場所」だったと指摘している。
 岩絵には、多様なモチーフがよく似た様式で彫られている。考古学者たちは、かつてここがにぎやかな中心地であり、さまざまな集団が多く行き交っていたと推測する。今回、リリス氏らユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの考古学者チームは、これまでで最も詳細かつ大規模な岩絵の目録を作り上げた。チームは今回の記録を使い、この地にヨーロッパ人がやって来る前の多様な文化をより大局的にとらえたいと考えている。(参考記事:「8000年前の赤ん坊の手形、実はトカゲの足?」)
ハイテクカメラが不可欠
 岩絵の画像データを集めるため、リリス氏は写真測量カメラを取り付けたドローンを使った。写真から被写体を3次元で描画できるハイテクカメラだ。(参考記事:「大迫力、空から至近距離で撮ったハワイの溶岩 10点」)
 ドローンが最適のツールだったとリリス氏は話す。彫刻の中には途方もない大きさのものがあり、地上から見渡すのは難しいからだ。「未調査だったある場所では、それが巨大な彫刻の一部だと気付かずに、クリーニング作業をしていたことがありました」とリリス氏。
 わかっている中で最大の絵は、角のあるヘビだ。端から端まで約30メートルある。絵がたくさん描き込まれた別の区画はおよそ300平方メートル強。調査の結果、この区画には少なくとも93個の彫刻があり、幅が数メートルの物もあった。
 リリス氏によると、人間と動物の描写は、アチュレス急流でよく見つかるモチーフだという。(参考記事:「最古の犬の絵か? 狩りやペットの歴史にも一石」)
2000年前のコンセプチュアル・アート
 多く見られる彫刻の1つに、人々に囲まれるフルート奏者のような場面がある。季節の移り変わりがテーマになっているのかもしれない。この地域では雨期に入る前、オリノコ川の水かさが減り、岩絵の一部が露出する。おかげでその間は考古学者が調査しやすくなるが、数千年前はこうして岩絵が露出することが、儀式を行ううえで大きな意味があったかもしれない。
 もう1つ頻繁に描かれているのが、向かい合った2つの渦巻きだ。考古学者の間では「Cスクロール」と呼ばれている。この図柄は、北はカリブ海地域から南は中央アマゾンまでの広い範囲で記録されている。(参考記事:「ナスカ 文明崩壊の謎」)
 これまでの研究では、こうした渦巻きは男性の力と生殖力を表すと考えられてきた。だが、ベネズエラで描かれたものについて正確な意味を確定するのは難しいとリリス氏は話す。地域が異なれば、同じシンボルでも意味が違うことはよくあるからだ。
 それぞれのモチーフや彫刻がどの部族によって作られたのか知るには、さらなる研究が必要だろうとリリス氏は言う。しかし、いつかは知見をまとめ、ヨーロッパ人到来以前のこの地の生活について全体像を示したいと考えている。(参考記事:「カザフスタンに謎の地上絵、NASAが撮影」)
文=Sarah Gibbens/訳=高野夏美
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/121100481/

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アイデムフォトギャラリー[シリウス] 第1回「笹本恒子写真賞」受賞記念展 宇井眞紀子写真展 「アイヌ、現代の肖像」

2017-12-12 | アイヌ民族関連
期間:2017年12月14日(木)~12月20日(水)

PR TIMES (プレスリリース)2017年12月11日 10時00分
求人広告を企画・発行する株式会社アイデム(新宿区新宿 代表取締役:椛山亮)http://www.aidem.co.jp/ が運営するフォトギャラリー[シリウス] http://www.photo-sirius.net/ は第1回「笹本恒子写真賞」受賞記念展 宇井眞紀子写真展 「アイヌ、現代の肖像」を12月14日(木)~12月20日(水)に開催いたします。
日本写真家協会が主催する「笹本恒子写真賞」は日本初の女性報道写真家・笹本恒子の「時代を捉える鮮鋭な眼と社会に向けてのヒューマニズムな眼差しに支えられた業績」を顕彰し、その精神を引き継ぐ写真家の活動を支援することを目的として設けられた。選考委員は椎名誠(作家)、大石芳野(写真家)、熊切圭介(日本写真家協会会長)
 「第1回受賞者の宇井眞紀子さんは25年以上にわたってアイヌを撮り続けている。北海道ばかりではなく日本各地に住む彼らを訪ねて、丹念に付き合いながらレンズを向けてきた実績が写真から伝わってくる。報道写真は先ずは対象を撮るだけで重要な役割を果たすのだけれど、同じように奥深いところまで汲み取った表現がいかにできるかも大事な要素と言える。そういったことから考えても宇井さんの写真には、アイヌ民族が抱え込まされた理不尽さと同時に伝統的な祀や文化の輝かしさもしっかりと描かれている。何よりもモノクロームのトーンの美しさがアイヌの人たちの表情に重なって、一見、地味に見えるものの実に奥深い写真に出来上がっている点も評価した。」(選考委員・大石芳野 選評より抜粋)  (出展枚数 カラーモノクロ 約60点)
【公益社団法人日本写真家協会:連絡先】
住所:〒102-0082 東京都千代田区一番町25番地JCIIビル303
TEL:03-3265-7451、FAX:03-3265-7460、E-mail:info@jps.gr.jp、URL:http://www.jps.gr.jp/
【日時・会場】
会場:アイデムフォトギャラリー[シリウス]
(東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅徒歩1分)
〒160-0022 新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
期間:2017年12月14日(木)~12月20日(水)
開館時間:10:00~18:00(最終日は15:00まで)
休館日:日曜日
入場料:無料
写真展の様子は「シリウスブログ」でもご紹介します!
■シリウスブログ
PC:http://www.photo-sirius.net/blog/
■シリウス公式Facebook
http://www.facebook.com/photo.sirius
 [お問い合わせ]
アイデムフォトギャラリー シリウス事務局
担当:澤本慶子・安達洋子
TEL:03‐3350‐1211
http://www.photo-sirius.net/  
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000786.000002663.html

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JR飯田線難工事 支えたアイヌ技師の力 浜松

2017-12-12 | アイヌ民族関連
毎日新聞2017年12月11日 09時40分(最終更新 12月11日 09時40分)
 愛知県豊橋市から浜松市北部を通って長野県へ抜ける「日本一の秘境路線」とも呼ばれるJR飯田線を全面開通させるため、険しい山間部での測量を担当したアイヌ民族の測量技師、川村カネトを紹介するパネル展が23日~1月24日まで浜松市中区の市立中央図書館で開かれる。初日にはカネトの一生を紹介する合唱劇も行われ、関係者は「飯田線の開通にはアイヌの人の尽力があったと知ってほしい」と話している。
 1893年5月、北海道旭川市のアイヌの酋長(しゅうちょう)の家に生まれたカネトは鉄道の仕事に憧れ、小学校卒業後、国鉄(当時)の臨時測量作業員として働き始める。給料などで差別を受けたが勉強に励んで測量技手の資格を取り、正規の国鉄職員になった。北海道の鉄路敷設の半分を手がけたとされている。
(全文747文字)
https://mainichi.jp/articles/20171211/k00/00e/040/117000c

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「アイヌ神謡集」最後の学習会 登別 副館長「達成感ある」

2017-12-12 | アイヌ民族関連
北海道新聞12/10 09:37 更新
 【登別】知里幸恵が訳した「アイヌ神謡集」を各話ごと学ぶ連続学習会の最終回が9日、知里幸恵銀のしずく記念館(登別本町)で開かれ、受講生が熱心に耳を傾けた。講師を務めてきた同館副館長の浅野清さん(81)は療養のためこの日を最後に副館長を退いた。
 連続学習会は2016年5月に始まり、今回が16回目。地元のほか札幌市や白老町から15人が参加した。
 これまでの復習のほか、浅野さんが特別監修した偉人漫画「知里幸恵とアイヌ」(小学館)の制作過程ついても紹介。第1回から参加している豊浦町の更科好子さん(85)は「最初は話がわからなかったけれど、最近はアイヌ民族の世界観への理解が深まり、おもしろさを感じてきていた。これから自分で復習して頑張りたい」と話した。
 学習会終了後、浅野さんは「約1年半続けてきたので達成感がある。有名な序文だけでなく、その背景となる各話を学び、理解が深まってもらえたらと思う」と感慨深そうに話した。(今関茉莉)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/150321

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文化振興・研究推進機構と合併 来年4月 /北海道

2017-12-12 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2017/12/09
 アイヌ民族博物館(白老町)とアイヌ文化振興・研究推進機構(札幌市)は、合併契約書を締結した。来年4月1日付で、機構が博物館を吸収合併する。政府が白老町に建設しているアイヌ民族の文化復興施設「民族共生象徴空間」の運営をにらみ体制の強化を目指す。
 合併後の組織の名称などは今後詰める。象徴空間の建設に伴い、整備区域内にあるアイヌ民族博物館は本年度末に閉館する。
https://mainichi.jp/articles/20171209/ddl/k01/040/189000c

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【人類学】物語を巧みに話せることの効用

2017-12-12 | 先住民族関連
Nature Asia 2017/12/06
Anthropology: The benefits of a good story
フィリピンの先住民族「アイタ」の狩猟採集社会において物語を話す能力と協力行動が関連していることを明らかにした論文が、今週掲載される。また、巧みな語り手の方が、大きな社会的な成功と繁殖の成功を収めていることも明らかになった。
物語を語るという行為は、人間社会のどこにでも存在し、貴重な知識の発信方法だと考えられている。しかし、物語を語ることの具体的な効用を明らかにするのは難しい場合がある。
今回、Daniel Smithたちの研究グループは、アイタの社会において物語を語ることが個人と集団にどのような利益をもたらしているのかを調べた。その結果分かったのは、昔から語られている物語のテーマの大部分が協力と社会規範であり、このことは、他の7つの狩猟採集社会に対象を広げて物語を語ることを分析した結果とも一致していた。今回の研究で行われた実験的ゲームでは、巧みな語り手のいる集団に属する人間の方が、そうでない集団に属する人間よりも協力的に振る舞った。さらに、社会的パートナーとして選ばれるかどうかを予測するための判断材料として物語を語る技能が最も優れており、巧みな語り手がパートナーに選ばれる確率がそれほどでもない語り手のほぼ2倍となり、生存子数は平均で0.5人多かった。
Smithたちは、物語を語ることが協力の増進に重要な役割を果たしており、この機能が、物語を語ること自体の普及に有利に働いたという考えを提唱している。
DOI:10.1038/s41467-017-02036-8 | 英語の原文 http://www.nature.com/articles/s41467-017-02036-8
「Nature 関連誌注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。
https://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/12290

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