goo blog サービス終了のお知らせ 

先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

近江商人 負の側面つづる

2019-03-30 | アイヌ民族関連
読売新聞 3/29
 ◇高島・駒井さん アイヌ搾取の史実 本に
 在野の近江商人研究家として知られる高島市安曇川町の元中学校教諭、駒井正一さん(68)が、新著「アイヌ民族の戦い」を自費出版した。若い頃から人権問題に強い関心を抱いていたうえ、研究の過程で、北海道で漁業経営に携わった近江商人がアイヌ民族を搾取していた事実を知ったことが、執筆・出版のきっかけになったという。(宮明敬)
 ◇漁場連行 共同体崩壊の一因
 江戸時代に東北地方に進出した高島商人の末裔まつえいでもある駒井さんは、35年の研究生活の中で、近江商人に関する五つの著書を世に出してきた。5冊目の「近江商人の漁業経営」(2014年)で、近江商人が北海道の発展に寄与する一方、アイヌの収奪にも関わっていた事実に初めて触れた。
 その後、幕末の探検家、松浦武四郎の日誌や「飛騨下呂通史」の記述から、北海道北部や東部の漁場を開拓して豪商となった豊郷出身の藤野喜兵衛家が、アイヌの労働者を遠方の漁場へ強制的に連行し、奉行所から「アイヌの遣ひ方に非道がある」と改善命令を受けていたことを知り、続編の出版を決意。室町時代から近代までのアイヌ民族史の中で描こうと努めた。
 著書では、強制連行がアイヌの共同体を崩壊させる一因になったと指摘。アイヌが数々の反乱を起こした背景には、商人らの収奪や松前藩の差別政策があったとしている。差別は近代に入っても続いたという。
 駒井さんがアイヌ民族の研究を始めたのは約25年前。蝦夷えぞ地における近江商人の活動を調べていた縁で、北海道へ修学旅行に向かう高校生向けに、講演を頼まれたのがきっかけだった。
 「ようやく一つの形にできた。近江商人の活動にも、北海道開拓史にも、功罪両面があったことを知ってほしい」と話している。
 定価1000円(税込み、送料別)。問い合わせは駒井さん(0740・34・0658)。
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20190328-OYTNT50141/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WOWが舞台映像の演出・制作を手がける「阿寒ユーカラ『ロストカムイ』」が上演開始

2019-03-30 | アイヌ民族関連
AXIS 3/29

阿寒湖温泉のアイヌの人々が継承してきた歌や踊りなどの伝統文化を、国内外から同地を訪れる多くの人々に知ってもらうために企画された、デジタルアートとアイヌ古式舞踊を融合した新プログラム「阿寒ユーカラ『ロストカムイ』」が、2019年3月19日(火)から阿寒湖アイヌシアター「イコㇿ」で一般上演を開始している。
ビジュアルデザインスタジオ WOWが舞台映像の演出・制作を手がける同作には、ヨシダ ナギ、Kuniyuki Takahashi、UNO、坂本大輔(JTBコミュニケーションデザイン)といった、写真やデジタルアート、サウンドデザインなどの分野で注目を集めるクリエイターが阿寒湖に集結。
アイヌ古式舞踊、現代舞踊、3DCG、7.1chサラウンドを組み合わせ、5台のプロジェクターで舞台を立体化した新演目、「ロストカムイ」を制作した。
同作では、「アイヌとエゾオオカミとの共生」をテーマとした物語を、デジタル技術と舞踊で立体的に再現。自然を尊び共存してきたアイヌの人々の暮らしのなかから生まれた歌や踊りなど、アイヌの世界観を存分に体感することができる。
アイヌは「動物にも、草木にも、水や火や風にもカムイ(アイヌ語で神様の意味)が宿る」と信じていており、とくにエゾオオカミは狩りをする神「ホロケウカムイ」と呼ばれ、カムイのなかでもアイヌに狩りを教え、時に助ける特別なカムイとしている。こうしたアイヌの世界観が、WOWのデジタルアートを通じて私たちの前に登場するだろう。
https://www.axismag.jp/posts/2019/03/123149.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひき逃げ現場の人だかりにトラック突っ込む、18人死亡 グアテマラ先住民の町(動画)

2019-03-30 | 先住民族関連
APF BBNEWS 3/29(金) 14:27配信
【3月29日 AFP】中米グアテマラ西部ナワラ(Nahuala)の幹線道路上で27日夜、マヤ系先住民の一団にトラックが突っ込み、消防当局によると18人が死亡、20人が負傷した。トラックはそのまま現場から逃走したが、警察がカーチェイスの末に運転手を逮捕した。
 ひき逃げ事故が起きたのは、人口約6万5000人のナワラの町の入り口付近。住民の多くはマヤ系先住民キチェ(K'iche' Maya)だ。
 現場ではこの事故の直前に、地元の長老で州の都市農村開発委員長を務める男性が別のトラックにはねられて死亡するひき逃げ事故があり、住民らが集まっていた。
 地元メディアによれば、2件目の事故を起こしたのはセミトレーラーで、事故当時はヘッドライトを点灯していなかった。幹線道路にも照明はなく、そのため路上に人々がいることに気付かなかった可能性があるという。
 消防当局は、この事故で子ども3人を含む18人が死亡、20人が負傷して病院で治療を受けていると発表した。重傷者もいるという。救急当局は当初、死者30人としていた。
 事故を起こしたトラックは止まることなく現場から逃走したが、警察によるとパトロール中の警官がカーチェイスの末に運転手(28)の身柄を確保。速度超過で走行し複数の人をはねた容疑で逮捕したという。
 グアテマラ政府は28日、3日間の服喪を宣言。ジミー・モラレス(Jimmy Morales)大統領はツイッター(Twitter)で哀悼の意を表明し、遺族への支援を約束した。
 映像はナワラの事故現場。27日撮影。(c)AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190329-00010004-afpbbnewsv-int

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「大草原の小さな家」206話が4K完全版で復刻。新吹替でNHK BS4K放送

2019-03-30 | 先住民族関連
impresswatch3/29(金) 13:16配信
海外ドラマの名作「大草原の小さな家」が4K映像にレストアされ、NHK BS4Kにおいて4月3日よりノーカットで放送される。時間は毎週水曜午後9時30分~10時20分で、第1回は長編のため11時10分まで。アメリカ開拓時代、さまざまな困難を乗り越えながら生き抜いたインガルス一家の物語が、世界初の4Kで復刻する。
アメリカで1974年から1983年にかけて放送された全206話が、新たにオリジナル35mmフィルムから4Kに変換、翻訳から刷新され、新たな日本語吹き替え版として生まれ変わる。
日本では1975年から8年に渡ってNHK総合テレビで放送されたが、当時は放送枠が45分とオリジナルより短く、各話一部がカットされていた。新吹き替え版は“完全版”で放送される。
一家の大黒柱・チャールズ役の声は森川智之が担当するなど、実力派の声優を起用。「一期一会の出会いの中で、ひたむきに生きる家族の姿、人々の生きざまは、人を愛することのすばらしさ、人間の尊さに、あらためて気づかせてくれる」としている。
出演はマイケル・ランドン(父チャールズ役:森川智之)、カレン・グラッスル(母キャロライン役:小林さやか)、メリッサ・ギルバート(ローラ役:宇山玲加)ほか。
4月放送予定エピソード4月3日「旅立ち」インガルス一家は住んでいた森を離れ、豊かな土地を求めて西部に旅立つ。道中さまざまな困難に見舞われながらも、小川近くの土地に家を建てることに。自力で家を建て、家族の新しい生活が始まるが、そこに先住民たちの姿が……。4月10日「素晴らしい収穫」新居からまたも移住を余儀なくされたインガルス一家は、ウォルナット・グローブという小さな町に落ち着くことになる。チャールズは、昼はハンソンの製材所で働き、夜は家作りに励むが、昼夜働きづめで、ついに倒れてしまう。4月17日「わたしの母さん」学校に通うことになったローラとメアリー。さっそくオルソン商店の娘ネリーに「田舎の子」とバカにされる。ネリーは学校でもわがまま放題。我慢していたローラだが、ある日、ネリーとやり合ってしまい……。インガルス家と対照的なオルソン一家が勢揃いする。4月24日「遠くで働く父さん」嵐で小麦が全滅し、チャールズは仕事を求めて旅立つ。途中、出稼ぎ仲間と出会い、採石場の仕事を紹介してもらうことに。一方、キャロラインは女性たちに声をかけ、倒れた小麦を少しでも収穫しようと奮闘する。
AV Watch,中林暁
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190329-00000066-impress-ind

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする