先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

<北海道>アイヌ民族が東京で海外メディアに権利回復を訴え

2019-03-02 | アイヌ民族関連
HTB 3/1(金) 18:05配信

 アイヌの人々らが1日、東京で海外メディアに向けて会見を開きました。アイヌ新法案はアイヌのためになっていないと訴えました。
 日本外国特派員協会で会見を開いたのは、紋別アイヌ協会の会長や東京在住のアイヌ民族、先住民族の権利に詳しい弁護士らです。先月、日本政府が閣議決定したアイヌ新法案に、欧米などの先進諸国が先住民族に認めている土地や漁業権などの権利回復が盛り込まれていないなどと訴えました。紋別アイヌ協会の畠山敏会長は「(権利を奪ったことへの)謝罪や、自決権が、今回の新法には何も謳われていない」と声明文を読み上げました。またコタンの会の清水裕二会長は「(新法で)先住民族として認めるのであれば、それを裏付ける法案、条文でなければおかしい」と訴えました。日本のアイヌ政策に対して国連は去年8月、アイヌの人々の土地と天然資源に関する保護が十分でないと勧告を出しましたが、会見では「日本政府が国連の勧告を無視している」とも訴えました。政府はアイヌ新法について今国会中の成立を目指しています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190301-00000009-htbv-hok

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江戸以前のアイヌ住居 伊達、模型で復元

2019-03-02 | アイヌ民族関連
読売新聞 2019/03/02 05:00
復元された約500年前のアイヌ住居の模型(伊達市噴火湾文化研究所提供)
 伊達市有珠地区のカムイタプコプ下遺跡で発掘されたアイヌの住居(チセ)跡を復元した模型が10日、同市の「だて歴史の杜カルチャーセンター」で開かれる講演会で披露される。15世紀後半~16世紀頃の江戸時代以前のチセが本格的に復元されたのは初めてで、近代のチセと比べてかなり異なる構造であることが模型から見て取れる。
 住居跡は短辺5・7メートル、長辺8・2メートルの不整形の長方形で、柱穴の直径は平均9センチ、深さは平均27センチだった。発掘成果を建築学的に評価した結果、この時期のチセは、〈1〉柱が比較的細い〈2〉室内に梁はりがない〈3〉屋根は低く傾斜がゆるい――など、近代のチセと異なる特徴が判明した。
 模型は約25分の1のスケールで、内部が見えるように骨組みだけとし、壁や屋根などカヤの部分は一部、半透明で復元した。復元は、北海道博物館などの研究グループが2010年の発掘調査で発見した住居跡を基に伊達市が行い、NPO法人歴史的地域資産研究機構の小林孝二さんが監修した。
 現在、博物館などで展示されているチセは現存していた住居や古老からの聞き取りを基にしているため、近代以降のものに限られている。同市教育委員会の青野友哉・文化財係長は「アイヌの文化は一般にイメージされる以上に変化していることを、具体的なモノで示した意義は大きい」と強調している。
 模型は講演会でお披露目された後、同市噴火湾文化研究所で展示される。
復元された約500年前のアイヌ住居の模型(伊達市噴火湾文化研究所提供)
https://www.yomiuri.co.jp/local/hokkaido/news/20190301-OYTNT50140/

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余市の豪商が残した古文書を解読する 駒木根恵蔵(こまきね・けいぞう)さん

2019-03-02 | アイヌ民族関連
北海道新聞 03/01 08:57
 江戸時代末期から明治の初めにかけて、和人とアイヌ民族との交易拠点として栄えた後志管内余市町周辺の「ヨイチ場所」。場所請負人だった豪商、林家が4代にわたり記録した日記や報告書などの古文書を、2005年から、解読ボランティアの会の会長として会員とともに現代語に訳している。
 古文書は余市町や北大などが所蔵し、町が所蔵している分だけで600点以上に及ぶ。「膨大な資料のおかげで明治期の開拓以前の歴史を文献で知ることができる。まさに余市の宝です」と強調する。会員13人が月3回集まり、墨書の崩し字で書かれた古文書のコピーを読み進める。解読分は冊子「林家文書 解読と研究」にまとめ、5号まで発行した。
 旧満州(現中国東北地方)のハルビン生まれ。終戦後、後志管内で中学校教員を務めた。「歴史が好きで、本当は考古学の発掘をしたかった」。古文書の解読は30代後半から始めた。休みを利用して札幌の講座に通い、「林家文書」の一部を解読して余市町史を編さんした郷土史家の川端義平氏(故人)に弟子入り。「お金の数え方、暦、ニシン漁の仕組みなど、言葉の読みだけでなく意味を理解するのが大変でした」と振り返る。
 余市郷土研究会の会長も務める。「専門家に頼らず、古文書を読める町民を育てて、長い年月をかけて林家文書を解読していきたい」。余市町在住。79歳。(川村史子)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/281752

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泰生ポーチで「ペルー・シピポ族の文化を知る会」 伝統工芸の泥染めやワイン・コーヒーを紹介

2019-03-02 | 先住民族関連
ヨコハマ経済新聞2019.03.01

 ペルーの先住民族シピポ族の伝統工芸で、木の皮からとれる染料と特別の泥を使って綿布を染め上げる「泥染め」などを紹介する「ペルーアマゾンに住むシピポ族の泥染めを知る会」が、3月2日と9日に泰生ポーチフロント(横浜市中区相生町2)で開催される。
 シピポ族は、南米ペルー、アンデス山脈のふもとに広がるアマゾン地域に暮らす先住民族。会場では、シピポ族の泥染布を使ったバッグ、インテリア雑貨、泥染めテーブルウエア、カフェマットなどを紹介する。
 主催は、ワインのセレクトショップ「レトワール・ポレール」、オーダー式のコーヒー豆の販売などを行う「マツモトコーヒー ロースターズ レイジーオールドサン」、シピボ族の伝統工芸を応援する「アマゾン屋」。
 会場では、美食の国として知られるペルーの南米大陸で最も古いワイナリーのワインや、ペルー産のコーヒー豆でいれたコーヒーなどを提供する。
 ペルーに20年住み、現在は東京で「アマゾン屋」の活動に取り組んでいる馬場綾さんが14時から、フリーハンドで描かれる神秘的な幾何学模様の染め物や、先住民の文化などを伝えるトークを行う。
 馬場さんは「布や染め物のほか、中南米、工芸が好きな方、先住民の文化について関心がある方にも足を運んでほしい。シピボ族の天然の泥染め布はまだ日本ではあまり知られていない。先住民がつくる工芸品を買って使っていただくことで、彼らの生活を支えることにつながる。実際に見ていただき、生活の中に取り入れていただけたら」と話している。
 開催時間は11時~16時。参加費無料。
 ペルーは、日本がラテンアメリカで最初に国交を結んだ国で、1899年に日本人移民を受け入れ、横浜港から「佐倉丸」に乗り790人がペルーに移住した。今年は「ペルー日本人移住120年」を迎える。日系人の人口はブラジルに次いで南米2位。
https://www.hamakei.com/headline/10607/

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5枚組CD BOX『アイヌと奄美』詳細発表!

2019-03-02 | アイヌ民族関連
OKMUSIC 2019年03月01日 09:00

森羅万象に寄り添い音に抱かれ暮らす、北の大地と南の島。
CD5枚組(全71曲)+ブックレット56ページの超豪華BOX。
いよいよ3月20日にリリース!
【作品概要】
CD BOX 「アイヌと奄美」は、民謡コンピレーションアルバムの域を越えて歴史資料的意義に満ちた、後世に遺す平成時代の音楽文化遺産です。
5枚のCDに全71曲を収録。
総勢39組のアーティストは、昭和から平成の時代を代表する実力者ばかり。
アイヌ音楽、奄美シマ唄好きならワクワクが止まらない豪華すぎる顔ぶれです。
アイヌ編2枚、奄美編2枚に加え、コラボレーション編には、4人の歌い手が双方の曲の中から古い曲を中心に選曲し、曲の背景や歌詞の意味を話し合いながら、掛け合わせ、紡いでいった珠玉の6曲を収めています。
【推薦のことば】
2003年に奄美パークの「神唄祭」でアイヌの安東ウメ子さんと共演して以来ずっと、アイヌと奄美は遠いけれど、とても古くからの親戚だと感じていました。
このCD BOXはウメ子さんがお空の上から繋げてくれたご縁によって産まれたものだと思います。この唄達が伝えるメッセージは、北でも南でも、どんな時代でも変わらない、暮らしや祈りの中で、心によって受け継がれて来た、文字や楽譜には表すことの出来ない、私達の原風景(魂)なのだと思います。
朝崎郁恵
『アイヌと奄美』CD BOXセット ティザー
https://www.youtube.com/watch?v=YUtoanYXoyU
【リリース情報】
V.A.『アイヌと奄美』
2019年3月20日(水)発売
5枚組CD+ブックレット56ページ
20,000円+税
※本商品は、スペースシャワーストア( https://spaceshowerstore.com/ )の他、CDショップ、amazon等で販売しております。
アイヌ編(1)
01. Eri Rimse/安東ウメ子
02. Rok Upopo/OKI
03. Saraba ~ Iya Ko Ko (弓の舞)/安東ウメ子
04. Ku(弓の舞)/OKI
05. Honkaya(舟漕ぎ遊び)/Marewrew
06. Ionnokka(子守歌)/萱野れい子
07. Iuta Upopo/安東ウメ子
08. 早口言葉/貝澤野の子
09. Cikap/Marewrew
10. Pekanpe uk(菱の実採りの歌・座り歌)/安東ウメ子
11. Iyomante Upopo (熊送りの時に歌うウポポ)/安東ウメ子
12. Kent Hakka Tuhse/OKI
13. Horipi Ikoas Irehte/OKI
14. Battaki(イナゴの大群)/安東ウメ子
15. Hutare Cuy(黒髪の舞の歌)/Kapiw&Apappo
アイヌ編(2)
01. Apkatopa/Marewrew
02. Rera Suy/Marewrew
03. Cipo Sanke Upopo/Marewrew
04. Retahciri Haw/OKI
05. Mukkuri Hawe He/安東ウメ子
06. Iso Kaari Irehte/OKI
07. 馬追いの歌/Marewrew
08. Etuhka Maa Irehte/OKI
09. Sa Oy/Marewrew
10. Ruyanpe, Rera/安東ウメ子
11. Ayoro/Marewrew
12. Ucaore Irehte(二人の男 口げんか)/OKI
13. Cup Kawa Kamuy Ran(湖に揺れる月)/安東ウメ子
14. Sannupis Heciri/OKI
15. Atuy So Kata(海の上で)/安東ウメ子
16. ユカラ「山丹の美女と大まむし」/萱野茂
奄美編(1)
01. 朝花節/南政五郎
02. 俊良主節/武下和平
03. くるだんど節/福島幸義
04. 花染節/築地俊造
05. 上がれ世ぬ春加那節/当原ミツヨ
06. シュンカネ節/前山真吾
07. やちゃ坊節/中孝介
08. マンコイ節/RIKKI
09. くばぬ葉節/元ちとせ
10. らんかん橋節/森田照史
11. 芦花部一番節/森山ユリ子
12. 儀志直節/松崎博文
13. ヨイスラ節/住姫乃
14. 行きゅんにゃ加那節/里歩寿
15. ワイド節/坪山豊
16. 八月踊・祝つけ唄/大島・笠利町 佐仁集落有志
17. 六調/里国隆
奄美編(2)
01. 朝顔節/朝崎郁恵
02. 長朝花節/里アンナ
03. むちゃ加那節/牧岡奈美
04. いそ加那節/松山美枝子
05. 塩道長浜節/徳原大和
06. かんつめ節/福島幸義
07. 仙本節/中山音女
08. 今ぬ風雲節/川畑さおり
09. 請くま慢女節/平田まりな
10. 嘉徳なべ加那節/楠田莉子
11. 徳之島朝花節/安田宝英
12. 徳之島一切節/森田美咲
13. 鷺節/中島清彦
14. いちきゃ節/川畑先民
15. 道為謹当/田畑哲彦
16. 海者原者/田畑哲彦
17. 節田マンカイ/大島・笠利町 節田集落有志
コラボレーション編
01. Eumi Rimse(エーウミ リムセ)※Eの上に棒線記号
02. Ito(イトゥ)
03. Chijuriahama no Kamome(チジュリャハマのカモメ)
04. Ikyabiki no Yaysama(イキャビキのヤイサマ)
05. Senguromui Menoko(セングロムィ メノコ)
06. Mitirasanmae Kamuy Samada(ミティラシャンマエ カムイ シャマダ)
https://okmusic.jp/news/324280

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