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阿寒アイヌ工芸品ブランド化へ

2020-03-20 | アイヌ民族関連
NHK 03月18日 20時26分
釧路市の阿寒湖畔で活動するアイヌの工芸家たちの人柄や最新の創作活動を紹介し、工芸品のブランド力向上をめざすプロジェクトが始まりました。
阿寒アイヌ工芸協同組合と釧路市などが今月から立ち上げたのは、アイヌ工芸品の認知度向上をめざすプロジェクト「阿寒アイヌアート&クラフトネクスト」です。
当初は阿寒湖畔で活動する工芸家9人が参加し、アイヌの刺しゅうや木彫りといった工芸品の魅力を国内外にPRすることにしています。
新たに開設されたプロジェクトのウェブサイトでは9人を紹介する映像が掲載され、それぞれが工芸家になったきっかけや工芸品に込めた思いを語る様子を見ることができます。
プロジェクトには今年度の国のアイヌ政策推進交付金が活用されていて、来年度はさらに多くの工芸家を紹介するとともに販売イベントなども企画するということです。
釧路市は「アイヌ工芸品をきっかけに文化的な背景や阿寒湖という土地にも興味を持ってもらいたい」と話しています。
https://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20200318/7000019259.html

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芸術さんぽ アイヌ文化交流センター(東京都中央区) 衣服や木箱、現代作楽しむ /東京

2020-03-20 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2020年3月20日 地方版
 人気漫画「ゴールデンカムイ」や、直木賞受賞作「熱源」の影響で、アイヌ民族の文化に興味を持つ人が増えているという。他の博物館は主に資料として収集した着物や民具を展示するのに対し、ここでは現代を生きるアイヌの芸術家による作品を見ることができる。
 色鮮やかな模様と刺しゅうが目を引くのは、さまざまな技法で作られた伝統的な衣服だ。「カパラミプ」は、紺色の木綿の着物に、模様を切り抜いた白と赤の布を縫い付けたもの。1914年に北海道で収集された着物の複製で、オリジナルは英スコットランドの国立博物館に所蔵されている。
 うろこ彫りや渦巻きなどの伝統的なアイヌ文様が全面に彫り込まれた木箱は、大英博物館にも作品が展示される工芸家・貝澤徹さんの作品だ。
この記事は有料記事です。
残り363文字(全文682文字)
https://mainichi.jp/articles/20200320/ddl/k13/040/005000c

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アイヌ民族の唄や踊り音源CD化【新ひだか】

2020-03-20 | アイヌ民族関連
日高報知新聞020.03.19
【新ひだか】町は、三石地区の民族文化の音源の保存をアイヌ施策交付金事業でCD4枚に取りまとめる作業を進めている。
 三石アイヌ協会と三石民族文化保存会の幌村司会長は、アイヌ協会が保管する昭和40年代から古老たちが唄った貴重なカセットテープ17本に収録された音源を業者委託し、CDに収録する作業に着手した。
 昨年から数回の編集会議で、カセットテープを聞きながら、保存音源の編集作業の細かい打合せを行ってきた。
 テープには①収穫の踊り(エホレン)②鶴の舞(チカップネ)③輪踊り(リムセ)―など、亡くなった延岡きえさんや幌村ハマ子さんの唄声が収録されている。     17日の編集会議には現在、ただ一人の唄い手となる村辺コノさん(86)が参加し、「唄の音源を保存することで、節まわしなど細かいところが参考、勉強になり、後世に長く残せるのではないか」と語っていた。  幌村会長は「三石の唄や踊りが民族文化伝承保存の危機にあり、CDに音源を残すことで、後世の人たちの保存活動ができるようにしたい」と話している。
 CD4枚は3月末に完成する予定だ。
http://www.hokkaido-nl.jp/article/16502

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