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議員団「民族共生象徴空間」建設現場など視察 アイヌ新法案審議に向け 北海道白老町(動画)

2019-03-29 | アイヌ民族関連
HBC 3/28(木) 12:44配信

今の国会で成立を目指すアイヌ新法案の審議に向けて、27日、衆議院議員らが民族共生象徴空間を視察しました。
衆議院の国土交通委員会の議員団は、来年4月に胆振の白老町にオープン予定のアイヌ文化の発信拠点「民族共生象徴空間」の建設現場などを視察しました。
アイヌ新法案の審議に向けて理解を深めるためで、アイヌ関係者との意見交換も行われました。
アイヌ新法案には、法律で初めて、アイヌが「先住民族」であることなどが明記されています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190328-00000007-hbcv-hok

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<チェンジ 新知事選択 政策どう違う?>(1)経済 課題解決、異なる道筋

2019-03-29 | アイヌ民族関連
北海道新聞03/28 05:00
 元衆院議員の石川知裕氏(45)と前夕張市長の鈴木直道氏(38)の一騎打ちとなった道知事選(4月7日投開票)。2氏は北海道の未来像をどう描くのか。経済政策や人口減少、社会保障、エネルギー政策、カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)誘致の是非など、道が直面する課題についてテーマごとに主張や公約を比べ、論点整理した。
■石川氏、観光税で基盤を整備 鈴木氏、外国客20年度500万人
 経済政策では、2氏とも北海道経済をけん引する「食と観光」の振興に重点を置く点が共通する。ただ、手法は異なり、石川氏が「観光税」創設による受け入れ環境の整備を主張するのに対し、鈴木氏は知事のトップセールスによる観光客増加などの数値目標達成を掲げる。
 「1泊100円をもらったらいいのではないか」。石川氏は21日の街頭演説で、道内のホテルなどの宿泊客から徴収する法定外目的税「観光税」導入を提起した。外国人客の増加を踏まえ、税収は公衆無線LANサービス「Wi―Fi(ワイファイ)」や案内表示板などの基盤整備に充てるべきだと主張した。
 道の2018年度観光予算は約21億3千万円で、一般会計の当初予算総額に占める割合は0・1%を下回る。財源を拡充するため、道の諮問機関「北海道観光審議会」は昨年、高橋はるみ知事に「観光税導入を検討すべきだ」と答申した。だが一部の自民党道議が税負担が増すことに反発し、議論は停滞したまま。石川氏は「課題はあるが、お客さんが安心して旅行できるよう取り組む」と話す。
 「徹底的に『稼ぐ道政』を展開する」。鈴木氏は23日の街頭演説で、高橋道政を踏襲した数値目標の達成に意欲を示した。17年度は年間279万人だった来道外国人観光客数を20年度に500万人に増やし、16年は年間1035億円だった道産食品輸出額を23年までに1500億円に拡大することを掲げる。
 鈴木氏は20年の東京五輪・パラリンピックや、アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」開設などの機会を生かし、知事自ら道内の魅力を発信し、観光需要を掘り起こす考えも示す。道産食品輸出に関し、市長時代に夕張メロンを海外に売り込み輸出につなげた実績もあり、「ASEAN(東南アジア諸国連合)地域や欧州などに積極的にプロモーションする」と意気込む。
 産業の振興については、2氏とも新たな産業創出の必要性に言及しているが、着眼点は異なる。
 石川氏はバイオマス発電で生じた余熱を活用し、チョウザメを養殖してキャビアをつくったり、マンゴーを栽培したりしている十勝管内鹿追町などの取り組みに触れ、「再生可能エネルギーを利用し、新しい産業を興したい」と話す。
 鈴木氏は道内の広大な敷地や寒冷な気候を生かして、自動運転に関する実証実験拠点の整備を目指すとしている。「北海道には各自動車会社のテストコースが集約され、ポテンシャル(潜在力)がある。未来志向で挑戦したい」と語る。
 2氏は経済政策を推進する上で、それぞれ新たな態勢も整えたい考えだ。
 石川氏は企業経営者や市町村長らで構成する「北海道経営会議」を設置し、年1回、北海道の課題について議論するとしている。「(世界の政財界のリーダーらが話し合う)ダボス会議のようなイメージ」といい、政策に経済人らの知恵や経験を反映させる。
 鈴木氏は道内ゆかりの経済人や文化人らで「ほっかいどう応援団会議」をつくり、企業版ふるさと納税制度やインターネットのクラウドファンディングで寄付を募る。「北海道にほれ込んだ人の力を結集する」と話し、政策資金を道内外から広く集めたい意向だ。(内藤景太)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/290731

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通史編を読む/37止 本州アイヌの生業 漁業や海運、農業も /青森

2019-03-29 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2019年3月28日 地方版
 近世夷島(えぞがしま)(現北海道)のアイヌは、山野河海での狩猟・採集・漁労を主体にし、居住地付近での畑作を副次的に行っていた。では、北奥地方に居住した本州アイヌの生業はどのようなものであったろうか。以下に、津軽アイヌの生業のいくつかをみてみよう。
 津軽アイヌは、田地所持は許されていなかったが、屋敷地と屋敷まわりの畑は所持することができ、これらの土地は年貢が免除されていた。これらの畑は「切替(きりかえ)畑(ばた)」で、何年かごとに山林・原野を畑に切り替えて、焼き畑農法によって粟(あわ)・稗(ひえ)の雑穀類を作り、地力が衰えると放置して、数年後に再び戻ることを繰り返す耕作形態であった。
 漁業では、河川でのサケ漁のほか、海でのタラ漁、松前でのニシン漁も行った。なかでも1697(元禄10…
この記事は有料記事です。
残り867文字(全文1212文字)
https://mainichi.jp/articles/20190328/ddl/k02/040/058000c

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人生を楽しもう!~カナダ・ケベック州へ~ケベックシティ氷点下編 ①

2019-03-29 | 先住民族関連
リスヴェル2019年3月28日更新
カナダ東部に行くなら紅葉の秋だと決め込んではいませんか?
でも、その魅力は四季折々。
2018年6月からは東京(成田)-モントリオール間にエア・カナダの直行便が就航。一年を通して多彩な魅力を体験しやすくなりました。夏期は毎日、冬期は週3便運航。ボーイング787-8型機で約12時間の快適なフライトです。
モントリオールを最大都市とするケベック州に行くと、「Joie de vivre(人生を楽しもう!)」という言葉があちこちで聞かれます。
 札幌より北に位置するケベックは、東京で桜が咲く4月もまだ冬の気配が残っています。特に2019年の冬、10年に一度という厳しい寒さに見舞われました。
 なんとマイナス20度!!フード付きのダウンコートや手袋の暖かさが心からうれしい。
でも、「Joie de vivre!」 ケべコア(ケベックの人たち)は、戸外に出て、こんな寒さだって楽しんでしまうのです。
 モントリオールから古都ケベックシティに足を延ばし、氷点下の2都市の魅力をお伝えしましょう。
~可愛すぎる古都ケベックシティ~
 旧市街がユネスコの世界遺産に登録されたロマンチックな城郭都市ケベックシティ。
北米でもっとも歴史ある町のひとつで、通りの表示はフランス語、歩いていてもフランス語が聞こえてきます。
ケベック州は英仏二か国語が公用語のカナダにあって、唯一フランス語が公用語という土地柄。
その理由は歴史と深くかかわっています。
まずは、簡単に歴史のおさらいから。
かつて先住民族との毛皮の交易により町は発展しました
 カナダの地図を見ると、向かって右側、大西洋側の国土がグイっと大きくえぐれたような形になっています。
このえぐれた部分をセントローレンス湾というのですが、ヨーロッパから見ると、16世紀のカナダはまだ未開の土地でした。
 1534年、フランス国王フランソワ1世に派遣された探検家ジャック・カルティエがこのセントローレンス湾周辺を探検し、この地を「ヌーベルフランス」と名付け、フランス王による領有を宣言します。
 ここには先住民族が暮らしていましたが、その後、フランスは毛皮取引の占有権を手に入れ、カナダに植民地を建てます。ビーバーの毛皮は高級な山高帽を作るのに欠かせないものとして、ヨーロッパ貴族の間で大大人気。そのせいで、当時、ビーバーは絶滅寸前まで減ったと言われています。
 植民地で起きるさまざまな問題の解決に取り組んだというシャンプラン。
後に「ヌーベル・フランスの父」と呼ばれるようになりました。
 毛皮の交易で町が発展し、入植者が増える一方で、キリスト教の布教が行われ、17世紀半ば、人口の4分の1は聖職者だったそうです。旧市街には、海を渡り、ケベックの信仰とヘルスケアシステムの担い手となった修道女たちが暮らした修道院の建物が、博物館兼ホテルとして開放されるなど、当時の様子を知ることもできます。(Monastère des Augustine https://monastere.ca/en)
当時はフランスだけでなくイギリスも北米の入植に力を入れており、フランスとイギリスが北米での覇権争いを続けていました。そんななか勃発したのが18世紀の「フレンチ・インディアン戦争(七年戦争)」。
ケベックは敗れ、講和条約で英領となりました。
しかし、フランス系住民のためにフランス民法やローマカトリックの存続が認められ、フランス色が残ることになります。
そんなフランス愛にあふれるケベック州。
歴史を知ってからロマンチックなケベックシティの街並みを散歩したら、いっそう感慨深くなることでしょう。
 フランスの影響を存分に受けたグルメも存分に楽しみましょう。
 ホテルはセントローレンス川の流れが見える部屋がおすゝめです。
川を悠然と流れる流氷を眺めれば、幻想的な美しさに、寒さを忘れてただ見とれてしまうことでしょう。
取材協力:ケベック州観光局(https://www.quebecoriginal.com/en)
https://www.risvel.com/column/780

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人生を楽しもう!~カナダ・ケベック州へ~ケベックシティ氷点下編②

2019-03-29 | 先住民族関連
リスヴェル2019年3月28日更新
~ケベックシティの冬のお楽しみ~
 2月初旬から中旬にかけて開催されるウィンターカーニバル(Carnaval de Quebec)が根強い人気です。
 このお祭りの第一回は1894年。世界各地で開かれているウィンターカーニバルの中でも、最古の歴史を誇っています。モナコのグレース王妃はじめ、海外の賓客がはるばるお越しになったこともあるそうです。実は、札幌の雪まつりは、このケベックのウィンターカーニバルをお手本に作られたという話も聞きました。
 今、世界三大冬まつりは、このケベック、中国のハルピン、札幌だそうです。
でも、札幌の雪まつりのようにドカンと並ぶ巨大な雪像を見学するというより、町中に並ぶ氷の彫刻や雪像を見るだけでなく、ファミリーで屋外で楽しもう!というイベントのように感じました。
 子供は雪を固く凍らせた上にカナダ特産のメープルシロップを流し、棒で巻き付けて作るメープルタフィを食べるのに夢中。大人は、赤ワインとブランデーにメープルシロップを加えたアルコール度数25度というカクテル「カリブー」を片手に氷の彫刻の間をのんびり歩くという平和な風景。ところで、この「カリブー」は、その昔、トナカイの一種のカリブーの血を先住民族が飲んでいたというところからヒントを得たカクテルだとかで、カーッと身体が温まります。「Chic Choc」という地元のホットラムも人気でした。
 カーニバルのシンボルは「ボノム(Bonhomme)」。フランス語で「良い男」!? 祭りの期間中、町中至るところで見かけるこの雪男は、正直ちょっと顔が怖いですが、地元で絶大な人気を誇っています。
 身長7フィート、体重400ポンドの雪でできており、赤い帽子をかぶり、腰にはケべック伝統の矢の模様のサッシュを巻き、祭りにやってきます。ボノムを見れば、皆が写真を撮りたがり、行列ができます。
 そして、「Bon jour!」と言えば、「Bon Jour!!」と返してくれるような、きちんと話もできる楽しいキャラクターです。
 今回は10日間のウィンターカーニバルの最終日に間に合いました。それだけでラッキーでしたが、期間中は毎日イベント盛りだくさん。凍り付いたローレンシャン川で開催されるカヌーのレースがあるらしいのです。テレビの生中継があるほど迫力満点で、祭りのハイライトの一つだそうです。次回はぜひこれを見たいなぁ。!
 それにしてもケべコワ(ケベックの人たち)は、冬の寒さを避けて家でジッとしているなんてことは全く頭に無いようで、外に出て、心も身体も暖まろう!という人たちだなぁとあらためて感心!
 ケベックウィンターカーニバル、私の中のハイライトは夜のパレードでした。
 毎年15チームとフロート(山車)が30台参加し、思い思いのパフォーマンスを繰り広げます。それがとにかく幻想的! 街にイルミネーションが点灯し、パレードのフロートが通る道路沿いの建物はライトアップされ、怪しく浮かび上がります。一段と冷え込んだ空気のなか、沿道に8万人とも言われる人たちの大歓声に応えるように、さらなる大音量ときらめく光の競演。州議会前の大通りを、夢のような世界を繰り広げながら、フロートが次々に進んでいきました。
 ケベックと言えば、世界的に有名なあの芸術的なパフォーマンスグループである「シルクドソレイユ」が誕生した場所です。パフォーマーたちの踊りもアクロバティックなだけでなく、とてもしなやかな動きで、うっとりするほど美しいです。このパレードは必見!!
 パレードは一時間も続いたでしょうか。
祭りの終わりは物寂しいとよく言いますが、ケベック・ウィンターカーニバルには第二部が用意されています。
 会場を後にして、、向かったのは、ケベックシティで人気の美味しいビールの店。Brasserie Inox。
さまざまな種類のビールを楽しみ、祭りの余韻を味わうことになりました。
 私は「ボック」と呼ばれる冬限定のちょっと濃い目のビールに挑戦。
ケベックの食べ物、飲み物はお世辞でなく、本当にどれも美味しいのです。
 ビールを飲んでいると、誰かが歌いだしました。
あれ?ここはカラオケ屋さん?NHLのアイスホッケーの生中継もやっているから、スポーツバー?
 何だかわからないけれど、とにかく寒さを吹き飛ばせ!!という気概が伝わる一夜でした。
 ケベック・ウィンターカーニバル、来年2020年は2月7日から16日まで開催されます。
(https://carnaval.qc.ca/en)
取材協力:ケベック州観光局(https://www.quebecoriginal.com/en)

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